未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子とスター団どく組

 

 

ヴィオ視点

 

~しるしの木だち~

 

 

 

あの後私達はペパーと別れてすぐそこにあるしるしの木だちへと向かった

 

理由は単純ですぐそこにスター団のアジトがあるからっていうのもある

それに腹ごしらえも済んでるから私達の気力も十分だわ

 

「それにしてもずいぶんとカラフルな森ね……」

「おそらくこの辺に生息しているタギングルが塗った物だろうな」

「タギングルって確か学校の近くにいたシルシュルーの進化系だっけ?」

「そうね、どく・ノーマルタイプのポケモンだし今回のスター団も使ってくるんじゃ無いかしら?」

「どくタイプかぁ……『どくどく』とか厄介だよねぇ……」

「そうだな……どく状態になったら最後相手に持久戦に持ち込まれただけでこっちが圧倒的不利な対面になる」

 

どくどく……まもみが……うっ、頭が

 

「後警戒するポケモンはブロロンやヤトウモリ、それにスカンプーとかかしら?」

「そんなところだな……ただヤトウモリは特性がかなり厄介だ」

「あぁ……『ふしょく』ね……」

 

ヤトウモリやその進化系のエンニュートが持っている特性『ふしょく』はたとえどくタイプの効果の無いはがねタイプのポケモンが相手でもどく状態に出来ると言う害悪な特性ね……

 

私の対戦パがどくどくまもみがかなしばりエンニュート一匹に壊滅させられたのは良い思い出だったなぁ……

 

「とりあえず必然的に俺はギギネブラ、レティはボルボロスになるんだが……問題はヴィオだな」

「そうね……タイプ的に無効化は出来ないわね」

「私の場合はタイプ的に有利になるダルシムかしら」

「……そういやお前のダルシムエスパータイプだっけか」

「イメージ湧かないよね……」

 

まぁ何故かヨガを教えたらエスパータイプになっただけだけどね

 

ワタシニモワカラナイワー

 

「とりあえずアジトの柵は見つけたから入り口を探しましょ」

「そうだね」

「念のため皆にモモンのみを持たせておきましょうか」

 

私達はポケモン達にモモンの実を持たせて毒対策を万全にした状態でスター団アジトの入り口に向かったのだけど……

 

 

 

「あら?あれは……」

 

少し離れた所に校長先sげふんげふん、ネルケが立っていた

 

 

「ヴィオ!レティ!ライズ!」

「校長先生!」

「今の俺はネルケだ……今はそう言うことにしておいてくれ……」

「アッハイ」

「良い機会だ……この前話しそびれていた続きを聞いてくれ」

「この前の続き……ですか?」

「オレがスターダスト大作戦をしているのはスター団の問題と謎を探る為

スター団に入っている生徒達の不登校の理由を探るためだ」

 

確かにこれは校長先生としては無視できない問題でしょうね……

 

「団を解散させたいカシオペアと利害は一致しているしな」

 

すると校長先生はグラサンをくいっと直して続きをいう

 

 

 

……その仕草ジワるんだけど

 

「実際三人とスターダスト大作戦に加われてスター団に近づく事が出来たし団の奴らと話して分かってきたこともあるんだ」

「分かってきた事ですか……」

「あぁ……だがまだもう少し情報が欲しい

その為残るチームのスター団達とも話がしたいんだ

アジトに挑むなら力を貸すぜ、またな三人共」

 

ネルケはリーゼントのズラを両手で撫でるような仕草をしてから去っていく……だからそれもジワるんだけど……

 

「俺達もスター団のあく組とほのお組のやつらとやりあってはいるが……確かにそれ程悪い奴らという感じは無かったな……」

「そうだよね……少なくともいじめっこって感じじゃ無かった」

「新しいしたっぱが暴走してる感じよね」

 

むしろあのボス達から感じられたのはいじめを受けた側のような……いえ、まだ確信は持てないわ

 

 

私達はそのままアジトの入り口へと向かうと見張りと思われるしたっぱの一人と小さな褐色肌の一人の生徒が少し言い合いを起こしていた

 

「……いい加減帰ってくれない?」

 

したっぱはなんか呆れているようにも見える

 

「やだ!どく組ボスのシュウメイ殿に会いたいんだ!」

 

ん?殿?

 

「だからさ、本人に言われてるの!団員以外は誰も通すなって!」

「ぜったい会う!シュウメイ殿とお話するんだ!」

 

何かしら……一見ちっちゃい子供が駄々こねてるようにしか見えないわね……

 

「勘弁してくれよもう……」

 

なんか……疲れてるわね

 

ここで待ってても仕方ないのでライズ達と一緒に声をかけることにした

 

「おーい、そこの二人」

「あれ?」

「あーあ、また誰か来ちゃったよ

スター団の新人ってこんなにめんどいんだ……」

 

したっぱはとてもうんざりした様子だ

 

「……まってしたっぱさん!

この人達ってスターダスト大作戦のスカーレット、バイオレット、ライズじゃない?」

「スターダスト大作戦って……うちらに喧嘩売ってるヤツ?」

「あぁ、カチコミしに来た」

「直球ね……まぁその通りだから何も言えないけど」

「……やはり!」

「わわ!ヤベぇー!」

 

冷静な少年に対してしたっぱは焦りまくっている

 

「昨日オールでゲームしてたしアジトのヤツら絶対寝てる……」

 

呑気にも程が無いかしら……

一応私達スター団をどんどん襲撃してるはずなんだけど……

 

「……ここは任せて!したっぱさんは仲間を起こして!」

 

あ……あら?

 

「はっ?なんでオマエが?」

「アジトがむぼーびだとシュウメイ殿もあぶないんでしょ!

シュウメイ殿はおんじんでありぼくの同胞……!

危機には万難を排し馳せ参じるが道理なんだい!!」

 

なんかこの子から香ばしいオタッキーな香りが……

 

「ちょっとなに言ってるか分からないけど助かるぜ!」

 

そういってしたっぱはアジトの中へと戻っていった

 

「同胞を狙う奸物めはぼくがあいてになるぞ!」

「……分かった、戦おう!」

 

すると少年の目が血走り、とんでもなく見開かれて……

 

「キエエエエイ!!」

 

「「「ぶふぉ!?!?」」」

 

 

そんなの笑うなってのは無理あるわよ!?

 

 




マグロ「正直ワシも初見の時はこのシーン笑ったのよw」
ライズ「キエエエエイ!ってなんだよww」
マグロ「あの子からそんなセリフ想像も付かねえわw」
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