未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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紫の少女と未来とのパラドックス

 

 

ヴィオ視点

 

 

~ロースト砂漠~

 

 

「ウィィル・ドドド・ファァァァァァンンン

((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」

 

これは……怒ってるのかしら?

 

「ほんとにずいぶんと表情豊かね……」

「あらあら~でも可愛らしいじゃないですか~」

「獰猛化してなければ私も同意しますけどね……

ダルシム!『マジカルフレイム』を収束!!」

「ギギッ!」

 

この世界には基本的にポケモンやトレーナーの工夫次第で技はいくらでも変化する

 

以前やったマジカルフレイムの乱射による牽制もそうだけど今回はその逆

命中しにくくなる代わりに極端に威力を引き上げる!

 

「その身体の大きさじゃ避けられないでしょ!」

「ギィィィイイイ!」

 

まるでレーザーの如く細く小さい炎が高速でテツノワダチへと飛んでいく

 

「ウィィル!!!!!L(゚皿゚メ)」」

 

テツノワダチはまた高速回転する為に身体を折り畳んで『こうそくスピン』を行い、ダルシムの攻撃が弾かれる

 

「ウィィル!!!(´;д;`)」

 

あ、流石に弱点の攻撃は弾けても普通に痛いのね……

 

「アルセルタスちゃーん!『じならし』!」

「セェェエルタスッ!」

 

アルセルタスが横綱の四股踏みように右半身の脚を上空へと上げてから落ちる勢いを利用して地面へと強く踏み込む

これによってかなり大きな地響きが引き起こって私は流石に耐えきれずに転ぶ

 

「きゃっ!?」

「あら~?ごめんなさいね~」

 

アルセルタスどんだけパワーあるのよ……こっちな攻撃が飛んでこないようにそこそこ離れていたはずなんだけど普通にとんでもない衝撃が来たわよ……

 

「ウィウィウィルァァァアアア!?!?!?

Σ(゚∀゚ノ)ノ」

 

あの表情は……驚いているのかしらね?

少なくともそれなりにダメージは入っているみたいだけどやっぱり見た目通りかなり硬いか……

 

「ウィィル!!!ヽ( `皿´ )ノ」

 

一瞬怒ったような顔文字がモニターに写ってからテツノワダチは顔のモニターにシャッターを下ろして身体をタイヤへと変化させる

 

その胴体ははがねタイプ特有の銀色の輝きを放ちながら獰猛化による赤黒いモヤがさらに強く発生して明らかに威力が上がっていることが分かる

 

「アルセルタスちゃん!止めて!」

「セルタアァァァァアアアアアアア!!!」

「ウィィィィィィィイイイイイイイ!!!」

 

アルセルタスは巨大な前足に尻尾のハサミで高速回転する『アイアンヘッド』をどうにか受け止めた

だけどテツノワダチの回転は減速するどころか更に加速しており、アルセルタスが後退りし始める

 

「相性最悪だしあんまりやりたくなかったけど……出てきて!シュニン!」

「ンガァァァァァァァアアアア!!!」

 

私はダルシムを交代させてシュニンを繰り出す

そしてすぐさま懐にあるテラスタルオーブを手に取る

 

「行くわよ!テラスタル!!」

 

オーブへのチャージが終わり次第すぐにシュニンへと放り投げ、テラスタルを行う

 

シュニンの全身が水晶のような輝きを放ち、全身を巨大なクリスタルに包まれる

少しするとクリスタルを粉砕して頭に燭台の炎を象った水晶の冠を被ったシュニンが現れる

 

「ンガァァァァァァァアアアア!!!」

 

テツノワダチはじめんタイプも持ってるから相性最悪なんだけどなぁ……

 

「シュニン!『かわらわり』!」

「ンガァァァァァァァアアアア!!!」

 

シュニンの顎が更に光輝いてテツノワダチへと襲いかかる

 

「ドンッ!?!?!?(  Д ) ゚ ゚」

 

テツノワダチの顔のモニターにあるシャッターが開いて目を飛び出させるような顔文字を表示する

 

タイプ不一致でも威力は十分!

テツノワダチはあまりの衝撃に回転を止めて一旦後方へ下がっていた

 

「シュニン!今のうちに『かやくがん』をばら蒔いて!!」

「ンガッ!」

「カエデさんは巻き込まれると洒落にならないんで飛んでください!」

「分かったわ~」

 

そして態勢を整えたテツノワダチが再び襲いかかる

 

「ウィィィィィィィイイイイイイイ!!!

(#`皿´)」

 

テツノワダチ身体を丸めて大きくジャンプする

これは『じならし』かしらね?

 

「シュニン!真下で受け止めながら『かやくがん』!」

「ンガッ!ッッッ!!!!!ンガァァァァァァァアアアア!!!」

「ドン・ファァァァァァンンン!?!?!?

!!(゜ロ゜ノ)ノ」

 

シュニンはその圧倒的なまでの耐久力を行かしてテツノワダチの『じならし』を受け止めながら全身を振り回して『かやくがん』をばら蒔く

更にシュニンの特性によってテツノワダチがぶつかった事でさらに『かやくがん』がばら蒔かれていた

 

「シュニン!着火!!」

「ンガァァァァァァァアアアア!!!!」

「ウィィル・ファァァァァァンンン!?!?!?

ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」

 

シュニンの『じしん』によってテツノワダチのとてつもないダメージを負うが、追撃の『かやくがん』が全て起爆して『だいばくはつ』クラスの威力の誘爆を引き起こす

 

これによってテツノワダチは身体が縮み初めて普通のドンファンくらいのサイズまで小さくなって獰猛化も解除される

 

「ウィィル…………(ヽ´ω`)」

 

「あらあら~すごい強くなってるわね~」

 

ただこんな状況でも全く動揺した素振りすらないカエデさんに私は若干恐怖を覚えた

 

 

この人どれだけ肝据わってるんだろうか……

 




マグロ「前回のコメントで音爆弾でディアブロスのように動けなくならないよというのがありました
こっちに関してはワシの説明不足があったので謝罪します」

ライズ「確かに潜った後のハブルポッカだと音に驚いて怯む程度か音の方向に攻撃を仕掛けるかをしてくるんだがな」

マグロ「補足させて頂くと一応今回のハブルポッカは獰猛化によってかなりの興奮状態になっています
それに加えてスパイスでただでさえデカイ身体が更にでかくなって五感も獲物を捕らえるために鋭くなっている状態なので余計に驚きやすくなっています」

ライズ「まぁその状態でも普通に反撃しているから状況としてはゲーム側よりもめんどくさくなってるんだがな」

マグロ「何か疑問な点等がありましたら遠慮無く伝えて頂けるとありがたいです」
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