未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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紫の少女と鉄の轍

 

 

ヴィオ視点

 

 

~ロースト砂漠~

 

 

私達は一旦バラバラになってレティがどうみてもドンファンがメガ進化でもしたという方がしっくりくる姿の『イダイナキバ』

 

そしてライズがスパイス強化&獰猛化したハンターイーターこと『ハプルボッカ』

 

私が……

 

「ウィル・ドン・ファァァアンヽ(`Д´#)ノ」

 

何故か顔にあるモニターに怒ったような顔文字を表示する全身が機械のポケモン、『テツノワダチ』を相手することになっていた

 

ってかなんで顔文字なのかしら……

 

すると地響きと共に後ろからなにかがやってくる

視線を向けてみれば……

 

「ヴィオちゃんおひさしぶりです~」

 

カエデさんがゲネ……アルセルタスのメス個体の上に乗せたオス個体の上に座っていた

 

どういう乗り方してるのかしら……

 

「久しぶりです、カエデさん」

「ふふ、貴女達とはお互いにバッジをかけて戦ったけれど共闘するのは始めてね~」

「とはいえ相手はヌシポケモンですから気をつけてくださいね?

たぶん『はがね』タイプもありそうなので」

「あらあら~それは困ったわぁ

『むし』タイプの技の通りが悪くなっちゃうわ~」

「なら他の技をメインに使えば大丈夫ですよ!

オトシドリ!行くわよ!」

「トリイィイイイ!!!」

「あらあら~、その子もすっごく大きいわね~

頑張っちゃうわよ~アルセルタスちゃん!」

「「セルタァァァァァァアアア!!!」」

 

「ドン・ファァァァアアアアンドL(゚皿゚メ)」」

 

テツノワダチの四本の脚が収納され、尻尾の先端と鼻?の先端が『ブッピンガァン』と合体して高速で回転をし始める

 

「『こうそくスピン』よ!気をつけて!」

「オトシドリ!飛んで回避よ!」

「アルセルタスちゃん!飛んで!」

「ゑ?」

 

オトシドリは私を前掛け?の部分に乗せて飛んだけどアルセルタスは……

 

「セルタァァァァァァアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」

 

うっわぁ……ゲネルの体重をオスのアルセルタスがまるごと支える形で飛んでるけど……スッゴいつらそうなんだけど……

 

「ァァァアアアアアア」

 

なんか心なしか泣いてるような……

 

「ドンファア!?!Σ( ̄□ ̄;)」

 

表情豊かだなぁ……このポケモン

 

「アルセルタスちゃん!『ちきゅうなげ』よ!」

「セルタッ」

「セルッ!?」

 

カエデさんは安全を確認してから地面へと降りるとアルセルタスに『ちきゅうなげ』を指示する

すると何故かメスのアルセルタスがオスのアルセルタスを尻尾で挟み込む

空中でそのまま一回転してアルセルタスを自分から放して……

 

「セルァ!」

「セルゥゥゥゥゥゥウウウウ!?!?!?!?」

「ウィルッ!?!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚」

 

そのまま回転の勢いを殺さずに雄を砲弾のように投げ飛ばす

 

テツノワダチへと直撃はしたけどそのツルツルとした丸いボディには貫通まではせずに滑って地面へと刺さっていた

 

「セル……セルッ……」

 

…………死なないだけまだマシと思える私は毒されているのだろうか?

 

ただ空を飛ぶ術を失ったアルセルタスのメスはそのまま地面へと落下するけど……

 

「アルセルタスちゃん!『たたきつける』よ!」

「オトシドリ!イカサマ!」

「セルァァァアアアアアアア!!!」

「トリイィイイイ!!!」

 

空からアルセルタスの巨大な尻尾とテツノワダチのオーラを吸収して黒いテツノワダチの姿となったオトシドリが襲いかかる

 

「ウィル・ファァァァアアアアン!!!

(ノ`Д´)ノ彡┻━┻」

 

テツノワダチは丸い体を生かして横へと回転してアルセルタスの尻尾を鼻で『はたきおとす』

イカサマへは頭部のモニター状の顔をシャッターで覆ってずつきをして相殺する

 

「『アイアンヘッド』……やっぱりはがねタイプ!」

 

はがねタイプは『ほのお』、『じめん』、『かくとう』と比較的弱点を付きやすいタイプではあるけどその分かなり耐性が高い……

 

一旦様子見でオトシドリを出したけど有効打があまり無いわね……

 

下手したらじめん技一発でやられかねないけどそうも言ってられないわね……

 

「戻ってオトシドリ!出てきなさいダルシム!」

「ギギィッ!」

「あら~新しい子がいっぱいね~」

「悠長に言ってる場合でも無いわよ!ダルシム!じめんタイプの技を受ければほぼ確実に一撃でやられるわ!これを使って頂戴!」

「ギギ!」

 

私は万が一の保険にダルシムへ『ふうせん』を渡しておく

 

この世界での『ふうせん』はタイプ相性でのじめん技を無効に出来るので例え飛んでいても当たるような『マッドショット』のような技でも無効にすることが出来る

 

さらに言えばこうげきに当たったとしても『ふうせん』自体に当たらなければ割れることは無いのでじめんタイプへのかなり強力な対策のひとつね

 

「出来るだけ『ふうせん』への直撃は避けなさい!

最悪避けきれなさそうなら体を盾にして頂戴、撃ち落とされてじめん技くらいよりはマシなはずよ」

「ギギ!」

「あらあら~なかなかつらい選択ね~」

「一撃でやられるよりマシです

それよりカエデさんはなにか有効な攻撃はありそうですか?」

「そうね~アル君には気の毒だけどやっぱり『ちきゅうなげ』くらいしかないわね~」

 

ちきゅうなげは相手のばうぎょとかを無視して固定ダメージを与えるけどタイプ相性によるダメージの増減は期待できないわね……

 

「ウィル……ウ……ウィル!?((((;゜Д゜)))?」

 

するとテツノワダチの顔のモニターが明らかに動揺し始めた

 

ってまさか!?

 

 

「ウィル……ウィルァァァァァアアアアアア!!!!

(#`皿´)」

 

 

テツノワダチの胴体部分に黒いモヤが発生した

 

「獰猛化した……!?」

 

 

ってか筋肉あったのね




マグロ「明日は健康診断……採血嫌いなんだよなぁ……」
ライズ「あきらめろ、あと慣れろ」
マグロ「(´・ω・)」
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