甲板に誰も居ないことを珍しく思った船長は、クルーを探しにサニー号の探検へと向かいます
「何書いてんだ?」
「航海日誌よ。本当はアンタが書くんだからね?!」
「何書いてんだ?」
「医療日誌だ。健康は日々の積み重ねだからナ!! 怪我も多いし、強くなるサポートにもなる!! だから、ちゃんと記録をつけるようにしたんだ!!」
「何書いてんだ?」
「備忘録、ですかね? いえ、ワタクシ歳も歳ですから、思いついた曲やその日の出来事なんかを書き留めてるんですよ。どんな小さな事でも、ラブーンへの土産話。忘れてしまってはもったいないでしょう?」
「何書いてんだ?」
「ああ? 在庫とか今日のメニューとかそんなんだ。つまみ食いしたらすぐわかるからな。ハラ減ったらちゃんと言えよ」
「何書いてんだ?」
「オウ! 整備記録だ!! この船をもっとスーパーにするためにも、日々のメンテナンスは欠かせねぇンだぜ!!」
「何書いてんだ?」
「クセでのう。ワシも船長だった。今は海流や波の様子なんかを記録しておる。他にも思いついたことなんかを、な。まあ、暇つぶしじゃな。ルフィ、お前さんも書いてみるかね?」
「何書いてんだ?」
「日記よ。歴史は毎日刻まれていくものなの。記録さえあれば、遥か未来に心さえ伝えられる。アナタも書いてみたら?」
「オマエも書いてんのか?」
「? ああ! アイデア帳だ。閃きは書き留めとかないと逃げちまうからな! 見ろよ!! コイツが完成したらスゲーことになるぜ!!」
「ゾロも何か書くのか?」
「何言ってんだ、テメェ?」
船長の思いつきにより、交換日誌開始
一人目
ロロノア・ゾロ
なにもなかった
一言欄
ナミ
そうよね?! 寝てたものね!!
ジンベエ
あの大嵐の中、なんで寝とれるんじゃ
サンジ
体縛り付けとけ
お前が跳ね回ったせいで部屋がぐちゃぐちゃだ
後、そのペースで呑んで料理酒に手を出したら蹴り飛ばす
ウソップ
一本ぐらい酢に変えとこうぜ
起きるかもしれない
チョッパー
死んだかと思った!! 死んだかと思ったゾ?!
寝てた!!
ルフィ
ダメだなー
ちゃんと手伝わないとダメだぞ
オレだって手伝った
ウソップ
↑お前は船長だろ
フランキー
スーパーだぜ!!
ボンク、改造しといたから寝心地を教えてくれ!!
ウソップ
何か包まれてる
チョッパー
安心するゾ
ルフィ
あんま揺れねぇな
サンジ
コレ意味あんのか?
バカどもの寝相に振り回されなくなった
ゾロ
お前らが書けって言ったンだろが
ロビン
昨晩の海蛍はステキだったわね
ブルック
おや、羨ましい
次の当番ではリクエストをお待ちしておりますよ
酒のお供にピッタリな曲を用意しておきます
「何か面倒だな」
「「「オマエがヤル!!って言ったンだろが?!!!!」」」
「だから、意味ねぇって」
「オレだけ損だな」
「フフフ、書きたいことがあったら書けばいいわ」
「自由な男じゃのぅ」
「ガキなんだよ、ガキ」
「ヨホホホ!! ヨホッ!! ヨホホホホホ!! ヨホ………!! !! !! 」
ちなみにサンジだけは食卓のおしゃべりで充分だと思っているので、ちょっと不満顔