「アンタたちさ、ウチのクルーの記事で儲けてるんだから、取材料とかないの?」
「クー」
「写真だっていつの間にか撮ってるし、こちとら四皇よ? わかる?」
「なんだかんだ、オマエがケンカ売る相手もとんでもねェな」
「ケンカなんか売ってないわよ。キチンとした報酬を請求してるの!」
「んなもん、そもそもまともな取材だって来たことねェだろ」
「まともに取材したら記事も売れると思わない?」
「クー」
「考えといてね」
「いつもすまねぇな。ホレ、雑魚だがやるよ」
「まだ読んどるか?」
「オウ! もうちょっとだ」
「なんぞ、動きはあるか?」
「いーや、あれこれ憶測ばっかだな」
「そうか、もどかしいな」
「だが、いつものウソや捏造は見当たらねぇ。本当に動きがないんだろうよ」
「そうなのか?」
「モルガンズってのは事件を作るからな」
「あのよく見ると大事件でもなんでもない煽り記事か」
「それはそれでキナくせぇな」
「なるほど。気をつけんとな」
「ヨシ!! 次はロビンに渡してやってくれ!」
「すまんな。やっとこう」
「これ、どういう意味だ?」
「そうね。この二つの島は海列車で繋がってるから、商売のやり方を変えるのね」
「なんでだ?」
「船で運ぶより便利になったのに、それまでと同じだと儲けが変わらないでしょう?」
「そうか! 安全だし早いもんな!」
「ええ、そうね。だから、違う約束を交わして貿易するの」
「へー、海列車ってこういうのも変えるんだ」
「そうね。世界を変えているわ」
「スゲェな! もっと教えてくれ!」
「かまわないわ」
「W7の新しい秘書の名前? サンジさんご存知です?」
「知らねぇよ。なんで聞いたんだ?」
「だって、女の子のことですし」
「覚えはねぇな。そんな記事あったか?」
「あのおっさん忙しそうだったしな。二年前じゃねぇか?」
「ああ、それではご存知ないのも」
「そっか、そりゃそうだな」
「やめろ。思い出させるな」
「でも、二年前って新しいか?」
「どうなんでしょう? そんな入れ代わりもないでしょうし」
「不思議だな〜」
「とりあえず、そいつがわからなきゃクロスワードは失敗だな」
「残念です」
「今日はダメだったかー」
「明日もありますよ」
「古新聞あるか?」
「そこにまとめてあるぜ」
「ちょっと貰ってく」
「オウ! なにに使うんだ?」
「コイツは油がよく取れるんだ」
「オメェ、剣が傷つくぞ?」
「覇気で覆うと拭き取りが楽なんだと。ワノ国で聞いたんだ」
「そんな裏ワザが?! なら、好きに持ってきな」
「それに、柄も湿気るんでな。コイツを巻いとかないと」
「なるほど。オレは刀鍛冶じゃねぇが、稽古用に打ってみようか?」
「ありがてぇが、普段からコイツらを振っときたい」
「なら、その辺の整備も任せな。たまにゃキチンと見てやるよ」
「助かる」
※ネタバレ
ジンベエの笑顔が最高