エピソード19
神々の仲魔推薦
事業も異界も拡大していくと当然人手は不足していく。
そうなると雇う人手悪魔では多くなるのだが。
「ふむふむまったく手を付けられていない原生林や山岳が発生したと、
おお丁度開拓神にコネがあるぞそうビックネームの大国主に」
狼の式神に憑依した最高神の発言である。
「茶番は良いとして大国主は止めときますよ、
あなたに最終的にこの異界を奪われそうですし」
「むしろこの異界を乗っ取られても取り返せる保険としていったんだがな」
神々しさを極力振りまき人の子を思っての事ですよと
慈悲深ロールしている神に
うさんくせー
目線で語りながら
「紹介するなら愛宕の神様や阿蘇の神にしてください」
愛宕はお地蔵様の別側面とも語られて相性いいし。
「火防と神殺しに、火山封じと開拓神か何か明確な意図があるな」
「ちょっと火属性の地母神も来られたので荒魂になった時の保険が欲しくて」
⦅昼ドラに巻き込まれるのは勘弁だけど
温室と温泉が魅力的過ぎたんだよなー⦆
異界ではバナナやマンゴー栽培が始まっています。
「あまり外の神ばかり引き入れて大和の神をないがしろにするのは感心せぬな」
最後にこの地を守るのは我らぞ。
「だからこそ岩永姫のコネが効く山神関係に声をかけてるんですよ」
これでも信仰復活支援はしてるつもりなんですからね。
⦅へたに一つの勢力に依存するとどんどん足元見られるからな⦆
国津神天津神この国も火種は埋没していつ爆発してもおかしくないし。
片方に肩入れできないややこしすぎる世界にため息をつくのであった。
「まあ紹介しろよ言うんならするがほんとにいいんだな」
・・・その夜・・・
ロリショタニキが眠りにつくといつの間にか暗い林に出ていた、
「ワラワに会いたいと娘が伝えてきてな」
⦅月も太陽もない世界⦆
それに濃い穢れ
「貴方のお子様と交渉することになると思いましたよお母さま」
丁寧に国生みの女神へ礼をする。
「ワラワを母と呼ぶか」
「この国全の始まりを産み出したお母さまでしょ」
ホホホと笑う女神
「汝がワラワを母と扱うならワラワもそう振舞おうか」
周囲の気配から死の香りが急速に薄れていく。
⦅最初の山場は乗り越えたかな⦆
内心やばいし自分の中の
この大女神への悪魔交渉を成功させるのに全力を尽くすのであった。
「恐ろしくないのかえ?いや畏れは有っても恐れはちいさいな、何故?」
あなたが母であるからですよ
「お前たちを一日千人殺す神でもか」
神話にて殺すと言ったのは
言い換えれば根の国で自分の手元に引き取ると言うこと。
親が自分の手元に引き取ると言うならそれは現代でもある離婚時の親権争いと
同じでしょ。
実際あなたを慕って訪れたスサノオを住まわせ
また孫娘が愛した男と共に地上に帰るのを許したでしょ
民を自分の元に引き入れるとは言ったけど、
その後の扱いには特に神話では言及されていない。
「貴方からこの国の全ては生まれ、そしていつの日にか貴方の元に還る
そして貴方の元からまた旅立つ」
それが古くからの母なる神が世界に示す
そう語るロリショタニキに面白そうに女神は笑い
「本霊から分かたれた分霊たるワラワは、
本霊から何も求められず白紙で送られた
故にワラワの性質はワラワを認識する人の子によって
定められる」
【アナライズ成功】
女神 イザナミ LV40(中位カスタム分霊)
耐性 物理耐性 火炎反射 破魔無効 電撃吸収 呪殺吸収
スキル ショックウェーブ 無慈悲な一撃
黄泉津大神(自身を含む味方の電撃属性・呪殺属性威力増幅)
電撃ハイブースタ 真理の雷 電撃貫通 火防の神(仲魔の耐性を火炎反射に)
「この島国の子はワラワの見守りし大切な子、
その子達が脅威にさらされているなら母として力を貸しましょう」
【女神 イザナミ が 仲魔になった】
⦅え私が面倒見るの⦆
そういうことになった。