~スター団『チーム・セギン』アジト内部~
「俺達じゃ敵わない!?ボスを呼んでくるんだ!」
俺達は作戦通りシュニンによる理不尽な速度でのころがるでしたっぱのポケモンを蹂躙しながら場を混乱させ、残ったポケモン達を各個撃破して行くことでボスを引きずり出すことに成功していた
するとアジトの奥に設置してあるかなり大型なテントからとんでもない物が出てくる
「んなっ!?」
「何あれ!?」
「デコトラ?」
ヴィオが何言ってるかはよく分からんが車輪には『ブロロン』、そして正面のエンジン部分にはその進化系である『ブロロローム』が取り付けられ、全体がネオンにより眩しい超大型の車が『ブロロローム』のパイプから炎を吹き出しながら出てきたのだ
そしてその天辺にはイヤホンをかけながらノートパソコンを弄っているDJのような姿の男が乗っていた
おそらくあれがボスであるビーニャなのだろう
「ド派手にやってくれるじゃん!
侵入者ことバイオレットくん、スカーレットくん、ライズくん
ボクはピーニャ!
a.k.a. DJ悪事!
まぁ好きな方で呼んでくれ」
「a.k.a.?ナニソレ?」
「呼びにくい、ピーニャでいいだろ」
「異議なし」
「うぐっ、意外と酷いな君ら……
さて、さっそくだけどここで潰れてよ
レクイエム流すからさ」
「そのレクイエムがお前用にならなければ良いがな!
二人とも、相性はアイルーが良い、俺に任せろ!」
「分かったわ、気を付けなさいよ!」
「がんばってね!」
「なかなか言ってくれるじゃん
さぁ!パーティーのスタンバイ!
本当にチルアウトさせてやるよ!
いけ!コマタナ!」
「コマッ!コマッタナッ!」
「いくぞアイルー!」
「任せろにゃー!」
アイルーはやる気を滾らせているようで自慢のブーメランを力強く降っている
「喋るポケモン!?見た感じニャースっぽいがリージョンフォームか!?」
うん、こいつを初めて見たやつってだいたいみんな同じ反応をするんだよなぁ……たしかニャースはリージョンフォームがいくつかあるんだっけか?
「とりあえず先手必勝だ!コマタナ!『メタルクロー』!」
「アイルー!『きりさく』で受け止めろ!」
「コマッ!」
「こんにゃろ!」
アイルーの『きりさく』とコマタナの『メタルクロー』がぶつかり合ってつばぜり合いとなる
力はお互い互角のようでお互いに硬直する
「アイルー!一気に引け!」
「あいにゃ!」
「コマタッ!?」
「まずっ!?」
アイルーがつばぜり合いでお互いに押し合いになっている所をいきなり引いた為に力を入れ続けていたコマタナがバランスを崩して前に倒れようとする
「アイルー!『タルばくだん』!」
「うにゃぁぁぁぁあ!!!」
アイルーが樽型の爆弾をどこからともなく取り出してコマタナへとぶつける
「コマタァァァァアアア!?!?」
「コマタナッ!」
『タルばくだん』はほのおタイプの技であり、はがね・あくタイプであるコマタナには効果はばつぐんだ
「コマ……タナ……!」
コマタナはトレーナーであるビーニャを心配させまいと気合いでなんとか耐えきっていた
「よく耐えたコマタナ!『つばめがえし』で仕返ししてやれ!」
「コマッ!」
「うにゃっ!?」
「タッナッ!」
「うにゃぁぁぁぁあ!?!?」
アイルーはコマタナが急に近付いて切りかかって来たのをなんとか避けたが、地面に刃が当たった瞬間いきなり刃の角度が大きく変わってアイルーへとまた襲いかかり、そのまま避けきれずに直撃してしまう
『つばめがえし』は必中であり、避けることが出来ないのだ
「アイルー!」
アイルーはノーマル・かくとうタイプのポケモンであるが為にひこうタイプであるつばめがえしは効果はばつぐんとなる
だがアイルーは故郷の環境がゆえか自分よりも大きく、そして強いポケモンとの戦いには慣れていた
「大丈夫にゃ!」
「よしっ!ならいくぞ、『かんつうブーメラン』!」
「うにゃぁぁぁぁあ!!!!」
アイルーは自慢のブーメランを力強く投げつける
「コマタナ!『メタルクロー』で受け止めろ!」
「コマッ!ッ!?コマタッ!?」
だがアイルーの『かんつうブーメラン』はそんなコマタナをいとも簡単に貫いて戻ってくる際にもコマタナへと直撃して致命的なダメージを与える
これはかくとうタイプの技でもある為にはがね・あくタイプであるコマタナには耐えきるのはかなり厳しいのだ
「コマタ……コマッ……」
コマタナはタイプ一致の四倍弱点となる攻撃を直撃してしまい耐えきることは出来なかった
「よくやったコマタナ……」
「うにゃぁぁ!どんにゃもんだ!」
「確かにやるじゃないか……だがボクのライヴはこっからBPM上げてくからさ!
