未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子とフォルムチェンジ★

 

 

ヴィオ姉視点

 

~ピケタウン~

 

 

 

「じゃあねー!ブロロンー!ブロロロームー!」

「また会いましょー!」

「またなー!」

「「「ブロロロァァァァーーー!!!」」」

 

私達はジュンサーさんからの説教が終わった後ブロロン達としばらく構って上げてから別れを告げてなんとかピケタウンに入ることが出来た

 

それでも数匹がこちらに付いてこようとしたが流石に群れに連れ戻されていった

 

「これジュンサーさんへ伝えにいかなくてもちゃんと別れて入ればよかったか?」

「いいえ、流石にあのレベルの大量発生となると流石の私達も出動して調査しなきゃいけないような問題になるから先に伝えて貰って助かったわ

伝え方は別としてね」

「ごめんなさいにゃ……」

「クェェ……」

 

やっぱりあの群れの規模は異常だったのね……

それにしても説教のせいかニャンターとガーグァが心なしかげっそりしてるわね

 

「ジュンサーさん、あの群れは結局どうなるんですか?」

「んー、私だとどうなるかは分からないわね

ポケモンレンジャーに報告する必要もあるわ

対応の例としては群れを軽く分けて違う生息場所に連れていくって場合もあるわね

この場合はポケモンレンジャーが数人が新しい群れに付いてちゃんと生活出来るようにしばらくの間サポートすることになるわ」

「へぇー、ポケモンレンジャーの仕事ってそんな感じの仕事もするんだ」

「まぁ流石に大量発生の対処なんて大仕事は結構ベテランのレンジャーにしか任されないらしいけどね

特に今回の群れには『いろちがい』も確認されているからポケモンハンター対策でかなりの熟練レンジャーが護衛として付くと思うわ」

 

転生前からこの辺の情報はアニメとかで知っていたけどここでのポケモンハンターは前世で言う密猟者に限りなく近い

基本的にポケモンハンターは全員が犯罪者として扱われており、ポケモンの部位やポケモンその物を裏で売りさばく為にかなり危険視されている

特にトレーナーのポケモンすらも商品として売りさばいたり酷い時だと人すらも売っているらしいので相当危険だ

 

「『いろちがい』のポケモンって手にいれたらライセンスを申請する必要があるんでしたっけ?」

「えぇ、『いろちがい』は貴重過ぎて凄く狙われやすいから私達警察やポケモンレンジャーの手助けを受けやすくするためにライセンスの取得が義務付けられるわ

ライセンスはポケモン側にも持って貰ってそれでそのポケモンが誰のポケモンか判定出来るようになるから例え拐われても私達で居場所の把握が出来るようになるの

勿論違法に入手した側は重罪になるけどね」

 

思ったより法律関連がしっかりしてるのよねぇ……

 

「それで?あなた達がピケタウンに来た目的は……そのポケモンを見れば分かるわ、例のヨロイね」

「ええ、どうもニャンターに何か関係がありそうで」

「実物を見れば多分一発だと思うんですにゃ

でも見てみないとボクには判断が付かないのにゃ」

 

するとジュンサーさんがニャンターをしばらく見つめるとなにか納得したように頷く

 

「鳴る程ね……付いてきて、その人のところに案内するわ」

「知り合いなんですか?」

「いいえ、流石に物が物だから私達が軽く監視と護衛に付いているのよ

どうもポケモンの鱗とかをかなりの量使ったヨロイみたいで下手したらポケモン犯罪に関わるかも知れないから」

「ニャンター、どう思う?」

「んにゃ……ポケモンの鱗等をたくさん使ったヨロイは僕の故郷でハンターさんやオトモが身につける装備にゃ!

多分これはボク達に関わる道具にゃ!」

 

あー、やっぱりオトモ装備よね……問題はどんなやつの装備かって事だけどスマホロトムで調べてもあんまり情報が出ないのよね

 

しばらく歩いていると岩を削って作ったような住宅街が見えてきて一つの家の前に到着する

 

「ここね、ちょっと待ってて頂戴

ドヴェルグさーん?ジュンサーです、少し良いですか?」

「おう……なんじゃい」

 

すると中から身長が低いけど物凄い筋肉をした小柄なおじいさんが出てきた

なんか前世のファンタジー小説とかで良く出るドワーフみたいね

 

「この人はドヴェルグさん、あなた達が探していたヨロイの第一発見者で持ち主よ」

「ジュンサーさん、そいつらは………ッ!!」

 

するとドヴェルグさんの視線がニャンターに釘付けになる

 

「こやつのこの姿……体格……全てが一致しおった!!」

「あ……あの?ドヴェルグさん?」

「どのポケモンも全然ヨロイに合わないからほとほと参っておったがようやく見つかったか!」

「おーい……」

「お主がこのポケモンのトレーナーか!」

「え?あ、あぁ、そうだ」

「このポケモンはなんと言うポケモンだ」

「ニャンターだ」

「は……初めましてにゃ」

「なんと!人の言葉すらも話せるのか!こうしちゃおれん、早速ヨロイを持ってこよう!あんたらはリビングに上がって待っておれ!」

 

そう言ってドヴェルグさんは私達の話をほぼ無視してヨロイを取りに向かっていっちゃった

 

「……とりあえずお邪魔しましょうか」

「そうですね……」

「お邪魔しますにゃ……」

「お邪魔しまーす」

「お邪魔するわ」

 

リビングでジュンサーさんから色々と話を聞いていると向こうからドタドタと走ってくる足音が聞こえる

 

「待たせたな!こいつじゃ!こいつがワシが見つけたポケモンのヨロイじゃ」

「にゃ……ッ!!」

 

するとニャンターが少しずつヨロイに向かってゆっくりと進んでいく

まるで引き寄せられるかのように

ってかあのヨロイって……

 

「レ……レウス……レウスネコメイルにゃ

ニャンターやハンターさんのオトモとして一人前として認められるような実力を持つアイルーに渡されるような代物にゃ……

感動にゃ……故郷から遠く離れたここでこんな凄い装備を見れるにゃんて……」

「ハンター?」

 

ジュンサーさんが流石に反応したので私達で軽く説明して説得しておく

 

「おお!やはりお前さんにはこのヨロイが分かるのか!

そうなるとやっぱりこいつはカルボウのヨロイじゃないわけだ!」

 

そしてニャンターがレウスネコメイルへと触れた時にヨロイとニャンターが蒼白い光を放ち始めてヨロイがニャンターへと吸い込まれる

そこにはヨロイの他にも同じ鱗等を使った兜を纏い、かなり原始的な骨と鱗等で作られた剣を背負ったニャンターがいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニャァァァァァアアアアアアアア!?!?!?

このレウスネコヘルムとレウスネコブレイドどっから出てきたニャァァァァァアアアアアアアア!?!?!?」

「…………いや驚くとこそこなのね」

 

 

 




マグロ「はい、ニャンターのフォルムチェンジとなります、ただし種族値は変わりません」

ニャンター(レウスネコそうび)
ほのお・かくとうタイプ
アナザーポケモン

専用技

かりゅうぐるま ほのお 物理 威力30 命中90

どこからともなくドラゴンの頭を模した戦車を取り出してその大砲で3~5回攻撃する
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