麦わら一味の日常   作:HIRANOKORO

10 / 50
聞いてみた
新人研修の続き?


インタビューウィズストローハットファミリー

「ルフィー。索具の点検するぞ」

 

「ルフィ。部屋の掃除するから水汲んできてくれ」

 

「ルフィ!! 引っ張れ!! 風が変わった!!」

 

「これがオレの新必殺!! ローリング・サイバネティク・甲板磨き!!」

 

「フォアマスト取り込むぞ。ルフィは上を頼む」

 

「この程度ならオレが直してやるよ」

 

「狙うは作り置きの皿だ。ルフィ、囮作戦だ!!」

 

「トイレ掃除はオレがやるから、風呂掃除は二人でやれ」

 

「ワハッハッハ!! ハッ!! 遊んでる場合じゃねぇ!! ルフィ! チョッパー! 三人でさっさと終わらすぞ!!」

 

 

既にこの船は乗っ取られている、のかもしれませんね」

「この船はおおよそ、ウソップで回る」

「というか、船長が回る」

「ああ、ウン、覚えておこう」

 

 

「いやぁ、いつもスゲェ量だが、手伝ってくれて助かるよ。男連中にそういう気遣いみたいなのは期待出来ないからな。まあ、尤も、その美しい手を荒らす水仕事なんてさせないわけだが。そう、とりあえず干しておけばいい。拭いただけだと不衛生だ。本当は日光に当てるなりしたいんだが、コレ、チョッパー謹製の石けんで泡切れも消毒も完璧だ。おかげで仕事が楽になって助かるよ。そうだ。この後、少し空き時間があるんだ。ちょっとお茶しないかい? この前見つけた珍しい豆があるんだ」

 

 

「ロビンは聞いとるのかのう?」

「いや、コックの一人芝居だ」

「だって、アソコに生えてるの手だけだもんな」

「怖いです」

 

 

「オレの麦わら返せ!!」

「パスパス!!」

「ウソップゥ!!」

「怖っッ!! アッチだ!!」

「チクショウ!! 追いつけねェ!!」

「そりゃことごとく、フェイントに引っかかってたらな」

「ウワァ!! 足引っかけられた!!」

「フフフ!」

 

 

「なんかイタズラされたら、あそこではっちゃけてる女を疑え」

「他のヤツらのイタズラなら疑う余地もないしな」

「能力の相性が良すぎます。イタズラと」

「失せ物探しとかもしてくれるぞ。そっとな」

「ちなみにオヌシら。イタズラされとるぞ」

「オマエもだ。ジンベエ」

 各部から愉快に生える手。

 

 

「昼間は寝てばかりおるくせに、夜は寝ないんじゃのう」

「まあ……酒は夜の方がウマいからな」

「そういうことにしとこう。どれ、ワシも一献」

「好きにしろ。文句はねェよ」

「摘むか?」

「気が利くね」

 音楽家のヴァイオリンソナタ。

「深海ではイブの恩恵で日の光には与れたが、星空とは無縁じゃった」

「毎日見てるから有難みもねェが、なんか星座とか、色々あるらしい」

「昔の人間も、こうして空を見上げて物思いをしたのじゃろう」

「後ろ向きなことは嫌いだが、流れ星にはよく出会う」

「願でもかけてみたかね?」

「コイツで充分さ」

 和道一文字を握る。

「時たま、空一面に星が降る夜がある」

「楽しみじゃのう」

「いくらでも機会はあるさ」

 

 

「ジンベエって水を操れるのよね?」

「まあ、魚人だしのう」

「スゴい! じゃあ、ミカンの水やりとか任せていい?」

「やれんこともないが、ワシらは荒っぽいぞ?」

「ダイジョブ、ダイジョブ! ホラ! こっちはロビンの花壇! カワイイでしょ?」

「あまり馴染みはないが、おもしろい文化だとは思う」

「じゃ、人間を理解するのにもピッタリね!」

「そういうもんじゃろうか?」

「試しによ! なんでもやってみないと! じゃ、ヨロシクね?!」

「敵わんのぅ」




ナミだけは言われっぱなしという
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。