未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と電怪竜★

 

 

~ハッコウシティ~『バトルフィールド』

 

 

 

結論から言うと俺とレティはナンジャモにはあっさりと勝ててしまった

 

レティは今回デリバードポーチで『じゃくてんほけん』という道具を購入してきており、それをガケガニに持たせていた

 

これによりナンジャモのハラバリーの『みずでっぽう』で『じゃくてんほけん』と特性『いかりのこうら』の両方が発動、飛んでもない火力で全てを蹂躙していた

 

逆に俺はムウマージが微妙にキツかったのだが『あやしいひかり』がバサルモスに直撃して『こんらん』してしまい、バサルモスが暴れてその二次被害でナンジャモごとムウマージを巻き込んで戦闘不能にしていた

 

まぁ図体デカイから二次被害も相当なものだとは予想がしていたんだが……ナンジャモまで巻き込むとはな

 

 

 

 

ナイス

 

 

「イッテテテテ……じゃぁ次はライズ氏や皆様お待ちかねのアナザーポケモンバトルだね」

 

やっとか……あいつが何を出してくるかは全く未知だから気を付けないとな……

 

「よーし!バズるぞ!

出てこいやぁ!『ギギネブラ』!!」

「ギギァァァァアアア!!!」

 

…………どっちが顔だあれ?

 

出てきたポケモンは上部分が黄色く、目?の部分が蛍光グリーンとなっている

腹部は藍色でとてもポケモンとは思えない姿をしていた

更に尻尾?と思われる部位にも頭部?と全く同じ形状をしており、パッと見どっちが頭でどっちが尻尾なのかよく分からない

よーく観察すると前足としての役割も持っていると思われる翼や足の向きなどからどっちが頭なのかは判別が出来るがバトル中だと混乱しそうになるな

 

色からして多分電気タイプだとら思うが……残り一つが分からねぇな……

 

俺は今の手持ちの中でも特に強いバサルモスを出そうとしたのだが……バサルモスを出す前に一匹のポケモンが勝手に出てくる

 

「ギギッ!ギィ!ギィギ!」

「ギィギ?どうしたん…………ん??」

 

おれはギィギを見た後咄嗟にギギネブラを見つめる、そしてギィギへと視線を戻す

 

これを何度も繰り返し観察すると……

 

「まさか……お前の進化系って……」

「ギッ!」

「ぬぉぉぉおおぉぉおおおおお」

 

俺は思わず地面へと倒れる、orzのような感じだろうか?

 

「よりによって……よりによってこいつと手持ち被るのか……こいつの視聴者共から何を言われるか!?」

 

そう、ギィギとこのギギネブラと呼ばれるポケモンは頭部の特徴、ゴム質な皮膚そして口の構造と共通点がいくつもあるのだつまり……

 

どう見てもギィギの進化系な上に手持ち被りやがった!?

 

『ニヤニヤ』

『ニヤニヤ』

『ニヤニヤ』

『2828』

『ニヤニヤ』

 

「ギィギ…………」

「ギッ!」

「全力でやるぞ!」

「ギィ!」

 

『心底嫌そうww』

『ひっでぇww』

『や ら な い か』

『さすがライズ氏!俺たちに以下略』

『ヲイガチホモが居るぞw吊るせw』

『残念ながらライズ氏はノンケです…………とっても残念ながら』

『もう一人www』

 

視聴者連中は相変わらず好き勝手言ってやがる……

そして何故か向こうのギギネブラが(´・ω・)のような顔をしている気がする

 

「ちょっとちょっとー!ライズ氏をホモォになんてさせ……させ……良いかもしれない」

 

『ダメだこいつwはやくどうにかしないとw』

『手遅れやろwライズ氏しばいたれw』

 

あんにゃろ……

 

『それでは!勝負開始!』

 

「ギィギ!まずは手始めに『どくどく』!」

「ギィ!」

「ギッ!?」

 

効いてる?そうなると少なくともどくタイプは無いつーことはギィギの進化系のリージョンフォームか!

