「そんなことわかっています」
にべもなく、ピシャリと答える。
いいですかと面接官は返す。
「あなたを雇います、しかしオカルトアイテム制作要員としてではなく
飲食業で身を立てる事を目指すこの孤児院の子たちの指導員として」
「そして研修先にあなたの生家を指定させていただきます」
「通いで研修させていただく以上こちらの事情でのトラブルを回避するために
一時的にお店とその周辺にオカルト防犯設備を設置させていただきます」
少なくとも研修を望む子供がいなくならない限りは、
「ああ申し訳ありませんが研修が行われなくなっても霊具の取り外しや運送には
専用の技能保持者が来られないと事故の元になるため
速やかに解除とはいかない可能性がありますが
そこはご了承してください」
つまり子供たちに手に職を持たせるための師になれ
その間は庇護してくれるといってくれたのだ。
「ああありがとうございます」
喜ぶ幽霊に水を差すように
「言っときますけどあなたの生家がこのプランを受け入れてくれないなら
立ち消えになりますからね、説得はご自分でしてくださいね
オカルト側全く関与してない一般人たちなんでしょ」
現実をたたきつけた。
「あのー夢枕とか未覚醒者ともやり取りできるアイテムとかは」
サービスがあったりとかは・・・・
無言でガイア連合産オカルトアイテムカタログを見せて
「買うのは終末の方が先に来るでしょうからリュース品を
レンタルしましょうね」
働け
言外に圧力をうける
「もちろん指導員以外にも仕事を引き受けていただくならその分お給料は弾みますよ」
「おすすめは鳩サブレの量産とバリエーションの開発」
「特にヒット商品が生まれた場合特許料で個人シェルター一括買いワンちゃん有りますよ」
働きたいなら幾らでもあるとのこと
「当座は調理で事故起こさないよう子供たちの監督と、
調理の効率化を指導お願いします」
・・・おまけ・・・
狐「就職おめでとうございます」
料「口利きありがとうございました」
狐「あの子はお人よしですから善人が本気で困っていたら無下にはしないでしょ
子供たちに手に職付けたがっていましたし」
料「それでも身元保証していただかなかったらとっくに野良悪魔として
退魔師に滅ぼされていたでしょう
お狐様の慈悲に感謝を」
狐「まあ私の慈悲が空より広いのは当たり前として、
供物を忘れたら滅ぼしますからね」
料「もちろん、油揚げを使ったスイーツ和風縛りですね
精魂込めて作らせていただきます」
狐「まさかお揚げにスイーツの世界を渡れるポテシャルがあるとは
お揚げ道はどこまでも広い」
お揚げスイーツ 茶金に餅と餡子ぐらいだろと思ったら、
普通にずらずら出る
パイ生地代わりとして使うんだ低糖質?
お揚げは油で揚げた揚げ物だよ
ダイエット?
は?