麦わら一味の日常   作:HIRANOKORO

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ま、あるでしょ


闇との関わり

「とりあえず、ギバーソンの倉庫か、ルフェルド財閥の出先を探すわよ」

「金を預けておるのか」

「ちょっとだけどね」

「ロビンも連れていくのか?」

「ビビんないの! 今さらだし、この国でまだウチを襲う気概があるならもう関係ないわ」

「ビビっとるつもりはなかったが、言われてみると臆病か」

「護衛も兼ねてるんだから堂々としてて」

「むしろ、周辺の警戒はワタシに任せて」

「適材適所じゃな。心得た。実に頼もしい仲間たちじゃ」

「こんなか弱い女の子に頼らないでしっかりしてよね?!」

「う、うむ。善処しよう」

「フフフ、頑張るわ」

「しかし、手数料も高いじゃろう?」

「ま、確かに手持ちで充分だと思うけど、なるべく節約したいの」

「ということはそれ以上の儲けがあるのか?」

「ウチにはチョッパーもフランキーも、なんならウソップもいるから。ロビンも情報とか売れると思うし」

「そうね。政治とかは面倒だけど、商売に関わることなら」

「そもそも強国じゃ。今の時代、どこもこの国の武器をほしがるじゃろうて」

「物騒よね」

「ゆうて、それを助長しとった二大勢力が勢いを減じたからな」

「やっぱり、壊滅はしないか」

「カイドウはわからんが、ビッグ・マムには子供たちがおる。そう簡単ではなかろう」

「でも、白ひげのところは小さくなったんでしょ?」

「それはそうじゃが、あれは仇討ちで負けたのが大きいからの」

「もしかして、狙われちゃうかも?」

「来るかしら? あんなよ?」

「ホーミーズを寝返らせただけはあるな」

「説得力があるわね」

「やめてよ! ワタシはただの航海士なんだから!」

「急に説得力がなくなったのう」

「白々しいわ」

「う、でも、今回もあんまり役に立った気がしないのよね」

「謙遜もたいがいにしとくんじゃな」

「海賊王のクルーだからってなんでもは出来ないわ」

「そうじゃ。ロジャーの船にもバギーが乗っておったぐらいじゃからな」

「あ、急に気楽になった」

「見習いと一緒にするのはどうかと思うけど」

「まあ、なんというか。海賊団としてはむしろ、ウチよりも普通じゃろう」

「子供を乗せるのが?」

「孤児を引き取るのは、どこの海賊団でも同じね」

「あ、そっか。ロビンみたいな子供がいっぱいいるのね」

「他人事だのう」

「ワタシは契約だもん」

「しっかりしとるの。ま、悪ガキの憧れではあるからな」

「そこはわかんないわね」

「被害は派手じゃが、結局のところ海軍に守られたような場所を襲うバカな海賊は少ない」

「四皇もナワバリのアガリが収益のほとんどよ」

「義賊みたいなものかしら? ジンベエのところはわかるけど」

「最悪の世代といわれるのも理由があるということじゃ」

「筆頭じゃない?!」

「大変ね? 航海士さん」

「ご苦労さまじゃな」

「他人事?!」

「ホレ、頼りにしとるぞ? 役に立たんなどとは言わせんからな?」

「ゴメンって!」




金のなる木がいっぱいいる一味
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