ライズ視点
~テーブルシティ『中央広場』~
「ごめんなさいライズ、イーブンまで持っていくのがやっとだったわ。」
「いや、十分だ。
最初からあんなとんでもないポケモン達が出てきたんだ。
イーブンにまで持っていけさえすれば十分過ぎる。
あとは俺が何とかするしかないが……俺だってまだまだ手はいくらでもある。」
だが正直な所どれもこれもオストガロア程とは行かないが尋常じゃない力を持っていた。
冷静さを失わないようにしないとな。
テラスタルとウルトラバースト……この両方を同時に使って一気に畳み掛けたい所だがもしやられたらデメリットが大きすぎる。
そうなると別々に切るのが安定といった所か。
「いくぞ!グラビモス!」
「ヴァァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!」
「いっくよぉぉお!!!バルファルク!!!」
「クォォォォォォォォォオオオ!!!!!」
あれは……竜……いや、龍か。
骨格からしてヴィオの言っていた古龍種。
だがなんだあの翼の形状は?
どう考えても羽ばたく事もホバリングすら不可能な形状だ。
だが地上での活動に特化している割にはあまりにも手足が細い。
それにあの翼や胴体等の赤熱化したように深紅に染まっている。
一体どういう環境で生きればこんな歪な進化を?
「ヴィオ、何かこのポケモンについて知っ……てるみたいだな。」
俺はヴィオが知っているようなら情報を聞いておこうと思って振り返ってみたが……肝心のヴィオ本人は顔を真っ青にした上で大量の冷や汗をかいている。
「な……なななな……なんでそんなとんでもないのまでいるのよ!?
というかどういうこと!?なんでその個体暴走してる様子がないのよ!?」
ん?どういう事だ?
暴走?
「おい、ヴィオ?話が見えないんだが?
どういう事か教えてくれないか?」
「……あのポケモンの名前は天彗龍バルファルク。
音速クラスの速さで遥か上空を飛行して殆ど降りてこない事からこの種族自体が既に絶滅していたと考えられていた程目撃情報の少ない古龍よ。
しかもネモが出したこの個体の深紅に染まった翼や胸……これは自分自信ですら制御出来ないほどに活性化したバルファルクの龍属性エネルギー……龍気が焼きたいた結果変質してしまった部位よ。
この個体は『奇しき赫耀のバルファルク』と言われていて自分でも持て余す程の膨大な龍属性エネルギーが活性化して常軌を逸した攻撃性を得たバルファルクの異常個体よ。」
まて、今なんて言った?音速を越える?
だが俺は故郷のアローラに出現したあるウルトラビーストの存在を思い出す。
「まるでUB-04:BLASTER……いや、テッカグヤだな。」
この巨体での高速飛行。
膨大なエネルギーとくればどのような飛行方法かは一瞬で想像がついた。
こりゃ前例を見てなければ冷静に見れていた自信はないな。
「ちなみにその暴走とやらはネモはどうしたんだ?」
「えっとねー、短期間で集中的に鍛えたらどうにかなった!」
…………成る程分からん。
というよりまともに参考にならないな。
しかも良く見てみるとバルファルクもめっちゃ目をそらしてるし……。
ネモの事だから無茶な育て方はしてないだろうが無茶になる一歩手前まて追い込んでいただろうしな。
するといい加減痺れを切らしたのかバルファルクとグラビモスがお互いに唸り声をあげながらフィールドを回るように動き始める。
この手の膠着状態は普通であれば邪魔でしかないが今となってはちょうど言い。
身体の作りから動きを予測しておこう。
「クゥルルルルルル!!」
……見れば見るほど鳥ポケモンに近いがドラゴンポケモン特有の姿も併せ持った不思議な姿だ。
だがやはり翼の形状にどうも違和感を覚える。
まるで槍が3つ重なっているにも見えなくもない独特な翼……良く見ると槍の一本一本が完全に繋がっている訳じゃなさそうだ。ﻹ.-
というよりも何か折り畳んでいるようにも見える。
それにあの尻尾……あれはおそらく空中での姿勢制御用のフィンとしての役割もあるか。
ある程度なら予想は出来るが油断は禁物だな。
まずは能力を上げて様子見といくか……。
「グラビモス!『カチコチボディ』!」
「ヴァァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!」
俺は今回グラビモスをかなり耐久寄りで育ててある。
正直な所持久力勝負で勝てるかどうかかなり怪しい相手だがスピードで勝てない以上はこれ以外に選択肢はない。
……耐えきれよ……グラビモス?
しばらく寝落ちばかりでかけていなかったポケモンのステータスになります
タマミツネ(天眼のすがた)
みず・ドラゴンタイプ
アナザーポケモン
H:90
A:130
B:80
C:130
D:100
S:70
特性
『てんげん』
・場に出た時に一度だけ5ターンの間フィールドを『バブルフィールド』に書き換える(延長不可)
・タマミツネは『バブルフィールド』の効果を受けず、能力変化を逆にする
・ほのおタイプのわざの威力が1.5倍
『バブルフィールド』
・浮いているポケモン以外のすばやさ、命中、回避を2段階下げる
・足を取られてしまい1/8の確率で技が使えない
技
『きつねびあわ』
ほのお とくしゅ 威力60 命中90
・1/2の確率でやけどにする
『らせんそう』
ドラゴン ぶつり 威力110 命中80
『すいげつ』
みず ぶつり 威力120 命中90
・30%の確率で怯ませる
『てんげんほうえい』
ほのお とくしゅ 威力150 命中80
・バブルフィールド下以外で使うと失敗する
・優先度+2
・バトル中一度だけしか使えない
ディノバルド(燼滅刃のすがた)
ほのお・ドラゴンタイプ
アナザーポケモン
H:80
A:170
B:150
C:70
D:60
S:70
特性
『じんめつじん』
・場に出た時一度だけフィールドを5ターンの間ダストフィールドに書き換える(延長不可)
・ほのおタイプのダメージをうけない
・斬る技の威力1.5倍
・まもる系統の技を無視して攻撃する
『ダストフィールド』
・ほのおタイプの技が使用された最に敵味方関係なく威力60のほのおタイプでの攻撃が入る
・『ぼうじん』及び『ぼうじんゴーグル』の影響を受けない
わざ
『せいなるつるぎ』
『フレアチャクラム』
ほのお ぶつり 威力80 命中ー
・必中
・ダメージを与える際にとくしゅ攻撃として扱われる
・30%の確率でやけどにする
『じんめつじん』
ほのお ぶつり 威力100 命中80
・60%の確率でやけどにする
・切断技
『XXブレイザー』
ほのお ぶつり 威力150 命中90
・確実に相手をやけどさせる
・切断技
・連続で使うと失敗する
グラビモスの新技
『カチコチボディ』
ドラゴン へんか 威力ー 命中ー
・自分のぼうぎょ、とくぼうを1段階上げる
・受けるダメージを一度だけ1/2にする
・連続で使うと失敗する