未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と作戦会議★

 

ヴィオ視点

 

 

~ハッコウシティ~

 

 

よりにもよってとてつもなくろくでもない夢を昨日は見させられたわ……

 

「ヴィオ姉どうしたの?」

「いいえ……ちょっと夢見が悪かっただけよ」

 

今日は元々の目的だったスター団ほのお組へのカチコミに向かう為に場所の近いハッコウシティに来ていた

 

「どんな夢見てたの?」

「んー……ちょっとね」

 

まさかこの世界に転生してシュレイド城で黒龍に出くわすなんて……

 

『一度死を経験し、再誕したキサマが何を為すのか……

我は見届けさせて貰おうぞ』

 

しかも起きてみれば枕元に黒い鱗って……これ捨てようものなら確実に殺されるわよね……

 

「はぁ……それよりも作戦を考えないとね……」

「流石にもうシュニンでの突撃は読まれてるよねぇ」

 

チームセギンにカチコミをかけた時は派手に暴れさせたものねぇ……やたらとしたっぱが死亡フラグ建てまくってたから回収しただけ感あるけど

 

「少なくともスター団同士で情報の共有はしてるだろうな

あるとしたら入口に大掛かりな落とし穴とかか?」

「確かにありそうだけどそうなると私達ごと巻き込まれて最悪死ねるわよ?」

「うぅ……ペシャンコになるわよねぇ」

「俺は慣れてるから問題ないがお前達だと流石に死にかねないな」

「それを慣れてると言える辺り流石旦那さんにゃ……」

 

ちなみにニャンター君は私が抱っこしてもふりながら一緒に作戦会議してるわ

意見は一つでも多くあった方がいいと交渉した正解だった

 

もふもふ……もっふもっふ……ふふふふふふ

 

「ヴィオ……やっぱり目的そっちか」

「あ……な、なんの事かしら?」

「はぁ……もういい

とりあえずなんだが今回は……空から奇襲を仕掛けないか?」

 

空からと言うと……あぁ、レギィことセルレギオスを使うわけね

 

「するとレギィとオトシドリの出番ね」

「あぁ、俺の場合空を自由に飛べるやつは持ってないからニャンターをレギィに乗せる形でやろうと思う」

「にゃ?でもボクは空中から攻撃は若干難しいにゃよ?ブーメランも回収出来ないにゃ」

「あぁ、そこでなんだがニャンター、お前には『こタルばくだん』を大量に作って上から落として欲しい、それとオトシドリにも大量に持たせてやってくれ」

 

んん?

 

「それって……」

「上から鱗、岩、爆弾の雨を浴びせて一気に殲滅する」

 

……………どこの爆鱗竜よ!?

 

私は思わず脳裏にあの『アォォォォォオオオン』という爆撃機モンスターの鳴き声が響いてくる

 

「ニャニャ……まるで『バゼルギウス』みたいですにゃ」

「バゼルギウス?お前の故郷のポケモンか?」

「はいにゃ、爆鱗っていう爆発する鱗を持っていてそれを空から大量に降らせてくる恐ろしいポケモンにゃ……町一つ滅ぼされたこともあるにゃ……」

「毎度話を聞く度に思うんだがニャンターの故郷の生態系は一体どうなってるんだ?

逆に行きたくなってきたぞ」

「ブレないわね……」

 

なんか段々話が脱線してきてるわね……

 

「どんどん話ズレてるから戻すわよ

とりあえず今回のカチコミのコンセプトは爆撃でいいのね?」

「あぁ、とはいえ人に当たったりすると不味いからある程度こっちで当たらないように調整しなきゃダメだがな」

「まぁ流石にね……」

 

ただまぁ問題としては……

 

「スターモービルってやつ……今回もあると思う?」

「…………多分あるだろうな

あそこだけに配備されてるってのは流石に無いだろう」

「今回は……レティがボスを相手してみる?」

「…………うん、やってみる

ライズ君ばかりに任せるって訳にも行かないし」

「俺としては全員でかかっても問題ないとは思うがな」

「流石にボス一人で出てくるんだからやめてあげましょうよ……」

 

なんだかんだ言ってライズって容赦の欠片も無いのよね……

 

「とりあえずはこんなもんか……あとは臨機応変にやればなんとかなるだろう

んじゃそろそろ出発しないか?」

「ええ、そうね

ミライドン、出てきなさい」

「アギャ?」

「コライドン!いこー!」

「アギャッス!」

「ガーグァ……そろそろ出発するからいい加減離してくれ」

 

ちなみにライズはと言うと作戦会議の間ずっと……

 

ガーグァに頭を反芻されていた

 

『あのガーグァは胃袋がいくつもあるのかしら……』

 

何故かガーグァはよくライズを反芻する癖がある

個性なのか習性なのか……習性は確実に違いそうね……

 

「いい加減に旦那さんを離すニャァァァァァア!!!」

「クェェェェェェエエエエエ゛エ゛エ゛!?!?!?」

「ヴェァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛!?!?!?」

「ラ…………ライズ君ーーーー!?!?!?」

「んにゃ?」

 

ニャンターが大タル爆弾を何処からともなく取り出してガーグァにぶん投げる

思いっきりライズごと巻き込んだけどガーグァはその威力が故に一発でライズを離した

 

「ニャニャ?『タルばくだん』を投げたつもりが大きくなっちゃったニャ!?」

 

『おおタルばくだん』へと技が新しくなったわね……

スター団が若干心配になるけどまぁ大丈夫でしょ

 

それにしても…………

 

「ク……クエ………」

 

 

ジュゥゥゥゥウウウウという音と共にこんがりと香ばしい香りが……

 

「お腹減ってきたわね……」

 

 

 

 

 

結局お昼を食べてから向かうことになった




マグロ「今回はギギネブラ君です」

ギギネブラ(原種)
どく・ドラゴンタイプ
アナザーポケモン

H:95
A:90
B:75
C:120
D:130
S:90

マグロ「続いてニャンターの新しい技」

『おおタルばくだん』

威力100 命中80 ほのお 物理技

大タル爆弾を設置する
範囲攻撃や次の自分の攻撃で起爆されて敵全体にダメージ
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