麦わら一味の日常   作:HIRANOKORO

35 / 50
それぞれの見方


新聞

「アンタたちさ、ウチのクルーの記事で儲けてるんだから、取材料とかないの?」

「クー」

「写真だっていつの間にか撮ってるし、こちとら四皇よ? わかる?」

「なんだかんだ、オマエがケンカ売る相手もとんでもねェな」

「ケンカなんか売ってないわよ。キチンとした報酬を請求してるの!」

「んなもん、そもそもまともな取材だって来たことねェだろ」

「まともに取材したら記事も売れると思わない?」

「クー」

「考えといてね」

「いつもすまねぇな。ホレ、雑魚だがやるよ」

 

 

「まだ読んどるか?」

「オウ! もうちょっとだ」

「なんぞ、動きはあるか?」

「いーや、あれこれ憶測ばっかだな」

「そうか、もどかしいな」

「だが、いつものウソや捏造は見当たらねぇ。本当に動きがないんだろうよ」

「そうなのか?」

「モルガンズってのは事件を作るからな」

「あのよく見ると大事件でもなんでもない煽り記事か」

「それはそれでキナくせぇな」

「なるほど。気をつけんとな」

「ヨシ!! 次はロビンに渡してやってくれ!」

「すまんな。やっとこう」

 

 

「これ、どういう意味だ?」

「そうね。この二つの島は海列車で繋がってるから、商売のやり方を変えるのね」

「なんでだ?」

「船で運ぶより便利になったのに、それまでと同じだと儲けが変わらないでしょう?」

「そうか! 安全だし早いもんな!」

「ええ、そうね。だから、違う約束を交わして貿易するの」

「へー、海列車ってこういうのも変えるんだ」

「そうね。世界を変えているわ」

「スゲェな! もっと教えてくれ!」

「かまわないわ」

 

 

「W7の新しい秘書の名前? サンジさんご存知です?」

「知らねぇよ。なんで聞いたんだ?」

「だって、女の子のことですし」

「覚えはねぇな。そんな記事あったか?」

「あのおっさん忙しそうだったしな。二年前じゃねぇか?」

「ああ、それではご存知ないのも」

「そっか、そりゃそうだな」

「やめろ。思い出させるな」

「でも、二年前って新しいか?」

「どうなんでしょう? そんな入れ代わりもないでしょうし」

「不思議だな〜」

「とりあえず、そいつがわからなきゃクロスワードは失敗だな」

「残念です」

「今日はダメだったかー」

「明日もありますよ」

 

 

「古新聞あるか?」

「そこにまとめてあるぜ」

「ちょっと貰ってく」

「オウ! なにに使うんだ?」

「コイツは油がよく取れるんだ」

「オメェ、剣が傷つくぞ?」

「覇気で覆うと拭き取りが楽なんだと。ワノ国で聞いたんだ」

「そんな裏ワザが?! なら、好きに持ってきな」

「それに、柄も湿気るんでな。コイツを巻いとかないと」

「なるほど。オレは刀鍛冶じゃねぇが、稽古用に打ってみようか?」

「ありがてぇが、普段からコイツらを振っときたい」

「なら、その辺の整備も任せな。たまにゃキチンと見てやるよ」

「助かる」




※ネタバレ
ジンベエの笑顔が最高
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。