未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と白い少女★

 

ライズ視点

 

~???~『シュ?イ???う』

 

 

俺は大きな廃墟のなかで目を覚ます

だが俺はこんなところで寝た覚えもなければなんなら野宿していたはずだ

 

「なんなんだここ……」

 

周囲を見渡してみると廃墟の境目となる所は白い壁で覆われており、その壁はまるでバグでも起こしたかのように『ザ……ザザ……』という音と共に常に形が歪んでいた

 

探索していく内にこの廃墟の正体がなんとなく分かってきた

 

「これは……玉座か」

『そうだよ』

「っ!?」

 

突如として背後から少女のような幼い声が響く

 

だが後ろを振り返ってみても誰もいない

 

『キミは面白いね……普通は未知の強大な力を持った生物に自分から関わろうとはしないものだよ?』

「っ!?誰だ!」

 

余計なお世話だ……確かに俺は若干命知らずなのは自覚はある

だけどわからないからこそあいつらを理解したいんだよ!

 

『ふーん、それがキミの答えか

でもキミはもし生きた災害、生物でありながら災厄ともされる程の龍と出会った時に同じことを言えるのかい?』

「…………何が言いたいんだ?」

『んー?例え話さ、キミの答えはどうなんだい?』

 

つっても情報が少なすぎるしな……

 

「なぁ、一つ質問だがその龍とやらは自分からその災厄とやらを引き起こすのか?それとも……

 

ただそこにいるだけで災厄となる程の被害を引き起こしてしまうのか?」

『…………へぇ

そうだね……、その両方であると答えておこう』

 

つまりはただそこにいるだけで周囲に甚大な被害を引き起こしてしまうが自分から起こすことも可能か……

 

 

 

 

ん?ポケモンにも似たようなの居るじゃねぇか

 

 

『おや?』

「生物である限りそれには何かしらの理由があるんだろ?

何かの化身であるとするならばその司る物へ影響を与えるのは別にこっちの世界でも珍しい訳じゃない

つかやっぱりお前……アナザーポケモンの事確実になんか知ってるな?」

『ふふ……どうだろうね?

でもそっか……別に珍しくないか』

 

まぁ数が居るわけじゃないからある意味じゃ珍しいが伝説として残るようなポケモン達はどいつもこいつもそんなもんだ

グラードンやカイオーガなんかは特にな……

 

『うん、キミの答えを聞けて良かったよ』

 

すると玉座に白い髪、白い肌、白いワンピース、何もかもが白い少女が座っていた

 

「お前はなんなんだ?」

『ボク?うーん、ここで言っても良いけど……そうだね

キミの手持ちのポケモンの進化が全て終わった時にキミに会いに行くからその時に名乗るとするよ』

「…………分かった

それから一つだけ聞かせてくれないか?」

『なんだい?』

「あいつらは……たまたまこの世界に来たのか?

それとも……」

『…………そうだね、両方と言っておくよ』

「そうか」

 

これで少しだけ見えてきたものがある……

 

確実に誰かがこの世界とあいつらの世界を繋げている

たまたま繋がったとかではなく何か目的があって繋げている

 

『ふふ、それじゃまた会おう……ボクは近くで君達を見守っているよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________________

 

 

~西1番エリア~『テント内部』

 

「ッ!?」

 

俺はいきなり飛び起きる……

どうやら夢から覚めた……いや、目覚めさせられたらしい

 

「んにゃ?どうしたにゃ?旦那さん……」

「ニャンターか……すまない、起こしてしまったな」

「別に良いにゃよ、そろそろ朝ににゃりますからにゃ」

 

俺はテントから顔を出してみると確かに朝日が昇り始めていた

 

「進化を全て終わらせろか……」

 

俺が持っているポケモンの中で進化したのは『ニャンター』と『ギギネブラ』だ

他のポケモンだと『スクアギル』が進化したくても何か条件が足りない状態で『ウロコトル』と『バサルモス』がまだ進化条件が全然判明していないのが現状だ

 

『ガーグァ』は『ニャンター』から話を聞く限りではまず進化はないと思われる

 

「んにゃ?旦那さん、これは旦那さんの物かにゃ?」

「ん?そいつは……」

 

ニャンターが俺の枕元から巨大な純白の鱗を取り出す

なんだこの鱗……やたらと強い存在感を放っている……

 

「いや、俺も初めて見た……だが拾った覚えはない……」

「んにゃー、どうするにゃ?」

「…………一応持っておこう、心当たりが無い訳じゃないが全く確証が持てない」

「分かったにゃ、ガーグァの荷台に積んでおくにゃ」

 

そう言ってニャンターは鱗を荷台へと運んでいく

 

「夢……だったんだよな……」

 

夢にしてはやけに現実的な物だった

 

俺は夢の事について考えながらポケモン達の分の朝食を用意しているとレティ達のテントから着替えたレティとまだ寝巻きで眠そうにしているヴィオが出てくる

 

「あ、ライズ君おはよー!」

「おはよ……ふぁぁぁあ」

「おはよう、レティ、ヴィオ

今朝食用意してるから待ってろ」

「分かった!」

「…………」

 

するとヴィオが何かを言いたそうにしてこちらへ来る

 

「どうした?」

「ねぇ……変なこと聞くようだけど……もしかして貴方も妙な夢を見なかったかしら?」

「ッ!?」

「その様子だと同じみたいね……」

「お前は心当たりは?」

「ごめんなさい……確証が持てないからちょっと難しいわ」

「そうか……」

 

一体何が起ころうとしてるんだ……




マグロ「コメントで他のモンスター達の種族値が気になるってあったのでこれからしばらく後書きには種族値を乗せていきます」

バサルモス(亜種)

H:150
A:80
B:120
C:60
D:40
S:20

マグロ「圧倒的なまでの鈍足……まぁバサルモスやしw」
桃岩竜「(´・ω・)」
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