・・・半日後・・・
「本日未明に起きた地震は日本海溝にて小規模な火山噴火が
原因と専門家より回答があり、
幸いにもこの地震による被害は報告されておらず・・・・
ニュースの報告をBGMにロリショタニキはショタオジの前に
少し罰悪そうに立っていた。
「今回はこっちが慌てていて事前に予想できていたことを見逃してました、
すみません」
そう、母を求める思念がばら撒かれていたなら同じように母を求めるものも
寄ってくるのは道理
それが同じ母親の子なら猶更。
「まあ、死者の国なら殺された子供もそこにいると考えるのが自然だよね
ましてや、弟が母親に甘えてるなら嫉妬もするだろうし」
「すみませんほんと、水の中だからまさか火の神が顕現するなんて
頭の中から排除してました、
海の中にある火を完全に排除してました」
火のカグツチ、文字道理火の神でこの神を出産したからお産の火傷熱毒にてイザナミは
亡くなった、
そしてイザナギに首を落とされた神
その血から多くの山神が生まれたことを考えればこの神の火が溶岩
つまり噴火を象徴する神と解釈するのは簡単なことだ
「同じお母さんに甘えられなかったお兄ちゃんヒルコも弟スサノヲも
お母さんと一緒にいて羨ましかった、今は反省している」
イザナギに引っ張られていく前のカグツチの発言である。
⦅イザナギの姿が番長のペルソナと同じだったのは驚いたな、
あんなハイカラ姿なのは番長の深層心理の影響だと思ったけど
実は本霊の影響が大きかったのかな?⦆
「おまけにイザナミは愛宕経由の勧請、愛宕顕現として祭られていたから
同じく愛宕にて祭られてたヒノカグツチはむしろセットで現れていなかったことのほうが不自然だったんだよね」
「でもイザナミが愛宕経由で現れてくれてなかったら壊滅してましたね、
火防の加護あっても衝撃だけで結構ダメージ食らいましたし」
火山噴火を間近で食らっても原型残るどころか普通に生きてる高位覚醒者は
運がいいのか悪いのかわからない因果を持ち出した。
「幸い影響はほぼ異界内で済んだしね、
メシア教の資料がふっとんじゃたのは少し残念だけど
悪魔を砲弾やミサイルにする技術なんてメシア教の
二番煎じと言われる屈辱なんて味わいたくないからいいか」
まあ無事に終わったからいいよ
「あのそれなら、大きな子供たちの今後もお任せして」
「それは別面倒見てね」
「でもさすがに高位神格一気に来ると」
「火山噴火被害の抑え込み」
「う」
「暴走しないように契約の成就、弄られた霊基の治療」
「うう」
「高位神が満足するレベルの社の建築」
「ううう」
「というかヒルコとか魔界に返せばよかったのに
自分が引き留めたでしょ」
「わかりましたよ、うちで面倒見ます」
暴力で手早く解決を反対した立場のため責任を取り、
異界内に引き取ることのなったロリショタニキ、
異界内はよりカオスを深めていくのである。