エピソード1
その思いの目覚め
何時も周りに違和感があった、
お母さんがお母さんに思えなかったり、
知らないはずの言い回しや単語がするりとこちから出たり。
混乱していた当時は自分の事で頭がいっぱいで周りが見えていなかったけど、
そんな自分を両親もどうしていいのか分からなかったんだろう、
腫物扱いしていたんだと思う。
4~5歳の子が急に大人びたことを言ったり、
急に不安になって辺りをきょろきょろしたり、
果ては自分たちの事を急に見知らぬ他人として扱ったり。
辛うじて繋がりがあった親戚の寺の霊能力者に頼ったのは
拙いオカルト知識で悪魔に取りつかれた可能性を思い付いたから
藁にも縋る気持ちだったのだろう。
まだ若かった僕のオジサンは忙しい合間を縫って何度も合いに来てくれた
「知らないはずの景色や人の顔が思い浮かぶ」
「自分が自分出ない気がする」
そう頭がおかしいのか悩む自分に
「世の中にはいろんな不思議なことが有るのだ、
だがそれはおかしいことではない
ただそうあるだけなのだ」
そういって僕を宙に浮かばせた、
おそらく自分の式で持ち上げたのだろう
両親には悪魔に取りつかれてはいない
ただ少し放出マグが多いようなので
悪魔に干渉された可能性があると
お守りを付けているように渡された。
本当にささやかな伝承補正しかないお守りだが今でも大切な宝物。
その後も年に数回会いに来てくれるようになった、
自分は覚醒者になるかもしれないからとのことだが
忙しい中心配りが嬉しかった。
オジサンは僕にいろんな話をしてくれた。
自分が帝都の守護をしている事。
悪いことに異能を使ってしまう人たちがいる事。
力を手にしても人を思って使わなくてはいけない事。
そう覚醒者がダークサマナーに堕ちないための大切なことを。
そして自らが人に道を説くことに恥じないもので有れるようにしている事を
その姿勢で示していた尊敬するオジサン。
何よりもその人格が前世今世合わせても人として敬意を払うべき
数少ない大人
だからこそ
「こんな掲示板でバカにされていい人じゃないんだよ(怒)(怒)(怒)」
掲示板で本願寺の霊能力者としての無能さを笑い、
限界以上に働いて無理が来た結果の醜態を笑う黒札の俺たち。
その書き込みの縁の先と注文票を照らし合わせ、
該当人物の注文優先度を最下位に容赦なく落としていき、
待ち時間を容赦なく延長していく。
⦅ガイア連合でも数少ない交霊・降魔をキツイ修行で習得して
ベテランまでに成長した自分を怒らせたらどうなるか思い知らせてやる⦆
因みに誰か文句言ってきたらガチでストライキ始め、
身内を侮辱して不特定多数に名誉棄損させる話を拡散した抗議と主張し
ショタオジが制裁を約束するまで式神作成部の能率を思いっきり落としました。
本編 日本の空港や港に結界展開時