未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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8話のサブタイ入れるの完璧に忘れてたorz


紅と紫の少女の未知との戦い★

 

 

~プラトタウン~『バトルフィールド』

 

私達はバトルの為にこのタウンにあるバトルフィールドにわざわざ移動してちゃんとした形式のバトルを行うことにした。

 

相手の手持ちはあのニャースっぽいアイルーってポケモンだけでこっちは道中で捕まえたパモ、コフキムシがあっという間に進化していったビビヨンが控えにいる。

でもアイルーのタイプがわからない以上下手に出せないのである

 

パッと見ノーマルっぽいんだよなぁ……小判を持ってなくてしゅっとしたニャースって感じするし

とはいえその手に持ってる剣は怖いな

 

「どこからでもかかってくるにゃ!」

 

うーん、やっぱりポケモンが喋ってると違和感半端ないなぁ……

 

「いくよニャオハ!まずは小手調べよ!『かみつく』!」

「はにゃあ!」

「アイルー!剣を盾にまもれ!」

「まかせてにゃ!こんにゃろ!」

「はにゃ!?」

 

するとアイルーは剣をニャオハの前で剣を地面に突き刺して『かみつく』を防いでいた。

 

とはいえ剣に噛みついたんだからその得物は使わせないよ!

 

「ニャオハ!そのまま剣を取っちゃって!」

「アイルー!振り回せ!」

「了解にゃ!気炎万丈ニャァァァァァアアアアア!!!」

「はにゃぁぁぁあ!!!」

 

嘘!あんな軽々とニャオハごと振り回すなんて!

ってまずい!

 

「ニャオハ!剣を放して退避!」

「アイルー!叩きつけろ!」

「くらえにゃぁあ!!」

「はにゃん!」

 

するとアイルーは噛みついていたニャオハごと振り回した剣を地面に強く叩きつける。

地面に炸裂したそれは凄まじい量の土煙を巻き上げる。

なんて威力……っ!

 

「ニャオハ!」

 

私の声に答えるようにニャオハは土煙の中から出てきた。

 

「はにゃ!!」

「よかった、なんとか避けたみたい」

 

私は油断しないように土煙の中にいるであろうアイルーを警戒する。

だけどなんかライズ君が頭抱えて呆れた表情をしていた。

 

「あっ!?ちょっ!?やば!?抜けないにゃ!?」

 

良く見てみたらアイルーの剣はどうやら"縦"向きに振り下ろされており、地面に深々と突き刺さっていた

あんな威力で受けたら大怪我じゃすまない……

なんて強い攻撃……

 

「アイルー……それは叩きつけるというよりは叩き斬るだ……」

 

ごもっともです……

 

「ニャァァアア!?やらかしたにゃ!?」

「とはいえ近付くのは怖いな……ニャオハ!『このは』!」

「はーにゃぁぁぁああ!!」

「アイルー!一旦武器捨てろ!」

「ニャァァアア!!僕の武器ィィィイイイ!!」

 

ニャオハの『このは』は避けられちゃったけどアイルーの武器に当たって葉っぱまみれになっちゃった。

 

「アイルー!『タルばくだん!』」

「僕の武器の恨みィィィイイイ!!」

 

今度はライズ君の技の指示でアイルーが火の付いた導火線が取り付けられた樽を取り出した。

ってか何処から出したの!?

 

「ナニアレナニアレ!すっごい!!」

「あぁ……」

 

ネモ……ヴィオ姉が顔を手で覆う程呆れられてる……

あとネモをヴィオ姉に押し付けてほんとゴメン……

後でアイス奢ろ

 

「くらえにゃぁあ!!」

 

って樽を投げたぁ!?

タル"ばくだん"ってことは爆発する!?

 

「ニャオハ!爆発するから避けて!」

「アイルー!『ブーメラン』!」

「ニャァァアア!!」

 

今度はブーメラン!?

 

骨と骨が十字に合わさったような感じの『ブーメラン』がニャオハの退路を塞ぐように後ろから迫る。

 

「はにゃぁ!?!?」

「ニャオハ!?」

 

ニャオハは『タルばくだん』の爆発を避けられずに直撃してしまう。

そしてその爆発はかなりの威力であり、ニャオハは目を回して倒れてしまう。

 

「ニャオハは戦闘不能ね

レティ、今のはこのはで『タルばくだん』を攻撃していれば大丈夫だったと思うわよ。」

 

あ、そっか!投げてる時に爆発させちゃえばよかったんだ!

