最近修羅勢の俺たちの騒ぎが多いような気がするな*1
「それをあたしに言ってどうすんだい」
浅黒い肌に何色かに染色した髪、貴金属のアクセサリーが
じゃらついて下品と豪奢の境界線をうろついている。
いや目に付いた修羅勢だったから
ガイア連合山梨支部の食堂で食事を終えて一服していると、
Wikiニキが話しかけてきた。
「目立つのは終末後で表で活動する奴が増えただけで行動は変わってないのはともかく
あたしをあんな馬鹿どもと一緒にするんじゃない」
お馬鹿かい?
女の言葉を聞いてガタと椅子から立ち上がりゆっくりと出口を封鎖し囲もうとする俺ら。
「自分から人間性売り払って悪魔を殺すために悪魔に近づいてるんだよ*2」
煙を吐き出し
「その眼はレベル上げしてるのは自分もじゃないかって目だね」
「あたしが言ってるのは精神とあり方の方だよ」
一般俺たちが不穏な気配を感じ始めて早々に食事を片付け始める中
「終末後にも文化的な人間生活を送るためのガイア連合なのに」
適当に囲もうとする奴の一人を見もせず指さし
「こいつら、命と快適生活を守る為に悪魔を倒してレベルを上げていた筈なのに
いつの間にか命と人間生活犠牲にして強くなることに慢心しているじゃないか」
「飯と睡眠時間以外修行と異界潜り以外してなかったり酷い奴は
移動時間が勿体ないとか言って異界内で泊まり込みなんてするし」
危険を退けるために強くなったはずなのに、
強くなるために人類生存圏には出てこない悪魔と戦うために、
異界や魔界の奥深くに突っ込む修羅勢達
「でこんな本末転倒なことしてる奴らを馬鹿と呼ばずどう呼ぶんだ?(正論マッスルパンチ)」
話し合い(格闘)を行おうとして弱点攻撃で怯んで動きを止めた修羅たち。
「俺は田舎な地元防衛しなきゃいけないからだし(戦力黒札一人な地元好き勢)」
「俺だって理想の嫁を育てて貢ぐためだから(嫁式紙ガチ勢)」
「美味しい物って高いんだよ(霊能グルメ勢)」
「俺だってショタオジにいつか一発殴るためだし(論外修羅勢)」
俺だけは馬鹿じゃないと修羅たち同士で仲間割れし始めたのを無視し、
「それにレベル上げすぎたり、覚醒しすぎると自分の中の悪魔の因子に引っ張られる感じがして
あたしはアンマリ受け入れられてないからねー*3」
そういう意味でも自分の霊的適正を受け入れて戦闘スタイルを構築してる上澄みたちとは違うわね*4。
悪魔に乗っ取られるのを恐れてる?俺たちは人間力強いからよっぽどじゃないとって聞くけど*5。
「そのよっぽどを力を求めてやってる奴を修羅勢と呼ぶのが正しいんじゃないか」
あるものは悪魔の衝動を受け入れ殺戮と悪魔の肉を食い漁り、
あるものは命をコストとして割り切り、
あるものは自身の起源を探求しすぎて飲み込まれるか、
起源悪魔の精神性と自我と一体化しきってしまう。
「普通に洗脳に通じる怖さがあるよ、
しかも自分の中にあるものからだから
異常と認識し辛いし顕著になってるときは浸食され切ってるだから*6」
流石にそうなるのはもともとの性格と悪魔の気質が一致してる場合だけだと思うから
今までの自分から変わっていくのが嫌ならショタオジが処置してくれたり、
修行してくれるでしょ?
「精神修行はただの尊厳破壊拷問、それにショタオジのメンタル系の問題は
結構大雑把だから問題が後から出るの珍しくないから、
トラウマとか記憶消去と嫁式紙でどうにかなると思ってるところあるし」
「覚醒したらファイナルヌードのスキルに目覚めてストリップに目覚めたけど
それまではお堅い貞淑な女性だった人がいるとしよう、
それは隠していた性癖を認めただけか、新たな扉が開いたのか、
それとも活性化した霊能に精神を汚染されたのか区別付く?」
たとえ過去の自分が見たらそれこそ悪魔に乗っ取られたと思う
変わり果てた姿でも自覚すらできなくなってるかもしれない。
ペルソナ的に言うと自分のシャドウに体乗っ取られたみたいな恐怖?
「それに気質が同じでも社会生活送るうえで常識というブレーキが
ぶっ壊れてしまうのはアウトだと思うよ*7」
FATEの起源覚醒者の末路みたいに。
「まあいろいろとっ散らかったけど、強さ求めすぎて人間的常識とか感覚忘れて
一般社会不適合者みたいになった奴らとは違うってこと、
あたしは嫌いな奴だからと言って殺そうとかしないし*8
死の恐怖と痛みへの忌避を克服してない
一般人として暮らせるという意味でも根性的な意味でも相応しくないよ」
やる夫さんの方がまだ修羅勢でしょ
いやでもその
「戦闘適正底辺だけど即死レベルの攻撃にトラウマにならず突っ込み続けるのは
普通に修羅メンタルだと思うんだよね」
SCPの終わらない英雄譚みたいなこと素でやってるんだもんあの人。
「やる夫さんを修羅勢と認めないならそれ以下の精神のあたしは修羅ではない
ハイ結論」
お終いお終いと一服を終えて食堂を出ようとする彼女に
修羅勢の一人が声をかけた
「いまレベルどこまで上がった?」
「うん?終末で底上げきたから54になったけど?」
「「「「「ごりっごりの修羅勢じゃん」」」」」
個人的なリスクの考え
ペルソナ使い
抑圧された自分を認める必要があるが
抑圧している=解放してはいけない理由があるだから、
物によっては社会的信用無くなったり、そもそも一般社会生活できなくなる
例 レイパー・下半身男性器の浮気三昧・私を見てなゼンラー
デビルシフター
普通に悪魔化リスクと悪魔とシンクロしてることの日本人的価値観からの乖離
例 食人衝動・暴力傾向・理性気化
異能者(転生体系)
そこそこならいいけど覚醒段階進めるとメガテンの一般転生体と同じリスクを
抱えていくことになると思う
例 覚醒を進める事でのペレの転生体のように魔人化半神化が進む、
自分の中の分霊を自覚するor悪魔の記憶が目覚めることによる
中二化や言動の変化、大抵笑い話で終わるけど単独で長期行動してたら・・・
南米の自称神が定着してしまった例?
ガーディアン・サモナー
悪魔の派閥形成、日常的に悪魔と接触することでの
悪魔的価値観の教育(洗脳)リスク
裏切りリスクや本霊からのチョッカイが怖い
例 悪魔の紐づけになることでの情報の魔界への筒抜け
分霊を目印に高位分霊の派遣
カルト信者誘導など