山中異界経由でペルソナ修行が始まりしばらく、
氏子でもない人間相手に自分のに庭を通り道として使用させることに
内心不満顔をしていた者たちも、
集まってくる信仰マグにウハウハし、コロッと態度を変えていた。
ヒャッハー勝ち組じゃーと献上された供物を持ち寄り、
今後の方針を会議していくのである。
「ふむ、人数に比べてそれも専属の氏子でもない者たちからの信仰心で
これほどのマグとなるとはペルソナ使いとは凄まじいな」
ペルソナ使いはそもそもレアな異能かつ、
目覚めるなら作れる悪魔も少ない集合無意識異界に連れ込んで
己の影を認めさせるという無茶ぶりである。
当然そのノウハウを持ってるものも少ない。
「能力が精神力と直轄してるから精神マグは豊富だろうし
何より人類の集合無意識と太く繋がってるからね」
量も偶像に力を注ぐ効率もそりゃいいだろう。
「高まった権能も豊穣より、山の恵みがそれだけありがたかったということか」
「手に入った分は、山葵の群生地を増やすか、炭窯を増設するかふむ悩むな」
「取らぬ皮算してるとこ悪いけど、また邪神のチョッカイあったよ」
報告書を突き付ける
「幸い突破はされておらず、ただセキュリティーを探られた感触はするとのこと」
「ふむ、ガイアの幹部にまとめて焼き払われたと聞くがまた蠢きだしたか」
「なんで防壁の強化と地脈に細工されてないか臨時点検をしてくれ」
「はあ、仕事は終わらないな」
「うれしい悲鳴だろ」
「幸い火山の火の神達と邪神の相性はいいこのままの路線でうまく回していけるぞ」
「その火山の権能が目立っていないのが問題なんだがな」
「海外勢の語りDDSで流される火山被害うちでは起こせないからな」
災害起こして畏怖と恐怖の信仰マグウマーはガイア連合との信頼関係をぶち壊す愚行
「自然災害が発生しないように抑えてることで神の力をアピールしてるが、
画面越しでしか終末後の世界の悲惨さを知らず、
神に守られた己が幸運を実感できていない輩たちは多いしな」
さりとてこのままでは豊穣の側面ばかり強化され、
攻撃的な災害神や荒魂の側面はあまり振るえん。
「まあそれならちょうどいい」
にやりと笑う
「一先ず修行を終えた殻付きひよこどもだが少し調子に乗ってきてるからな」
「安全な狩場ばかり経験しては不覚を取りやすくなるだろう
ここらでちょっと悪魔の恐ろしさを噛みしめてもらわないとな」
ちょっと分からせに何あいつらより20くらい上の分霊で揉めばいい
模擬戦後には真剣に神が荒ぶらないよう祭ることの大切さを思い知るだろう。
儲けは嬉しいがなめられる前にしっかりとトラウマを刻もうとする悪魔たちである。