この度リハビリもかねて『ロストブォーン』という方とコラボをすることになりましたので投稿させてもらいました。
と言ってもロストブォーンさん側が諸事情により作品を投稿しづらいとの事なので今回はこちら側の小説にロストブォーンさんの考えたキャラを登場させる形になります。
正直書くよりも300話あるこれを読み直して色々と思い出すほうが時間かかりましたw
それではどうぞ
エリア・ゼロの一件から数週間が経ち、色々と学会に発表しなきゃいけない物やリーグ等への説明を行わなければイケなかったりで俺は様々な所に引っ張りだこになっていた。
それに加えて自宅にはなぜか毎回ミラルーツことシロちゃんが居座っており、何度かヴィオ達をからかいながらも俺へと絡んでくる為、中々退屈しない日々を送っていた。
さらに言えばあれからヴィオ達との関係も少し変わり、俺の家になヴィオ、レティ、さらにボタンの三人がしょっちゅう遊びに来るようになっていた。
ただまぁ約一名いつも通りな奴も来ているが……
「ラーーーイーーーズーー氏ーーー!!!」
「あら?またナンジャモちゃん来てるみたいだね〜」
シロちゃんがソファーに寝っ転がりつつポテチを咥えながらそう呟く。
「はぁ……懲りないなあいつ。」
少なくとも玄関から入ってきていないのは確実だった為俺は壁にあるボタンを叩きつけるように押した。
正面から入れば普通にもてなしてやるというのに……
「ほへっ!?ギニャァァァァァァァアアアアア!?!?!?」
『ナンジャモォォォォォオオオ!?!?』
『知 っ て た』
『い つ も の』
『親の顔よりも見た光景』
ナンジャモが見事なまでに部屋のトラップに引っかかってリーグ行きの大砲へと詰められていく。
ピタゴラスイッチ形式で大砲まで吹っ飛ばし続けたから流石に動けんだろう。
それはそれとして俺はすぐにチリさんに電話を入れる。
『もしもし?チリちゃんやで〜、これまた急にどしたん?』
「あー、悪いんですがいつものです、今から発射するんで説教頼みます。」
『ああぁ……またナンジャモちゃんか。
ええよ、チリちゃんにまかしとき……なんかいつも悪いなぁ。』
「いえ……もはや慣れたんで」
『せやろなぁ……また何かあったらいつでも連絡してき』
「ええ、ありがとうございまさチリさん。」
俺はそう言って通話を切り、ナンジャモをリーグまで発射する。
『いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?』
悲鳴が聞こえてきたがいつもの事だ……すると正面玄関のインターホンが鳴り、ヴィオ達がカメラに映っていた。
「あ、ヴィオ達だ〜ってあれ?なんか気配が多いような??」
シロちゃんの言っていたことは気になっていたが俺とシロちゃんは玄関でヴィオ達三人を迎え入れようとするとそこにはヴィオとレティ、ボタンに加えてもう一人の姿があった。
「あ、ライズ君こんにちわ〜!ライズ君にお客様来てるよ〜!」
「いつも悪いわねライズ、ちょっと貴方に用があるそうだからついでに連れてきたわ。」
そこにいたのは白髪に黒と暗めのオレンジのオッドアイが特徴的な人物だった。
黒の革ジャンにチェーン付きのジーンズ、さらに黄色と黒の混ざったフィンガーレスグローブを付けている。
それにしてもこの人物どこかで見たような……?
「お久しぶりです、ライズさん。
以前お会いしたのは3年前のクロエラス社の発表会の時でしたか。」
「クロエラス……あぁあの時の御曹司のリオンか!
確かカロスの学園にいたんじゃなかったか?」
俺は彼と会った時の事を思い出した。
三年前、彼の父が社長を務めている製薬会社である『クロエラス社』、そこでの新薬の発表会には俺も出席していた為一度顔合わせを済ませていたのだ。
当時の俺は何かとコネを作る必要もあった為に他の博士たちも噛んでいる事業なんかに誘われては共に参加していたのだ。
当時はプラターヌ博士からの誘いで彼とは同年代なのもあり話が弾んだのをよく覚えている。
「もー、ライズ君学校にぜんぜん来ないからそれで気付かなかったんだろうけど……」
「リオンなら5日ほど前にこっちに留学してきてたわよ?それに留学生の話ならしてたでしょ?」
「う……学校にぜんぜん行ってないのはウチも同じだから罪悪感が……」
そういえば確かにここ数日レティ達が話題に挙げていたな……その時はリオンの名前までは聞けなかったから全くの想定外だった。
あとそれはそれとしてボタンにまで飛び火してなんかダメージ受けてるんだが?
「とりあえず立ち話もなんだから上がっていってくれ。
それと無理に敬語を使わなくていい、確かに俺もお前も立場はあるが公式の場じゃないからな、以前と同じでいいよ」
「っ!あぁ、そうさせてもらう……わりぃな突然来ちまって。」
「それじゃあお邪魔しまーす!」
「というかもはやただいまって感じよねほんと……毎日来てるし」
「う、ウチは流石に……あっまって!?腕引っ張らないで!?」
遠慮していたボタンがシロちゃんとヴィオに引きずられる形で連行されていった。
リオンは唖然とした顔でその様子を見ていった。
「いつもの事だ、気にするな。」
「……いやこれがいつものってどんな生活してるんですか。」
「まだマシなほうだぞ?」
するとリビングまで向かったレティからこっちまで声が聞こえてくる。
「あ、ライズ君!もしかして今日もナンジャモ来てた?」
「あぁ、もう大砲に詰めてリーグまでぶっ飛ばしたよ。」
「!?」
「あ、やっぱり!」
「懲りないわよねぇ〜」
横のリオンがあまりにもおかしいパワーワードに絶句するが俺はソレをスルーしてリビングへと向かっていった。
それにしても……確かリオンには彼女だったか幼馴染だったかで隣にもう一人同年代の少女……確か『ハツキ』とか言う名前の少女が居たはずだが……彼女は留学してきていないのだろうか?
それに態々俺に用となるとまぁ間違いなくアナザーポケモン関連なんだろうが……今度は一体何が来るのやら……。