未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

99 / 300
少年と双子と不穏な気配★

 

 

レティ視点

 

 

~ロースト砂漠~

 

 

ライズ君達特製のひでんスパイスサンドウィッチは尋常じゃない美味しさでヴィオ姉の食欲がとんでもないことになっていた……

 

今は大量に作った料理を片っ端から胃に送っているから今のうちにコライドン、ミライドン、マフィティフにサンドウィッチをあげておくことにしていた

 

「どうだ……」

 

マフィティフがサンドウィッチを食べた時にペパーはその効果を見るためにしばらく観察していたけど……

 

「…………効果無しか?必ず効果があるって訳でもないのかそれとも……効能と症状が合ってなかったか?」

「たしかすぱスパイスの効能って滋養強壮だったよね?」

「そうなると純粋にすぐに効果が出るものって訳ではないってことか

というか今までがおかしかったんじゃないか?」

「……かも知れねぇな

わりぃ、ちょっと焦ってた」

「…………ばぅ」

 

マフィティフは慰めるように鳴く

立とうとしているようには見えるけどやっぱり途中で崩れ落ちていた

 

そしてコライドン達は……

 

「「アギャァァァァァス!!!」」

 

ん???

 

「…………なんだこれ」

「翼……なのか?」

「なんで頭から翼?」

「「アギャ?」」

 

なんかよくわからないけど二匹の頭部からかなり大きな翼が出てきていた

 

ただ自分から羽ばたかせたりは出来ないらしくてあくまで滑空用っぽい

 

「とりあえず力が戻った……ってことでいいのかこれ?」

「相変わらずの意味不明ちゃんだぜ……」

「ばぅ……」

 

なんかマフィティフまで呆れた目で見つめている気がする

 

「ライズ、そういやハイダイさん達は?」

「あぁ、あの人達ならあそこでリモート会議やってるよ」

 

私達がライズ君が指差した方向を見てみると……

 

「なぜナンジャモさんが簀巻きに?」

「リモートすっぽかそうとしていた上に今インナーだけの姿だからな」

「ライズ……お前とナンジャモの関係は知ってるけどさ……その……苦労してるんだな」

「その同情するような生暖かい視線はヤメロ……」

 

ごめんライズ君……私も割と同情してた

 

 

 

_________________________________________________

 

あれからしばらくするとフトゥー博士とオーリム博士から連絡が来てコライドン達に『かっくう』の力が復活した事を告げてくれた

 

やっぱりあの翼は滑空用で羽ばたいて飛行するとかはどうあがいても不可能らしい

 

それとテツノワダチとイダイナキバを捕獲したことを伝えるとあの二匹の生態について少しだけ教えてくれた

 

基本的にはドンファンに似ているけどイダイナキバは若干好戦的になりやすいらしい

 

テツノワダチは自分の主人と認めた者に対しては強い忠誠心と信頼を寄せるらしい

 

私はそれを聞いてヴィオ姉と戯れているテツノワダチを見る

 

「ファァァァンド( ≧∀≦)ノ」

 

…………かわいい

 

テツノワダチは顔のモニターがやたらと表情が豊かなのがわかる

 

そして少しするとオモダカさん達のリモート会議がようやく終わったのかハイダイさんが凄まじい速さで砂漠を走り抜けていくのが見える

 

あと人見かけによらず脚めちゃくちゃ速いなぁ……

 

ただそれを見ていたオモダカさんが困ったような表情をしてこちらに来る

 

「申し訳ないのですが貴方達に頼みたいことがあるのですが大丈夫でしょうか?」

「はい?頼みたいことですか?」

「えぇ、さっきハイダイがマリナードタウンへと向かって走り去って行ったのですがあの人はジムに自分の財布を忘れていっているのです

リーグの職員からそれを聞いて今私がついでで預かっていたのですが話をする前に行ってしまったので」

「とりあえずその財布をハイダイさんに届ければいいんですよね?」

「ええ、お願い出来ますでしょうか?私は次の予定がありまして……」

「ライズ君ー!ヴィオ姉ー!それでもいいー?」

「別に良いんじゃないかしら?次ってどのみちハイダイさんに挑む予定だったじゃない」

「そうだな、元々避けられそうに無いからこっち優先したってだけだったしな」

 

あ、そうだ

 

「ペパーも来る?」

「あー、オレは次のスパイスの事を調べにオージャの湖に行ってみるわ

次が最後のスパイスだからな……」

 

するとペパーは申し訳無さそうに答える

 

「あー、そっか

ごめんね?変なこと聞いちゃって」

「気にすんな気にすんなって

むしろそういうのに誘ってくれてありがとちゃんだぜ!

じゃあまたなー!おまえら!」

 

そう言い残してペパーは行っちゃった

 

「そっか……次のスパイスでようやく……」

 

するとオモダカさんの表情が少し硬くなる

 

もともと硬いけど

 

「オージャの湖ですか……最近になってからあの近辺には不穏な気配があるのですよね……

まるでポケモン達が湖に入るのを怖がるような……

それに謎の粘着性のある黒い体液と思われる物とポケモンの骨と思われる物の発見報告が相次いでいます

 

なにも無ければ良いのですが……」

 

するとヴィオ姉が顔を真っ青にして大量の冷や汗をかく

 

「…………ッ!?」

「ヴィオ姉?」

「…………なんでもないわ、後で話しましょう」

 

なんだろう……すごくいやな予感がする

 

ペパー……大丈夫かな?

 




マグロ「かなりフライングですが最後のヌシの情報をちょこっと公開」

??????
ドラゴン・ゴーストタイプ

特性
__________以下の情報は削除されました__________












?????「…………フフッ♪」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。