~ハッコウシティ~『ライズの自宅』
「おはこんハロチャオ~(小声)
何者なんじゃ?ナンジャモです!
今日はある思いつきでちょっち視聴者の一人の協力を得ながらライズ氏の自宅に来ております」
『おはこんハロチャオ~……いや眠いって』
『まさかこんな真夜中にやるとは……来たけどw』
「今日はですね~お手伝いに来てくれたエスパー使いのエスパーさん(仮)に手伝ってもらってライズ氏の見ている夢に干渉したいと思いまーす!」
「ドーモ=エスパーサンデス」
『ドーモ=エスパーサン、視聴者デス』
『ってことはまさか……』
「本日の配信はナンジャモの都合の良い夢をライズ氏に見せる作戦でーす
ってなわけでエスパー氏よろー」
「どうなっても知りませんからね……ムシャーナ、『さいみんじゅつ』」
「バッチコーイ…………zzzzZZZZ」
『おっとナンジャモちゃんも寝たぞ?』
『ってことはエスパー氏の役割は……』
「はい、まぁお二人の夢を繋いでナンジャモさんに主導権を譲るだけですね
まぁライズ氏に気付かれたら一発アウトで主導権奪い返されるんでどうなるか知りませんが……
お二人の見てる夢は撮影出来るように我々のサイコパワーで映像化させますのでご安心を……」
『おお!有能!!』
『そこに痺れ以下略』
『ライズ氏って観察眼かなり鋭かったよな……大丈夫かこれ?』
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ん……眩しい……なんだこれ……
やたらと眩しい光に俺は目が覚める
確か昨日は結局レティ達を俺の家に泊めてソファーで寝てたんだっけな……
周囲には何故かファンファーレが聞こえており何故か『おめでとう』等のお祝いの言葉が聞こえる……
ん?明らかに俺の家じゃありえねぇぞ?
なんか嫌な予感が……
目を開けるとそこには……
「汝、ナンジャモは新郎ライズを愛すると誓いますか?」
「はい♪」
ん???
なぜナンジャモがウェディングドレスなんぞ……
つかここって……教会?
オイちょっとまてどういうことだ!?
うぐっ!?しかも身体が言うことを聞かない!?
「汝、ライズは新婦ナンジャモを愛すると誓いますか?」
ちょおぉい!?ふざけんなよ!?つかこれどう見ても夢だろ!?
ふざけろよ!?ってか身体が言うことを聞かねぇ!?
俺の夢ならもうちょい自由にさせやがれ!?
「は……い……誓い……ま……す」
あーーー!?!?
ちょっ!?マジで洒落にならねぇぞ!?
つかこんな夢見て動けもしないとかぜってぇあの馬鹿なんかやりやがったな!?
俺はギリギリ主導権を取り返した目を使って周囲を見渡すとあるポケモンの姿が見える
あれは……ムシャーナか……しかもサイコパワーを使ってる……ならば……
俺は全力の殺気をムシャーナへと向ける
『ムシャッ!?』
『あ、やべ気付かれた』
「それでは新郎新婦二人による誓いの……」
俺の夢なんだろ?なら俺の見たいもんにさせろ!!
「……パンチを!!」
「へっ!?」
よし、ナンジャモが明らかに動揺している、つまりこいつは同じ夢を見てるってことだな……
俺は同じ要領で手にメリケンサックを産み出して嵌め込む
「待って!?ちょい待って!?パンチの交換ってなに!?