 

「ごめんねニャオハ……

よし!いっておいで!パモ!」

「パーモッ!」

 

するとアイルーは放置せざるを得なかった剣に貼り付いた木の葉を取り除いて剣をなんとか引っ張り出した。

やっぱりあの剣には何か特別な思い入れがあるみたい。

 

「よっしゃあ!剣を抜けたニャ!」

「パーモ?」

「ニャ?」

 

ってアレェ!?なんかパモがいつの間にかアイルーのすぐそこにまでいってる!?

 

「パモ♪」

「ニャ?可愛らしいにゃあ……」

「あ、ちょっ!?アイルー離れr」

「パモ!『ほっぺすりすり』!」

「パモ~♪」

「ニャァァァァァァァアアアアア!?!?!?!?」

 

まぁこんな絶好のチャンスを逃すわけが無いよねぇ……

ってパモ……なんか笑みが黒いよ……

 

とはいえ当たれば確実に麻痺する『ほっぺすりすり』を直撃させられたのは大きい

 

「パモ!一旦離れてから『じゅうでん』!」

「パモッ!パモパモパモパモ!」

 

パモは痺れたアイルーから離れて頬っぺたを両手で必死に擦り始める……可愛い!

じゃなかった!これで次の電気技の威力が上がるんだっけ?よーし!

 

「おいアイルー……無事か?」

「ニャ……ニャニャ……卑怯ニャ……」

「はぁ……動けるか?」

「ニャニャ……麻痺毒よりはマシ……ニャ……」

「よし、『きょうかたいこ』!」

「ヨシキタ!にゃん!にゃん!にゃん!にゃん!にゃん!!!」

 

麻痺した体をなんとか動かしアイルーは何処から出したかわからない太鼓を叩き続ける。

一回叩くごとに心臓に太鼓の音が響くような感覚が襲い、さらにアイルーの肉体が強靭になっていく。

 

あっちも準備出来てるって訳……

なら!

 

「パモ!『でんきショック』!」

「アイルー!『きりさく』!」

「パモーー!!!」

「やったるにゃー!!!」

 

パモの『じゅうでん』により威力の上がった『でんきショック』……さすがにこれなら……

 

「気炎……万丈ニャァァァァァァァアアアアア!!!」

 

アイルーの剣はパモのでんきショックを切り裂いて吸い込まれるように直撃した。

 

「嘘ッ!?」

「パモーー!?!?」

「アババババババッ!?!?」

 

あ、でも切り裂いただけだから周囲の電撃軽く貰ってるっぽい

 

「パモ……」

「パモ戦闘不能、レティ……最後のポケモンよ」

「うん……ありがとうパモ……

行っておいで!ビビヨン!!」

「ビビヨーー!!」

 

コフキムシは進化までに必要な経験が極端に少なく、子供でもすぐに最終進化まで到達させる事が可能な特殊なポケモンでもある。

その分育てておくと同年代の初心者等にアドバンテージを作りやすいのだ。

 

「ウゲッ!?」

「あー……ついにそうきたか……」

 

するとアイルーがすごく嫌そうな顔をしてライズ君が頭を抱え始めた。

 

「あー、わりいがひこうタイプのビビヨン相手にアイルーだと普通にきつい

だから切り札を使わせて貰う……悪く思うなよ?」

 

ライズ君が懐からモンスターボールのような容器の中に何かのクリスタルが入ったオーブを取り出した。

ライズ君が力を込めると周囲の空気をざわめかせて凄まじい力がオーブに貯まっていく。

 

「テラスタルオーブ!?ずるい!私が先に戦いながら教えたかったのに!!」

 

ちょっとまって聞き捨てならないですよ!?

次の戦いであれを出すつもりだったと!?ぶっつけ本番で!?

 

力が貯まりきったオーブをライズ君はアイルーへと投げつける。

すると突如として地面から生えた巨大な結晶にアイルーが飲み込まれて姿を消してから砕け散る。

 

砕け散った所には全身がキラキラとクリスタルのような質感になり、頭にとてつもなく巨大なダイヤモンドの埋め込まれた冠を被ったアイルーの姿があった。




マグロ「とりあえずアイルーの能力ズドンッ!」

アイルー
じゅうじんポケモン
レベル15
ノーマル・かくとうタイプ
テラスタイプ:ノーマル
技:タルばくだん(ほのお)
  ブーメラン(かくとう)
  きょうかたいこ(かくとう)
  きりさく(ノーマル)
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