東3番エリア
~レティ視点~
うぅ……道中ヴィオ姉にかなりからかわれた……
確かにライズ君のすごいいい身体してたけど……あんなの恥ずかしくて直視出来るわけないじゃん……
それに私達も寝巻きだったから若干気恥ずかしかったし
何はともあれ私達は1日休んだ後ペパーを電話で呼んでミミズズに会いに来た
「ズズズミミ~♪」
「うぉお!?デッッッカ!?!?」
「まぁ最初は驚くよね……」
ミミズズは昨日と全く同じところで頭だけ出して埋まってて、私達が来た途端に体を出して嬉しそうに鳴き始める
「ズズミズミ~?」
「今日はちょっとミミズズに頼みに来たのー!」
「ズズ?」
「ミミズズがそんなに大きくなっちゃった原因のひでんスパイス
それを少しでいいから分けて欲しいんだ
こっちにいるペパーって人の大事な家族の身体を治すために必要なの」
「ズズッ……ミミミミミ……ズミィィィ……」
するとミミズズは悩んでいるのか唸り始める
何度も私とペパーを交互に見ては唸ってを繰り返してしばらくすると移動を始める
「ミミッ」
途中でこちらに振り替えって鳴いていたので着いて来て欲しいようだ
「行きましょう」
「ガーグァ」
「クェェエエエ」
今はガーグァの荷台にペパーやライズ君の料理用の道具をいくつも乗せており、今回は今までとは桁違いに美味しいものが作れそうだ
「ズッ」
しばらく移動していくと不自然に飛び出たような形の大岩が現れる
あれ……この感じすごい既視感が……
「ズゥゥゥゥウミミィ!」
するとミミズズは身体から6本の腕を出して岩を殴ると大岩が砕け散っていく
「ぬぐっ!?」
「ちょ!?」
「ライズ!?」
「ウォイ!?」
「ミミッ!?」
すると砕け散った岩が吹き飛んでライズ君の顔面にめり込んでしまった
「顔面に何かめり込むのは久々だな……いてぇ」
だけどライズ君は割と無事見たいで岩を捨てて顔を押さえているけど普通に立っていた
「お前……前々からどんだけ頑丈なんだよ……不死身ちゃんじゃねぇか」
「そういえば私の身代わりになった時骨が折れる音がしたけどニャンターの薬飲んだらピンピンしてたわよね……」
「ライズ君って……人間?」
「ズズズ……」
「失礼だなお前ら……」
しばらくして顔から手を離すとライズ君は血を軽く流してこそいるけど普通にピンピンしていた
「ミミミッ」
ライズ君が無事なのを確認するとミミズズはそのまま砕いた岩の先にある洞窟へと潜っていく
少しするとミミズズが手に白く発行する草を持ってきた
「おお!おりゃいままでの秘伝スパイスと共通する特徴がかなりあるぞ!こりゃ秘伝スパイスか!」
ミミズズが持ってきた草を見て興奮した様子のペパーがスカーレットブックとバイオレットブックを取り出して秘伝スパイスのページを開く
「こいつはひでん:しおスパイスだな
えーとなになに?本によると……ひでん:しおスパイスは手足の痛みやしびれをやわらげてくれる!
筋力の低下にも効果があるらしい!」
効能だけ聞くと手足が不自由になっていたり後遺症があったりする人にものすごい効果を発揮しそうな効能だ
「しお……塩かぁ……」
「どうした?ライズ?」
「いや……いままでの秘伝スパイスは味が尖りすぎてて他の食材の味を潰しかねない濃さをしてただろ?」
「あー、そうだな……そういうことか」
「…………多分死ぬほど塩辛いぞ」
私は興味から秘伝スパイスをミミズズからちょっと触らせて貰って触れた部分を少し舐めてみる
…………しょっぱ!?
軽く触れただけですらここまで濃い味が移っちゃうんだ……
「レティの様子を見る限り結構むずそうだが……
まぁやれるだけやってみよう」
「おう!早速調理開始だー!!!」
そしてライズ君とペパーはガーグァの荷車からいろいろと荷物を取り出して調理の準備をする
すべての準備を終えると……
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…………」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄…………」
とんでもない速度でいろんな試作品の料理を作り続けていく
何故か二人の背後に変なポーズをした人の形をしたナニかが見える気がする
「どこのジョジョよ……」
なんかヴィオ姉も呆れている様子だ
色々と試作品を作って味がだいたい決まったのか二人はメモを取るとサンドウィッチ用のパンを取り出して調理を進めていく
どうやらどのようにするか決めたみたいだ
そうして私達が全く理解できないような速度で作り進めていき私達が気が付いた頃には何故か輝きを放つ凄く美味しそうな香りのサンドウィッチが出来上がっていた
「お待ちどうさん!」
「食べて健康の俺達特製ヘルシーサンドだ」
中身の具を見ると野菜やハーブを中心とした具にハーブソーセージのスライス等を一緒に挟んでいた
余分な脂をしっかりとボイルして落としているらしくとても美味しそうだ
「ミミミィィイイ~♪」
すると私のボールが2つ程プルプルと震えてコライドンとボルボロスが現れる
ヴィオ姉の所からもミライドンとシュニンが出てきた
ボルボロスの名前も考えないと……
「出てきてくれ、マフィティフ!」
「…………」
どうやら二人とも飛び出してくるポケモンも想定した量のサンドウィッチを作っていたみたいで全員へとサンドウィッチを配っていた
「それじゃ食べるか!レティ、ヴィオ、ライズ!お礼のヌシバッジな!」
そういって私達と写真を撮ってから鋼ジムのバッジを改造したバッジをペパーが渡してくる
「ありがとうペパー!」
「んじゃ食べるぞ、頂きます」
「「「頂きます!」」」
「ズミミズミ!」
「ボルァァァアン!!」
「ンガァァ!!」
「「アギャァァアス!!」」
マグロ「ライズの頑丈さ……ハンター>>>>>>ライズ>>>スーパーマサラ人>>>>一般人」
ライズ「バサルモスの群れの世話なんてしてたら自然と身体は頑丈になるもんだ」
マグロ「普通は死にます」