未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

250 / 300
少年と双子とネモの考え方★

 

 

 

ライズ視点

 

 

~テーブルシティ『中央広場』~ 

 

 

 

ネモはアトラル・カをボールへと戻して顔を隠すようにボールを持った腕で覆う。

 

流石のネモも敗北は悔しいのか……いつもと明らかに雰囲気が違…………あれ?笑ってないか?

 

「ネクロム、お疲れ様。

しばらく休んでいてくれ……本当に頑張ったな。」

「クロロロ……。」

 

ネクロムは流石に限界が来たのか月食ネクロズマへとフォルムが戻り、そのままボールへと戻っていく。

 

それにしても改めて周囲を見渡して見たが……酷い惨状だ……。

 

色んなトレーナーの人に頼んだお陰で多くのポケモンの『リフレクター』や『ひかりのかべ』、『まもる』なんてによって中央のバトルフィールド以外の店や建物なんかはまもることが出来たが肝心の中央広場は大惨事となっており、もはや原型すらまともに残っていなかった。

 

そして周囲の反応は様々であり、ネモが負けたという事実に驚愕する者……あまりにも酷い中央広場の惨状に呆れる者…………中央広場を見て遠い目をしていたり崩れ落ちている修復工事の業者の人……。

 

…………うん、本当に申し訳ないがこればかりは押さえるの無理。

というか外でやろうものならもっと被害がとんでもないことになってたかもしれない……。

 

「や……。」

 

するとネモが何かを小さく呟く。

 

「「「や?」」」

 

俺達三人はとりあえずバトルが終わったのもあって集まっていたが皆してネモの呟きに疑問を感じた。

 

「やったぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ!!!!!!」

「げぶらっ!?」

「ちょっ!?」

「ライズ君!?」

 

ネモは感極まったのか両手を上げて喜んだと思ったら俺達の所に走ってきて飛びかかってくる。

 

咄嗟の事にヴィオとレティは横に逸れることで避けれたが俺はちょうど2人の真ん中の位置にいたのもあって前に良ければ『とびひざげり』、後ろには避けようとしても確実に捕まるとか言う状況で結局避けれずにネモによって押し倒されてしまった。

 

というか後頭部を地面にぶつけたせいでめちゃくちゃ痛いんだが……。

 

「すごい!すごい!三人は最強だ!嬉しいなー!」

「げぶっ!?ぐふっ!?がはっ!?」

「嬉しいのはわかったから離れなさいいい!」

「まって!?その姿勢で跳び跳ねたらライズ君が大丈夫じゃないから!?」

 

ネモは2人の様子が見えていない……というか俺達が勝ったという事実に興奮を隠しきれないのかその場で何度も跳ね上がって喜んでいる……が、下敷きにされている俺はその脚で何度も踏みつけられる羽目になっているので先程の戦闘でネクロムが感じた痛み以上のダメージがどんどん来る。

 

「だって私本気で戦ったのに……本気で……くうぅぅぅぅうううう!!!

アーッハッハッハ!!!」

 

情緒不安定過ぎるだろ!?一体どうしたんだっ……っていい加減離れろ!?

 

「あぁ、ごめんごめん!

でもさでもさ!ポケモン勝負ってさ!思っている以上にずっと!ずーっと!楽しいよね!」

「「うんうん。」」

 

すると外側で見学していたオモダカさんと校長先生が深く頷く。

 

まぁバトルはかなり奥が深いし飽きないからな……。

 

「えい!」

「うわっ!?」

「ちょっと!?」

「イッテテテ……。」

 

そしてネモは俺達三人に抱きつくように腕を回してくる。

 

「ありがとう!次は負けないよ!」

「全く……ネモったら相変わらずね。」

「ふふっ!でも次だって負けないよ!」

「それは別に良いんだがもう少し周囲へ気を配ってくれ……。」

「えへへへ……さっ!三人とも!一休みしたらもう一度!

