エピソード6
ドッペルゲンガーは便利だよね
ショタオジが自衛隊相手に分からせをし、
クーデターを阻止した後の話。
レベル上げに修行異界を作ったのはまあいいとして、
超優秀なはずの帝都の結界でも、
人気のない場所の異界発生は気づけないと
封印できない不具合を知ってしまったオタニキ。
にっこり笑うとショタオジと技術部に彼はお暇をいただきますと伝えた。
「待って、辞めるの待って」
「注文受けちゃったのこんなにたくさん」
ニコニコ顔でスルーする
「ショタオジ知ってたでしょ」
自衛隊と交流しレベルの上昇速度など把握していたはずのショタオジに
笑顔を向けているオタニキ。
「いや、人のいるところは防げてるらしいし」
言い訳するショタオジ。
「いい加減一度家にも帰らないといけないしちょうどよかったんだよ♡」
数年帰ってないしね。
「オタニキ捜索願出されてないかそれ?」
技術部の一人から突っ込みが入る。
「大丈夫ショタオジの式神レンタルしてたから」
ここで交霊作業をし続けた報酬の一つだね。
「最初は専用式神に変身スキルと洗脳付けてもらって誤魔化そうとしたんだけど」
式神は自宅でごまかし要因自分はレベル上げでと。
「いや火炎瓶や清めの塩だけを武器に年齢一桁の子を一人で異界に突撃は
させるの無理だからさすがに」
良識派もガチギレするよ。
「まあそういうわけで、レベルやスキルがある程度戦えるものになるまで
技術部で生産、式神の遠征で経験値稼ぎが初期の成長方針だったんだよね」
おかげで初期組に近いのに後輩にも追い抜かれたりするし。
「レベルも上がって、修行含めスキルが充実したらしたらで
生産業務のせいで缶詰になりやすくて」
ぎろりと黒札をにらむ。
初期プランではとっくに現地の英雄ユニットくらいに成長して
地方(東京)を守る予定だった。
現実はカード類や式神のコアになるスライムや霊基片を魔界から呼ぶ
召喚係。
「幸い今はそこまで強い悪魔は出てないし、
低級の褌式神の群れで湧きつぶしくらいはできそうだから」
遠隔操作はパス維持できる僕なら楽にできるしね。
「流石に仕事全部辞められる俺たちからの怨嗟が」
「大丈夫僕の仕事なら東京で核を作りだめして定期的に受け取りに来てもらえれば」
「もっとも山梨程設備よくないから生産ペースは落ちるけどね♡」
支援しろ
口に出さずされど露骨なアピールをしている
「わかったわかったどのみち東京にも支部は作る予定だから、
支部長やってくれるならその支援の一環とするよ」
「ありがと」