レティ視点
〜ゼロラボ(タイムマシンの間)〜
相手のミライドンとコライドン……確かに能力は私達のミライドンとコライドンよりも上だけどかなり動きが雑だからなんとか戦える。
でも体力も強さも劣っているのは確実だから受けないように立ち回らないと……。
それにしても『ひひいろのこどう』……晴れでかくとうタイプの威力まで上げられるって凄い特性だなぁ。
『『我々ノ楽園ハ壊ささささセなイ。
殲滅■準備ヲ開始スル……!』』
博士AI達……いや、楽園防衛プログラムがそう言うと何か電子的に命令したのか技の指示を出して無いのにミライドンとコライドンがいきなり動きを変えた。
「「グォォォォォォォォォォオオオオオオオオ!!!!」」
ミライドンが『じゅうでん』、コライドンが『ビルドアップ』をして能力を上昇させ、力を溜め始める。
アレは明らかに大技の準備だよね……。
「ミライドン!顔面に『イナズマドライブ』!」
「へっ!?」
「「アギャッス!?」」
何やってるのヴィオ姉!?
ミライドンは若干困惑しながらもヴィオ姉の指示通りに動いて相手のミライドンの顔面に攻撃を仕掛ける。
だけど『じゅうでん』で耐久力が上がっているせいかそこまで大きなダメージにはならなかった。
それはそれとして手段選ばなすぎだよヴィオ姉……。
「……ギャッス?」
やめて、私はそんな事はしないからそんな目で見ないでコライドン……。
「なんかヤバイよ二人とも!
な、なんとか『こらえて』……!!」
こらえるって言っても……ん?
私は改めてスマホロトムでミライドンの技を確認する。
っ!よし!
「ヴィオ姉!」
「わかってるわ!」
やっぱりヴィオ姉も気付いてる。
双子だからか昔から息は合うんだよね。
『『時ハ満ちタ、夢ノ礎トナリタまエ!』』
「「グルォォォォォォォォォォオオオオオオオ!!!!」」
ミライドンとコライドンの貯めが終わるとミライドンが『はかいこうせん』、コライドンが『ギガインパクト』を放ってくる。
どう考えても耐えられる威力じゃない。
なら無理矢理耐えられるように調整するだけ!
「ミライドン!」
「コライドン!」
「「『こらえる』!!」」
「「アギャァァアス!!」」
私達は攻撃が来る前に2匹に『こらえる』を使わせてなんとか耐えることに成功した。
それに今は二匹とも技の反動で動けない、畳み掛けるなら今しかない!
「よく耐えたな!オマエらならやれる……やれるぞ!!」
ペパーが珍しくかなりテンションを上げている。
なら期待に応えなくちゃね。
それにしても……。
「〜〜♪」
「…………。」
ライズ君に膝枕良いなぁ……私だって……。
「ミライドン!『イナズマドライブ』!!」
「コライドン!『アクセルブレイク』!!」
「「アギャァァァァァァアッス!!!」」
やる気を出した2匹の攻撃が上手く直撃するけどやっぱりかなり耐久力が高い……反動中に倒しきれなかった!
「うそ!倒しきれない!このままだと不味いよ!」
「ね、ねぇ!二人のテラスタルオーブ光ってない!?」
私はボタンの言った言葉に反応してぶら下げてあったテラスタルオーブを手に取る。
確かにエネルギーが溜まりきってる。
ここのエネルギーは全部タイムマシンに持っていかれてると思ってたけど違ったんだ!
「二人とも!テラスタルで決めちまえ!!」
「…………っ!お前らなら勝てる!!いけ!ヴィオ!レティ!」
「もう、無茶は駄目だよ♪」
「むぐ!?」
ライズ君は身体を動かすのも辛いはずなのに無理矢理身体を起こして私達に元気をくれる。
その後にあの子に抱かれて胸に顔を埋める体制にさせられてたのには後でちょっとOHANASHIがあるけど今は集中しないと……!
むぅぅぅぅぅううう!!!
「「テラスタル!!」」
私達はお互いにテラスタルオーブを投げてミライドン、コライドンをドラゴンタイプのテラスタルにする。
これならあの技でトドメまでいけるはず!
「ミライドン!」
「コライドン!」
「「『テラバースト』!!!」」
「「アギャァァアス!!!!」」
ドラゴンのブレスのような技へと変化した『テラバースト』は吸い込まれるように相手のミライドン、コライドンへと直撃する。
「「グッ!?ォォォォォォォォォォォオオオオオ!?!?!?!?」」
最初はこらえていた2匹だけど弱点というのとタイプ一致テラスタルによる威力増加が乗っている為にどんどん押し込まれていく。
「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!」」
「「アギャァァァァァァァァァアアアアアアアアス!!!!」」
最終的にこらえきれなくなったのか相手のミライドンとコライドンはタイムマシンが迫り上がって出来た塔へと叩きつけられてきぜつした。
それと同時にテラスタル結晶に覆われていたAI博士たちも体中に張り巡らされていた結晶が弾け飛んだ。