未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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Googleの通知が来て自分の誕生日が今日だったのを思い出す自分……
だんだん自分に興味を無くしてきてる気がするワシは枯れ始めてきてるのだろうか?

とりま今日は文字多めでごぜーます


少年と双子とネルケ

 

 

~セルクルタウン~

 

 

カエデさんのアルセルタスとの戦いが終わった後、ライズ君は気絶してしまって倒れてしまったので一度このタウンにある診療所に連れてきた

 

結果としては単なる貧血で血を一度に失いすぎたかららしい

 

元々ライズ君は毎日かなり血を吸われてるのもあって毎日貧血気味だったので今回の吸血がトドメになったのだろう

とりあえず診療所のベッドで休ませる事にして私達はライズ君が起きるまで看病をすることにした

 

「……うぐっ!?」

「あ、まだ起きちゃダメだよ!?

今日1日安静にしてなきゃ!?」

「ここは……」

「セルクルタウンの診療所よ

それにしても気絶する程ってどれだけ飲ませたのよ?」

「クギュウ……」

 

スクアギルはライズ君が倒れた後ずっと彼から離れずに心配していた

自分が原因で気絶させてしまったと思っているようでずっと申し訳なさそうにしている

 

「気にすんな……このくらいは覚悟していた」

「クアギィ……」

「お前の進化の近道になったって考えれば安いもんだよ」

「クギ」

「ねぇライズ君、スクアギルの進化の条件って具体的にどんな感じなんだろ?」

「スクアギルの進化の条件の一つが大量の血液だってのは分かってる、どうもこいつが成体になるためにかなりの量を吸わなきゃいけないらしくてな」

「クギュ!」

「まぁこいつが俺の血の味が好きなのもあるんだがアイルーに通訳してもらった結果こいつの本能に刻まれた行動みたいだな」

「クアギ~♪」

 

ライズ君はスクアギルを優しく撫でながらそう呟く

 

「ならあの時進化しようとしたのは……」

「多分進化に必要な量の血を吸い終わったんだろうな

とはいえ進化したくても出来なかったって感じだったしまだ何か条件があるんだろうな」

「クギュウ……………クゥ?」

 

スクアギルも考えているみたいだけど結局首を傾げていた

 

「はぁ、とりあえず考えても答えはまだ出なさそうだな

俺はとりあえず先に寝させて貰うわ」

「あ、ごめんね?疲れてるのに……」

「割と慣れてるから問題ねぇよ

とりあえず明日にはスター団のあく組を軽く偵察しに行くぞ」

「へっ!?まだライズ君寝てないと!?」

「言ったろ?慣れてるって

明日には動けるようになってるよ」

「貴方……どれだけ血を吸われてるのかしら……」

「ざっと3年だな」

「長ッ!?」

「ま、そういう事だ

じゃあまた明日な」

「うん、また明日……」

 

ちょっと心配だけど私達はそのままセルクルタウンで宿を取って寝ようと……思ってたんだけど……

 

「ごめんなさいね~今日は収穫祭なのもあってどこも部屋が満員なのよ~」

 

そうだった……今日は収穫祭で人が多いんだった……予約でもしてないときついよね……

 

結局ポケモンセンターの近くでテントを張って寝ることにしたのだった

 

 

 

 

_________________________________________________

 

 

翌朝診療所にライズ君の様子を見に行くとホントにピンピンしていて驚いた

ただベッドの上がスクアギル、ギィギ、アイルー、ウロコトルとかなり重そうだった……

 

「見てねぇで……助けろ……」

 

というかライズ君が重さに潰されかけてた……

 

「ってうわぁ!?早く助けないと!?」

 

結局ライズ君はなんとか無事で済んでたんだけど半日程休息してから旅を再開することになった

 

 

 

 

マップアプリを確認しながらスター団のアジトへと向かってしばらくすると柵で囲われた集落のようなものが見えてくる

遠目から見た所大きさとしてはかなりの規模になりそうだった

 

するとヴィオ姉のスマホロトムに誰かが電話をかけてきた

 

ロトロトロトロト……

 

ピッ

 

あ、切った……

 

ロトロトロトロト……

ピッ

 

ロトロトロト……

ピッ

 

ロトロt……

ピッ

 

r…

ピッ

 

ヴィオ姉の反応からして多分カシオペアなんだろうなぁ……

 

しばらく続けていると今度はライズ君のスマホロトムが勝手に起動して通話アプリを起動する

そしてスマホから男の声かも女の声かもわからない合成されたような音声が聞こえ始める

 

『……カシオペアだ

なかなか酷いじゃないか……バイオレット』

「あれからかなりファイヤーフォール分厚くしたはずなのだけれど……」

『あぁ、そこそこ面倒だったが対抗プログラムをすぐに組んでボタン一つで解除出来るようにさせてもらったよ』

 

余裕そうなカシオペアにヴィオ姉が額に青筋を浮かべている

 

『さて、スター団のアジトが近いな

場所的にアジトがもう見える距離ではないかね?』

 

あ、やっぱりバレてる

 