ポケモン勝負……しよ?」

 

俺達三人はその一言によって一斉に固まり、お互いを見つめる。

 

うん、言いたいことは分かる。

 

とりあえず言うとするなら……。

 

「「「勘弁して!?これ以上はフィールドというか街が持たない!?」」」

「次はどの子で戦おうかなぁ~!?」

「「「ちょっ!?」」」

 

ネモはすでにもう次のバトルに使うポケモン達を吟味しているようでこのままではどうあがいても夜が明けるまでバトルする羽目になるのを俺達は悟った。

 

「レティ……ヴィオ……。」

「ええ……。」

「うん……。」

「逃げるぞ!!!」

「ミライドン!」

「コライドン!」

「ガーグァ!」

 

俺達は早速自分達のライドポケモンを出してその背に乗って急いで逃げることにした。

 

「あ!?ちょっとまってよ~!?!?」

「こんな規模のバトル何度もやらかしたらテーブルシティが持たない!」

「最低でも被害が少なそうな場所まで逃げるわよ!」

「ヴィオ姉!?ライズ君!?なんかネモがまた新しいポケモン出して追って来てるよ!?

というかまた見たこと無いんだけど!?」

「ギュォォォォォォォォォオオオオオオン!!!」

「まてーー!!」

 

するとヴィオはまた顔面を蒼白にしていく。

 

やっぱりあれもアナザーポケモンのようだ。

 

「なんで鏖魔ディアブロスまでいるのよぉぉぉぉおおお!?!?」

「ギュォォォォォォォォォオオオオオオン!!!!」

「アーッハッハッハ!!!この子基本言うこと聞かないから移動する時だけ手伝って貰ってるんだー!!」

「「「ふざけろぉぉぉぉおおお!?!?!?」」」

 

 

結局俺達は日が暮れても追いかけ回されていったのだった……。




しばらく寝落ちしてばかりであんまり後書き書く余裕無かったのでバルファルクとアトラル・カの能力乗せときます。


バルファルク(奇しき赫耀のすがた)
アナザーポケモン
ドラゴンタイプ

種族値
H:100
A:130
B:60
C:135
D:55
S:170

特性:『()しきかくよう(赫耀)
・自分に対してドラゴンタイプの攻撃をされた場合最大HPの1/3を回復し、すべての能力が一段階上昇する(引っ込むまで一度しか発動しない、二回目以降は吸収のみ)
・タイプ相性が特殊なものになり、『ほのお』、『みず』、『こおり』、『でんき』タイプの攻撃が効果は抜群として扱われる


『りゅうきかっせい』
ドラゴン 変化 威力- 命中-
・『くしきかくよう』の効果を発動させる
・自分に更にドラゴンタイプを追加させる(この場合バルファルクのタイプはドラゴン・ドラゴンになり、弱点を含めた補正が全て倍になる)

りゅうきだん(龍気弾)
ドラゴン 特殊 威力25 命中90

・2~5回当たる
・当たったポケモンのドラゴン以外のタイプを消す

りゅうせん(龍閃)
ドラゴン 特殊 威力100 命中100

・相手のタイプ相性を無視して攻撃する
・当たったポケモンのドラゴン以外のタイプを消す

しゅうげき(襲撃)
ドラゴン 物理 威力160 命中-

・1ターン目に遥か上空へと上昇し、2ターン目に攻撃をする
・必ず命中する
・相手のタイプ相性を無視して攻撃する
・当たったポケモンのドラゴン以外のタイプを消す
・1ターン動けなくなり、すべての能力が一段階下がる



アトラル・カ
アナザーポケモン
むし・はがねタイプ

種族値

(本体)     (アトラル・ネセト)
H:150     H:150
A:90      A:130
B:80      B:160
C:90      C:90
D:100      D:160
S:90      S:10

特性『じょおうのぎょくざ』
・テラスタルした際にフォルムチェンジをして能力が大きく変化する
・一部の技の効果が変化する


『ミサイルばり』(変化後)
はがね 物理 威力15 命中85

・2~10回当たる

『たいほう』
ほのお 物理 威力100 命中80

・必ず『やけど』にする
・『リフレクター』や『ひかりのかべ』を破壊する

『スレッドブラスター』
むし 変化 威力- 命中85

・必ず後攻になる
・相手の素早さを2段階下げて次のターン動けなくする

げきりゅうそう(撃龍槍)
ドラゴン 物理 威力150 命中90

・ドラゴンタイプのポケモンに1.5倍の威力になる
・反動で1ターン動けなくなる
・タイプ相性を無視する
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