麦わら一味の日常   作:HIRANOKORO

7 / 50
海賊歴十五年、初めてがいっぱい


新人研修

 ダルダルの着物を着たルフィ。

「ギアサーード!!」

 プクゥ。

「ジンベエ」

「ダッハッハッハ!!」

「エエッエッエ!!」

 ロビン協力の髷と、なんか努力した髭。

「オレもオレも!! ランブル!! ガードポイント!!」

「アッヒャッヒャッ!!」

「ハッハッハ、なんとも贅沢な夕飯じゃな」

「やめろ!! バカ!!」

 ゴンゴンゴン。

「ダメよ、ジンベエ。アイツらにモノ貸しちゃ。全部壊しちゃうんだから」

「お、オウ」

 

 

「ルフィーぃ〜っ!! またゾロが無茶してる!!」

「無茶じゃねェよ」

「任せろ!! 行け!! ブルック!!」

「黄泉路への子守唄ァ!!」

「殺す気か」

 狙撃手、彼方からのツッコミ。超絶優しい音色。

「スカーァ」

「グカーァ」

「何でルフィまで寝とるんじゃ」

「ヨホホ! 任務完了」

「ジンベエ! 運ぶの手伝ってくれ!」

「お、オウ」

 

 

 波間流離う 寒空に

 鋼鉄の裸一貫 震わせて

 雄々しく立つ 龍の子であれ

 

「ナニをやっとるんじゃ、アレは」

「理解しようとしないことよ」

「最低っ!! ホント!! 最低っ!!」

「物干しから取ったパンツが凍ってたんだとよ」

「スゲー悲鳴だった。まるで鳥が首を締められたかのような」

「アレは見たくなかったです、ハイ」

「オーーイ!! フランキー!! アイロンかけといたぞ!!」

「オウ!! アリガトよ!!」

「振り向くんじゃないわぁーッ!!」

「アーッハッハッハ!!」

 

 

「くぉのクソネズミどもがァーッ!!」

 ドッカン! バラバラ!

「盗み食いはダメだって言ってんだろうが!!」

「銀蝿は海の風習でもあるが……」

「その常識は捨てなさい」

「この船では命取りになるわ」

「三日分の食糧がパァだ!! 海王類何匹分だ、ゴラァ!!」

「か、海王類?!」

「ジンベエ、アナタが捕まえるのよ」

「そうね。もう、エサのない釣り糸を垂らさなくてすむのね」

「お、オウ」

 

 

「舵取りは任せんしゃい」

「結構、変わるもんだな」

「こんなに揺れねぇとは」

「スゲーな。オレにも教えてくれよ!」

「構わんぞ。どれ、代わってみるか」

「やめろ!! ジンベエ!!」

「ソイツに舵を触らせるな!!」

「いや、しかし、船長じゃろ?」

「いいか? 本当にやむ得ない場合を除いて、コイツに進路を任せるな!!」

「漂流するぐらいならいい。コイツは喜々としてサイクロンに突っ込む男だ」

「その方がおもしれーじゃん」

「わかったか? ナミさんですら前兆しかわからない嵐に、好奇心で真っ直ぐ進むんだ」

「物事を荒だてる才能だけは世界レベルなんだ。疑うな!!」

「お、オウ」




ピッタリ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。