未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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給料日来てたんで奮発してメガテンⅤVと衝動買いでBOOKOFFにあったヘイズル・アウスラ《ギガンティック・アーム装備》のガンプラを買ってきました。

二万程消し飛びましたが後悔はない!

それといい加減寝落ちがヤバくなってきたんで投稿時間を火曜日、木曜日、土曜日の朝8時に変更します。


少年と双子とX四天王(燼滅刃)その2

 

 

 

ヴィオ視点

 

 

 

~テーブルシティ『中央広場』~

 

 

 

「良く頑張ってくれたわ。

あとはゆっくり休んでいて頂戴。」

 

私はボールに戻したオストガロアに労うように答えるとボールが揺れてオストガロアからの返事のような物が聞こえてくる。

 

とりあえず現状は3:3のイーブンでディノバルドは今オストガロアの『のろい』の効果でそこまで長くは持たない。

そうなるとやっぱり時間との勝負になるけどさっきの防御貫通からして少なくとも『まもる』系不可の『きもったま』持ちみたいなイカれた能力をしているのは確実。

 

しかも厄介な事に周囲一帯にばら蒔かれたこの粉塵が面倒で引火と共に爆発を引き起こしてくるから下手な避け方をしてしまうと今度はこっちの爆発でやられてしまう。

 

もしかしたらと思って採用して訓練していた"あの技"に頼るしか無いけど正直ぶっつけ本番も良いところだわ。

そうなると冷静に相手を見ないといけないわね。

 

「行くわよ!ダルシム!」

「ギキァァァァァァァアアアア!!!!」

 

私は早速ダルシムを繰り出す。

おそらくディノバルドの攻撃のメインはほのおタイプだろうからほのお・エスパータイプのダルシムとも相性が良い。

それにさっきの『せいなるつるぎ』だって効果は今一つに押さえられる。

 

「確かギギネブラってポケモンだっけ。

ディノバルド!様子見で『フレアチャクラム』!」

「ディッバァァァァアアアアアア!!!」

 

ディノバルドは自分の尻尾に噛みつくとギギギギッ!という音と共に大量の火花を散らしながらその尻尾をまるで抜刀術のように解き放つ。

 

すると赤熱化していた尻尾からほのおタイプのエネルギーが円環状に形成されてこちらまで飛ばされ、通った場所の粉塵を連続で爆破させながら進んでくる。

 

そして私は当たる直前くらいにダルシムへと指示を出す。

 

「ダルシム、『テレポート』。」

「ギギッ!」

 

ダルシムは突如その場から消え、私の狙いどおりディノバルドの死角となる真上に出現する。

 

幸いな事に粉塵は滞留こそしているが真上にはあまり飛んでおらず上に飛んでしまえば粉塵爆発も十分回避可能と言えた。

 

「ディバッ!?ディィッ!?!?」

 

よし、早速『のろい』のダメージが入った。

あと3回!

 

「ディノバルド!落ち着いて!

真上に『じんめつじん』!」

「ディノッバァァァァァァァァアアアアア!!!!!」

 

相変わらず対応速いわね……。

 

だけどディノバルドが真上に攻撃なんてどうやらかは正直分かりきっている。

 

ダルシムの身体の向きから考えて……。

 

「ダルシム!半身ずらして避けて!」

「ギギッ!」

「ディッ!?」

「嘘っ!?動きが読まれた!?」

 

ディノバルドは案の定獣竜種特有の脚腰の強さを利用した大きな跳躍と同時に全身を縦に一回転させながら遠心力を利用した斬撃を放ってきた。 

 

「ダルシム!『ズームネック』!」

「ギギァァア!!!」

 

ディノバルドの攻撃を回避したダルシムは羽ばたきもせずに空中で浮遊しながらその首をフルフルのようにあり得ないレベルまで伸ばしてディノバルドへと襲いかかる。

 

今まではゲームだったから普通に見てられたけど冷静に見るとこの首が延びるのかなり怖いわね……。

というか構造どうなってるのかしら?

 

「ディノバッ!?ディィッ!?!?」

 

案の定空中で身体を回転させていたのが原因で回避も防御姿勢も取れなかったディノバルドはダルシムの『ズームネック』で明らかにおかしな軌道で伸びてきた首にぶつかって吹き飛ばされる。

 

更に吹き飛ばされた後にオストガロア『のろい』が再度発動してディノバルドを更に苦しめていく。

 

少なくともこれで体力の半分を削れた。

ディノバルドは抜刀の時こそ瞬間的な速度は凄まじいけどらあんまり動きが速い方じゃないから結構最初読みやすいのよねぇ。

 

「ディノバルド!周囲の粉塵を全部爆発させて!」

「ディィィィィィイイイイ!!!」

 

「やば!?ダルシム!もっと高度を取るために『テレポート』!」

「ギギッ!」

「ディッバァァァァアアアアアア!!!!」

 

ディノバルドが口に加えた尻尾を解き放った瞬間フィールドが大爆発に包まれる。

あんな自爆紛いの行動をするなんて……あれじゃ自傷を起こしてるんじゃないかしら?

 

それにしてもとんでもない煙幕のせいでまともに周囲の状況を確認するだけでも困難ね……。

 

ん?煙幕……目眩まし?

まさか!?

 

「ディノバルド!『XXブレイザー』!!!!!」

「ディィィッバァ!!」

「ギギァッ!?!?」

「ダルシム!?」

 

突如として煙幕の内側から放たれた火球にダルシムが撃ち落とされる。

 

すると落ちていったダルシムの代わりにディノバルドが尻尾を噛んだ姿勢のまま上へと飛んできて空中で抜刀し、十文字斬りを2回の計4連撃の斬撃を飛ばしてくる。

 

ダルシムを中心にその斬撃はXXの時を刻み、大爆発をまた引き起こしてダルシムへと直撃していく。

 

「ギギ……ァァァァアアア。」

 

そして爆発が晴れた後その場には一撃で倒れたダルシムと咆哮を上げるディノバルドがいた。

 

だけどそのすぐ後にオストガロアの『のろい』が起動する。

 

「ディ……ノバル……。」

 

ディノバルドも力尽きたのかその場に倒れて気絶していった。

 

のこり2匹……ようやく二つ名X四天王を全て倒せたけど残り2匹が怖いわね……。

 

 

 

 

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