いくぞ!ブロロローム!いや、『セギン・スターモービル』!!」
『『『ブロロロァァァァァァァアアアアアア!!!』』』
エンジンとして合体しているブロロロームとタイヤに変わり脚となっている二匹のブロロンが同時に咆哮を放つ
「やっぱそうくるか……アイルー!やれるか!?」
「まだまだ行けるにゃ!旦那さん!一気に倒すにゃ!」
「良い信頼感じゃないか!だけどボクの、いや、ボク達のスターモービルはそう簡単にはやられないぞ!!」
単純に考えればメインエンジンはブロロローム、移動用のタイヤはブロロンである為にはがね・どくタイプであるこれらのポケモンにはじめんタイプの技が致命的な弱点となっている
だが俺にはあまり効果が無さそうな予感がしていた
「とりあえず様子見だ!『あなをほる』!」
「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ」
アイルーは凄まじい勢いで地面へと潜って姿を消した
「セギン・スターモービル、冷静に対処するぞ……」
「アイルー!ブロロンを狙え!」
「うにゃぁ!うにゃっ!?」
突如としてタイヤとなっているブロロンの真下の地面からアイルーが飛び出して一気に仕留めようとするがブロロンはそんなにダメージを受けておらず、致命傷に全然なっていなかった
「やっぱりか……そいつらタイプが変わってるな!?」
「へぇ、今の一瞬で気付いたんだ……だけど気付けるのと対処出来るのは別問題だよ!!『ダークアクセル』!!」
『『『ブロロロァァァァァァァアアアアアア!!!』』』
「うにゃぁぁぁぁあ!?!?!?」
「アイルー!!」
アイルーはセギン・スターモービルが突如としてフルスロットルで動き出した際の衝撃に巻き込まれて大きく吹き飛ばされる
「さぁさぁ!どんどんアゲていくぞ!っ!?」
だがビーニャは突如としてアイルーがそんな中でもアイルーが立ち上がるのを見て違和感を覚える
「うにゃ……」
アイルーの肉体が淡く水色の光を纏い始めているのだ
「う………うにゃぁぁぁぁぁあああああ!!!」
まさしくそれはライズにこれ以上負けさせたくないというアイルーの意地が起こした奇跡でもあった
そして光が突如として弾け、そこに立っていたのは………
「にゃ?」
ま っ た く す が た が 変 わ ら な い ア イ ル ー の す が た だ っ た
マグロ「(ФωФ)うい」
アイルー
アナザーポケモン
ノーマル・かくとう
特性:げこくじょう(自分よりも種族値合計が高いポケモンへのダメージが上がる《1.3倍》)
種族値
H:65
A:80
B:57
C:20
D:63
S:75
わざ
かんつうブーメラン:まもる、みがわりを貫通して二回攻撃
する
威力40 命中100 かくとう 物理
タルばくだん:お互いの能力変化の効果を受けない
威力85 命中90 ほのお 物理
進化系
?????
アナザーポケモン
ノーマル・かくとう
特性:?????(持たせた道具により第一タイプが変更、自分よりも種族値合計が高い相手へのダメージが上昇《1.3倍》)
種族値
H:85
A:110
B:75
C:20
D:75
S:120
進化時に覚える技:???????(フォルムが変化して攻撃力が2段階、すばやさが1段階上がる。フォルムが変化すると技名が変化する)