普通キスじゃないの!?交換だとしても指輪とかじゃ……」
「ナーーンーージャーーモーー!」
「ピイッ!?」
「折角愛の誓いを誓わされたんだ、愛死合うぞこのやろう……」
「や……やさしく……してね?」
「……死にさらせやこのど阿呆がぁぁぁぁぁぁあああああ」
「にぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺は全力の拳をナンジャモの顔面に叩き込んだ
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俺が意識を取り戻すと目の前には俺の拳が顔面に突き刺さったナンジャモが気絶していた
「んで?これはお前らが仕組んだ事ってわけか?」
俺は近くにいたもう一人、震えるムシャーナを抱えたエスパー使いへと視線を向ける
『おっふwライズ氏夢の中でも容赦ねぇwww』
『メリケンサックwww』
『ナンジャモ顔面陥没してないかこれww』
「まぁそうなりますね……貴方相手だと絶対気付かれそうだったんで一応注意は促したんですけど……」
「っとなるとこいつがそれを無視して押しきったのか……
まぁお前はこいつとは違って初犯だから見逃す」
「ありがとうございます……ムシャーナ……帰ろっか」
「コクコクコクッ」
エスパー使いは震えたムシャーナを抱えてそのまま俺の家から出ていく
スマホロトムを確認してみると案の定配信されていたので切っておく
とりあえずこの馬鹿を捨ててくるか……
翌日、レティ達が起きるのを待ってジム施設へと行くとジムテストは何故かクリア扱いになっていた
どうやらナンジャモが気を効かせて配信をジムテスト扱いにしていたらしい
基本的にナンジャモのジムテストは盛り上がる配信をする事らしい
実際俺がいる配信は基本的に毎回良い盛り上がりを見せるために何度もやる必要はないと判断したんだそうだ
そういう気が効かせられるなら少しは自重を知れっての……
「んで?どうするよ?このままジムバトルまでやっても良いがある程度バトルをして腕を上げてからって手もあるぞ」
「うーん……バトルとなると私達だと正直手持ちが分かっちゃってるのもあるからなぁ……」
まぁ実際問題手持ちが全部わからないジムリーダーの練習に手持ちの分かる身内のポケモンとのバトルはあまり良いとは言えない
コルサの場合はコテンパンにされたトレーナーが多くて有名になっていたというのもあるが今回ばかりはそうも行かない
「ライズはナンジャモのテラスタルポケモンは知らないの?」
「いや、俺は今回はそこまで知らないが……正直怖いのが特性『ふゆう』のポケモンにテラスタルされることだな
でんきタイプの弱点は唯一じめんのみだが『ふゆう』はそれを無効にしてしまうからな」
「……実質弱点無しね……確かに出されたらかなり厄介ね」
すると遠くから誰かが俺達の名前を叫びながら走ってくる、またナンジャ……うげっ!?
「ヴィオー!レティー!ライズー!久しぶりーー!!」
「あ、ネモだ、久しぶり~」
「久しぶり!!皆もハッコウジムに来てたんだ!ってことはバッジはここで3つ目?」
「まぁそうなるな、んでお前はどうしてここに?」
「私はさっき遠くでバトルって声が聞こえて探してみたら三人を見つけたんだ~」
「「「うっわ……」」」
「なんで三人共そんな引くの!?」
流石にバトルという単語だけで反応して場所を見つけ出すのはいろいろと危ないやつとしか思えねぇぞ……
「ってなわけで久しぶりにバトルしよ!」
「なにがてなわけでだよ……」
「ジムリーダー前の慣らしがしたいんじゃなかったの?」
「うぐっ……そこを突かれるとなぁ……誰からやる?」
ったくこの戦闘狂が……
「まぁちょうど良いと言えば良いか……ただし一人一戦までな
上限付けねぇとお前は日暮まで戦おうとするからな……」
「ええー!そんなー!」
「ナイス……」
結局俺達はジム戦前の軽い特訓としてネモと戦うことになった
マグロ「どうせ夢なんだからそのままぶちゅっといけば良いものを……」
ライズ「…………」
マグロ「ヘタレ!チキン!」
怪力男「ふりふり(ゆびをふる)」
マグロ「もしかしてライズは男sy……」
カイリキー の 『あくまのキッス』
怪力男「ガシッ」
マグロ「ゑ?」