 

「うっわ『もうどく』耐久型!?ずいぶんといやな育成してるね!?」

「ギィギは火力面はそんなに強くはないからな」

「ギィ……」

 

ギィギは若干自分の力の弱さに落ち込む

 

「進化すれば力も付くだろ?お前も進化すりゃあそこまでの図体になると分かったんだ

一緒に強くなればいいさ」

「ギィ!」

「あのー、友情決めてるとこ悪いけど流石にそろそろ攻撃させてもらうよ!」

『ナンジャモww』

『きたねぇww』

『待ってやれよww』

「うっさいわ!?『もうどく』なんだから時間かけてられないんだよ!?」

「チッ」

「ギッ」

 

俺とギィギは同時に舌打ちする

実を言うと話術での時間稼ぎはこいつとの特訓で身に付けた方法だ

基本的にギィギは打たれ弱く力も弱い、ならば時間を稼いで確実に倒すという目的でこの手の時間稼ぎの練習もしていた

 

そう、このギィギはやたらと頭が回る上に悪知恵も効いており、さらに演技が上手いのだ

 

まぁ基本的にいつものこいつは俺の血が好きな甘えん坊なんだがな……

 

「まさかの舌打ち!?しかもギィギまで!?どれだけ息が合ってるのさ!?」

「ギィギ……」

「ってぁぁぁあああ!?!?毒が回ってきてる!?

ギギネブラ!『スタンブレス』!」

「ギィギァァァァァアアアアア!!!」

 

ギギネブラの口から三方向に青白い雷の玉が発射されて全てギィギへと向かっていく

 

基本的にでんきタイプの電撃は黄色が多いんだが珍しいな……

 

「ギィギ!『まもる』!」

「ギッ!」

 

ギギネブラの青い電気はギィギの『まもる』に防がれて霧散する

 

「うわーん!?やっぱりぃ!?ギギネブラ!『とびかかる』」

「ギィギ!『あなをほる』!」

「ギッ!」

 

『まもる』は連続して使えない為に他の時間稼ぎの方法を模索した結果候補に上がったのは『みがわり』、『かなしばり』、『あなをほる』等なのだが残念ながらギィギは『かなしばり』を覚えることは出来ないらしい

だが『みがわり』と『あなをほる』は覚えさせることに成功しており、今のギィギの技は

 

『どくどく』

『まもる』

『みがわり』

『あなをほる』

 

となっていた

もともとの耐久力がそこまで高くないので回復はちょっと前にデリバードポーチで購入した『くろいヘドロ』に任せてある

これによってギィギはさらに攻撃を受けにくくしていた

 

「ウソォ!?でもただじゃやられないよ!

ギギネブラ!『でんげきばくだん』!」

「ギギッァァァァァァアアアアアア!!!!」

 

ギギネブラが尻尾?の先端にあるくのような部位を大きく開いて地面へと付けるとなんとそこからはねっとりとして電撃を纏っている何かの塊を吐き出した

 

その絵面はとても気持ち悪かった……

 

「ギィギ!」

「ギィ!」

 

ギィギは地面から勢いよく飛び出してギギネブラの腹部に突撃する

どうもでんきタイプを持っているあのギギネブラというポケモンはじめんタイプの『あなをほる』はかなりの痛手のようだ

 

「ギィア!?ギァァァァァアアアアアア!!!」

「ギッ!?ギィア!?」

 

するとギギネブラは全身を深紅に染めてギィギへとのしかかってくる

 

「ギィギ!無事か!?」

 

「あちゃぁ……もう体力半分無くなったかぁ……

とはいえここからがこの子の本領発揮だよ!」

「ギィァァァァァァアアアアアア!!!!」

 

深紅に染まった怪しき竜は咆哮する




マグロ「ういっ」

ギギネブラ(でんかいりゅうの姿)
アナザーポケモン
でんき・ドラゴンタイプ
特性:??????

『スタンブレス』
でんき 特殊技 威力25
10%の確率で怯ませる
15%の確率で麻痺させる
3回攻撃

『でんげきばくだん』
でんき 特殊技 威力110
この技を使った次のターンに起爆する
70%で麻痺させる

『とびかかる』
『??????』
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