ヴィオ視点
~ハッコウシティ~『サンドイッチ屋』
私達はとりあえず次の旅の準備の買い物を終えた後に昼食を食べに来ていた
「ふぅ、とりあえず買えるものは粗方買ったか
お前らはなに頼む?」
「うーん、私はスパイシーサンド!」
「スパイシーサンドね、俺は無難にBLTでいいか、ヴィオはどうする?」
「私?」
うーん、ちょっと今日はお腹空いてるから結構量が欲しいのよね……
そう思ってメニューを見ているとある所に視線が止まる
「あら?」
うん、ちょうどいいわね
「私はこのハイパーミートサンドのダイマックス盛りで」
「「ゑ?」」
するとライズとレティが呆気に取られたような表情となり軽く固まる
「ヴ……ヴィオ姉……まさか」
「一人でその量いく気か……」
「そのつもりだけど……」
すると今度は信じられない物を見る目でこちらを見てくる
量もちょうど良さそうじゃないの
「おいレティ……こいつの胃袋にはマルノームかカビゴンでも住んでるのか?(ヒソヒソ)」
「むしろブラックホールがあるんじゃないかな……(ヒソヒソ)」
キコエテイルワヨ
失礼な
そしてライズが凄く微妙な顔をしながらサンドイッチを頼みにいって店員に正気を疑われて
「俺に聞かないでくれ……」
と諦めた表情をして答えていた
「どいつもこいつも失礼な……」
「ヴィオ姉はいい加減自分の食欲の異常性を自覚した方がいいと思うな……」
そしてライズが注文してしばらくすると私達のテーブルにサンドイッチが届く
レティのスパイシーサンド、ライズのBLTと続いて私のハイパーミートサンドのダイマックス盛りがテーブルに乗…………らなかった
結果として隣のテーブルとくっつけてようやくスペースを確保出来る量だった
具材はハンバーグが6つにベーコンが8切れ更にぐるぐると巻かれた物凄く長いソーセージが一つに付け合わせにダイキノコとピクルスが乗せられていた
更に上に乗せたパンの更に上にはダイマックス特有の雲が発生しており、隠し味にキョダイパウダーが使われているのがよくわかった
そのお陰か食材は巨大になっており、ダイマックス特有の赤い光を放っていた
「うーん♪懐かしきこのガラルの雰囲気
たまらないわ」
ただレティとライズがかなり青ざめた表情でこちらを見ていた
「何を呆けているのかしら?早く食べましょ」
「あ……あぁ……」
「そ……ソウダネ……」
サンドイッチは具の一つ一つがしっかりと調理されており、油の多さで胃もたれが起こりにくくなるように適度に酸味のある食材やソースと合わせられていた
お陰で比較的重そうな見た目とは裏腹にさっぱりと食べられてとても食べやすいサンドイッチだった
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レティ視点
うっわ……
我が姉ながら正直これは引いた
「なんであの量を一人で食べきれるの……物理的に入りきらなそうな量だったんだけど……」
「オレハナニモミナカッタ、オレハシラン」
ライズ君現実逃避しないで……
パッと見ても7kgくらいはありそうなあのサンドイッチをヴィオ姉は1時間足らずで食べ尽くした
ヴィオ姉の胃袋の構造は本当にどうなってるのだろうか……
「はぁ……とりあえず次はどこ行く?」
「そうだな、元々この話をするために寄ったんだった……
マップアプリ的に言えばまぁ近いのはスター団のほのお組だな」
「でもスター団あいてとなると万が一にでも負けるとどうなるか分からないわよ?
最悪負けても逃げきれなくもないヌシポケモンはどうかしら?」
うーん、確かに……
冷静に考えてみるとピーニャもスター団のリーダーの中だと一番弱いって話だったけど凄く強かったし
あのスターモービルってのが凄い強さだった……
「そうなると位置的に近いのは潜鋼のヌシってやつだが……まぁ危険度としては大空のヌシの方が恐らく低いと思う」
「どういうことかしら?」
「ポケモンの生息域の問題だ
ここから近い潜鋼のヌシの周辺には『タンドン』や『トロッゴン』はともかく、『ビリリダマ』や『タツベイ』、『ヨーギラス』、『デカグース』とか兎に角比較的攻撃的なポケモンが集まりやすいんだ
そうなるとその生息域のポケモン達の実力は必然的に上がりやすい傾向にある
そんは場所のヌシとなれば当然実力も高いはずだ」
ライズ君から聞かされたポケモンは確かに危険度が若干高くて危ないポケモンだ
「成る程ね……」
「んー、この辺行くとなると川を通る必要あるけど結構幅も大きいみたいだから『なみのり』的な移動手段ないと厳しいかも」
「まぁそれもあるな
大空のヌシ周辺だがあそこは比較的温厚なポケモンが多い
『マメバッタ』や『ヒラヒナ』、『チルット』、『ズピカ』、珍しいとこだと『フラべべ』や『チュリネ』なんかもいる場所だ
そうなると野生のポケモン同士での戦闘は比較的少なくなるからそこまで強いポケモンは居ないはずだ」
なんか聞いた感じだと結構可愛いポケモンが多いんだよなぁ
チルットもふもふしたい……
「問題は山道かしら?
ペパーから貰った情報だとどうも坂道から大岩が転がってくるみたいだし……ボソッ(どこのインディー・ジョーンズよ……)」
「まぁ確かにな……とはいえ俺達のライドポケモンは移動速度も速く力強さもある
なら坂を登る程度は造作もないだろう」
「そうね……何だかんだで『ガーグァ』は私達の『ミライドン』や『コライドン』よりも速いしなんとかなるでしょう」
確かにそっちは問題はそんなに出ないと思う、でもさっきニュースでやってたこれを見ちゃうとなぁ……
「うーん、でも一番の心配事といったら……」
「あー、やっぱりお前らも見たか……」
「ええ、最近この近辺で出没している大型のドラゴンポケモンの噂ね……」
「…………なぁこれって……」
「間違いないと思う」
「決まりね」
多分……またアナザーポケモンが関わってくる……
私も気を付けないと……
マグロ「流石に休憩させ過ぎたw」
ライズ「とはいえアナザーポケモンの進化が入ればしばらくはこういう日常を入れる予定なんだろ?」
マグロ「うむ……とはいえどのタイミングで進化させるかで若干悩むんだけどね
今回のは少し速すぎたかもしれないし
腐ってやがる……速すぎたんd」
ライズ「やれ、ギギネブラ」
毒怪竜「キギャァァァァァアアアアア!!!」
マグロ「アーッ!」