未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子とアナザーポケモン

 

 

~南3番エリア~『ポケモンセンター』

 

流石にウラガンキンとの戦いで皆消耗し過ぎていたのもあって一旦私達はそらとぶタクシーでポケモンセンターまで戻ってきていた

 

「はい、ポケモン達は皆元気になりましたよ」

「ありがとうございます!」

「ほんっと回復速いなポケモンセンター……」

「まぁいつも数秒で全員回復するものね……一体どういう原理なのやら……」

 

ちなみにライズ君はこの疑問に対してジョーイさんに実際聞いたことがあるらしいのだが……

 

『知らなくて良いことって……世の中色々とあるものですよ……』

 

と遠い目ではぐらかされたらしい

なんか怖いんだけど……

 

「とりあえず今日はもう遅いしここでキャンプだな」

「とりあえず皆をボールから出しましょうか」

「……気絶したら頼むわ」

「あー、そっか

ギィギとスクアギル……」

「あいつら余程俺の血が気に入ってるのか俺のしか飲まねぇんだよ……」

「その……ドンマイ

多分進化したら変わる……かもよ?」

「断言出来ねぇんだよなぁ……」

 

ほんとに……その……お疲れ様

 

「さて、私は私で『シュニン』について調べるとしましょうか」

「あー、そういえば分類がライズ君のポケモン達と同じ『アナザーポケモン』だったよね?」

「えぇ、恐らく何かしら共通する物があるとは思うのだけど……」

「でもライズ君の手持ちを見る限り特に共通してそうなの無さそうだよね?」

「えぇ……出ていらっしゃい『シュニン』!」

 

ヴィオ姉はウラガンキンの『シュニン』のボールを取り出して投げ、中から『シュニン』が出てきて軽く地面に座り込む

 

「ラガァ……」

「シュニンなんか眠そうだね?」

「まぁあれだけ戦った後に美味しいものも食べたし無理も無いんじゃ無いかしら?」

「あー、確かにいっぱい動いた後に美味しいもの食べると眠くなっちゃうよね~」

 

すると何かを思い付いたような顔をしたヴィオ姉が話し始める

 

「ねぇ、もしかしたら生息地が同じ所っていうのは無いかしら?

ライズのアイルーに聞けば何か分かるかも」

「確かに!でも肝心のライズ君とアイルーが……」

 

私たちはずっと目を背けていたライズ君達の方を向く

 

「旦那さんんんん!?しっかりしてくれにゃあ!?ってかお前ら旦那さんをいい加減解放しろにゃぁぁぁ!?!?」

「チュウチュウ……♪」

「ずぞぞそぞぞぞ♪」

「んぐっんぐっ」

「……ラァァ……」

「ウル……」

 

そこにはギィギと巨大化したスクアギルに吸血されながら頭をガーグァによって加えられてぶら下がっているライズの姿と、それを心配して助けようとしているアイルー、ジト目でその光景を呆れた様子で見ているバサルモスとウロコトルの姿があった……

 

「……それどころじゃないよねあれ」

「というか……いい加減死ぬんじゃないかしら?」

「……勝手に……殺……す……な」

「チュウ……チュウ……♪」

「ずぞぞそぞぞぞ♪」

「お前らいい加減旦那さんを離せにゃーー!!

され以上吸ったら本気で死ぬにゃ!?」

「ギ?ギィ……」

「ギィル……」

 

 

アイルーの説得により二匹はライズの血を吸うのを止めたのだが肝心のライズは軽く死にかけていた

だがガーグァは……

 

「んぐっんぐっんぐっんぐっ」

「にゃーーー!?!?旦那さんを飲み込もうとするにゃーーー!!」

 

結局皆でライズをガーグァの喉から引っ張り出す事になったのだった

 

_________________________________________________

 

 

 

「んにゃ?ウラガンキンの生息地を知らないかにゃ?

んんーー、確かオババから何か聞いたようにゃ……

うーーーん……」

「じゃあ他のライズの仲間達の生息地とかは聞いたことある?」

「他のにゃ?確か……ガーグァは森林地帯や渓流とかならだいたいいたはずにゃ、ギィギとスクアギルは氷雪地帯とかに多くてバサルモスが山岳地帯とか火山にゃ。

あー、思い出したにゃ、ウラガンキンもウロコトルと同じ火山地帯に生息してたはずにゃ」

「火山地帯……そうなるとウラガンキンの食事に出すのは火山岩系統中心が良いのかしら?

でもパルデアには火山なんて無いわよ?」

「確かににゃ、あそこにウラガンキンが居たこと自体が既に異常にゃ

シュニンは何であそこに居たのかにゃ?」

「ガァ…ウラガァ……ガンキン」

 

あれ?もしかしてアイルーってポケモンの言葉が……

 

「お腹が空いててご飯の鉱石を探して転がってたら気が付いたらここに居たらしいにゃ

ガケガニを食べてたのは殻が美味しかったかららしいにゃ」

「ポケモンの言葉が分かるの!?」

「んにゃ、なんか僕達の仲間のアナザーポケモンだけは分かるにゃ

逆に普通のポケモンの言葉はニュアンスとか伝えたい事みたいな大雑把な事しかわからないにゃ」

「早速以外なのが出てきたわね……

ライズには知ってたのか聞いておきたいけど……この様子じゃしばらく無理そうね」

「旦那さんはその辺はそんなに知らないにゃよ?

というか旦那さん自体がある程度僕より意志疎通こなしてるにゃ」

 

……………

 

「「へ?」」

「だから旦那さんの方が僕よりも意志疎通を使いこなしてるにゃ」

「え?ライズ君もこの子達の言葉分かるの!?」

「んにゃ、でも戦う時は本能で動く事が多いみたいであんまり意志疎通はやりにくいって聞いてるにゃ」

 

ライズ君にそんな特技が……教えてくれればもっとこの子達お散歩?仲良くなれたかも知れないのに……

 

「なんというか……ライズはまだ何かしら話してないことが割とありそうよね」

「あー、たしかに

たまにはぐらかされる事もあるよね

まぁヴィオ姉も人の事言えないと思うけど」

「うぐ……私はいいの!」

 

結局明日の朝までライズ君は気を失っていたけど私達はすぐに一緒のテントで眠って明日に備えることにした

 

もうちょっと色んな事を知りたいな……




マグロ「やっとお仕事が一番忙しい時期が終わった(ヽ´ω`)」
主任「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……」
マグロ「お客様!!困ります!!あーっ!!んぁぁぁあん!?」
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