『ここまで来たと言うことは協力してくれると言うことで良いのかな?』

 

「うん、なんかいろいろと迷惑かけてるみたいだし」

「はぁ……仕方ないわね」

「俺も無関係って訳じゃないからな……」

 

『……?ありがとう

これで貴方達も同士……スターダスト大作戦を決行するメンバーだ!』

 

「ちょっと待ってくれ」

 

すると背後から声をかけられる

ってあれは……

 

「なぁその話……オレにも噛ませてくれないか?」

『……誰だ!?』

 

「ぶふ……」

「ちょっとヴィオ姉!?」

「ク……クク…………」

「ライズ君まで……」

 

その人物を見た瞬間ヴィオ姉は吹き出しながらも笑いを堪えており、ライズ君も腹を抱えてはいるけど笑いを堪えていた

 

「オレはネルケ」

 

ネルケと名乗る人物はそのリーゼントを撫でてカッコつけながら名乗る

 

……かなりイタい……

 

『いつから聞いていた?』

「おいおい、警戒すんなってオレはコイツのツレだ

だよな?スカーレット?」

「え?あーその……そうかな?」

「おいおい!あいかわらずシャイなヤツだな!」

 

やめて……お腹痛くなってきた……

 

『スター団を相手にするんだ

これは遊びではないのだが?』

「分かってるさ……オレも団とはいろいろあるんだ

自分で言うのもなんだが良い仕事するぜ?」

 

彼はサングラスの位置を直したりしながら腕を後ろに置いている

もう立ち方から癖まで完全に……ヤメテオナカイタイカラ

 

『…………

今はニャースの手も借りたい

貴方も同士としてむかえよう』

「決まりだな

カシオペアさんだっけか?あんたは何者なんだ?」

『わたしカシオペアはスター団の元……

関係者とだけ言っておく』

「……そうか

詳しくは聞かないでおくぜ」

 

クラべ……ネルケはサングラスの位置をを直しながらカッコつける

 

『……それでは早速スターダスト大作戦の説明だ』

「具体的に何をするんだ?」

『ひらたく言ってしまえばスター団アジトへ乗り込み、チームをまとめるボスたちを倒して……

その座から降ろす!』

「降ろす……?

引退させるってことか?」

『そうだ……スター団には5つのチームがあり

それぞれがアジトを持っている

近くにゲートが見えるはずだ』

 

私達はカシオペアの言葉を聞いて改めてスター団のアジトと思われる集落を見て、その入口と思われる少し大きな扉を見つける

 

「……あれだな」

「良く見るとゴングもあるわね?」

『その先はスター団のアジト……

奥にはターゲットであるチームのボスがいるはずだ』

「……なるほど?」

『スター団には掟がある

ボスは売られたケンカは必ず買わなければならない

そして……買ったケンカに負ければボスを引退しなければならない

先ほど各アジトにスカーレット達の名前で宣戦布告をしておいた』

 

いきなりなにやってんの!?!?

 

「ヲイ……」

 

『つまり私達はスター団なケンカを売ったんだ』

「ボスを倒せばそいつはボスをやめると……」

『ボスがいなくなったチームは統率を失い自然消滅するだろう

ただし問題もある

アジトの中は広く侵入者を阻むポケモンがうようよしている

ボスの元へたどり着くには並みのトレーナーでは難しい

だからこそスカーレット達と手を組ませてもらった

アジト内のポケモンを倒し、ボスを引きずり出してくれ』

「わかった」

「任せて」

「了解だ」

『まずはアジトに入らねばな

ゲート前の見張りを片付けてくれ』

 

するとネルケが疑問に思ったのかカシオペアに質問する

 

「あんたはどうするんだ?」

『……先ほど言ったようにわたしは団の元関係者だ

表立って行動出来ない……

遠くからサポートさせてほしい』

「まぁ確かに団からすればカシオペアは裏切り者になるわけか……仕方ないだろう」

「オレに何か出来ることは?」

『すまないがネルケ……わたしはまだあなたを完全には信用できてない……

アジト周辺の監視と三人のサポートを頼もう』

「慎重派は嫌いじゃないぜ」

『作戦が進んだら連絡する

それでは健闘を祈っている』

 

そう言い残してカシオペアは通話を終了する

 

「さて、頑張ってくれよ?三人とも」

「あの……」

「いい加減ツッコませてくれないかしら?」

「何やってんだよ校長……」

「おっと、オレの正体についてはお口にジッパーで頼むぜ

今のオレはネルケ……

そういうことにしておいてくれ」

 

そういいながら校ty……ネルケはリーゼントを撫でてカッコつけて振り向き、去っていく

 

「「「ダサい(ダセェ)……」」」

 

「ふぐぅっ!?」

 

私達はとりあえずスター団のアジトへと乗り込む準備をしはじめるのだった




マグロ「あ、スター団でもモンハンモンスターが出てきますのでお楽しみに」
ライズ「こっちは洒落になってねぇんだよ……」
マグロ「タイプはあく・ひこうの予定でございます」
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