なろう系な俺たち   作:ねこinu

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誰がそれをエゴと言おうとも モフモフ教の俺たち外伝 前

 

 

 

ガイア連合の名前で活動し始めたころ創設された会社がある、

清掃業、害虫害獣駆除業の会社だ。

 

支部や派出所が出来てからも現場が必ずしもそこから近いわけでなく、

装備や道具類を一般人の目を誤魔化しながら運ばなければならないし、

田舎だと見かけない人間はすぐさま警戒される為、

カバーの身分が必要だからだ。

 

バンに大荷物を載せて全国各地の人食いぐまに、毒虫退治、

空き家の清掃、ネズミ駆除にカラス退治。

 

山の不法投棄の撤去に海岸線の漂流物の回収

もちろん街中の排水溝のヘドロ掃除も。

 

物によっては現地で処理できない物を持って帰る為にも

トラックで行き来できる理由は大事だ。

 

もちろん不審に見られないよう表向きの仕事も行う必要があるが、

ゴミはともかく持って帰った生き物はどうするのか?

 

今保健所で捕獲された動物たちをまとめて引き取っている

動物愛護部の一般部員俺たちに焦点を当てて見てみよう。

 

胡散臭そうに見ている保健所職員にガイア連合が作った動物保護系NGOの身分書と

県知事のサイン入りの書類を渡し、

登録料の銀行支払い手続きを済ます。

 

動物の入った檻を次々に車に運びこみ去っていく姿を見た後に、

新人職員は指導員に質問する。

 

「毎週のように引き取りに来るあのNGOの人たちは何ですか?」

 

NGOが非営利組織である宿命として寄付金だよりで経営が苦しいことが上げられる、

動物保護でも予算不足で保護動物の数を増やすことも、

そうそう里親が見つからないことも、

新人の自分でも消えていく命の数で思い知らされている。

 

それなのに数か月前から犬猫否保健所が回収した動物を根こそぎ持って帰る

あの団体は異常に尽きる。

 

「別の地域に配属された大学の友達がいうにはそちらでも回収してくる同じなまえの」

 

「疑問にお前が思うのもわかるだが、聞くな」

 

渡された書類の本来可笑しい命令文に

 

「知らないふりするんだ、本来可笑しい命令が来るなら

 それができる人たちが関わってるってことだ、

 私は娘の成人式を見たい」

 

これ以上は聞くなとそれっきり沈黙を守る指導員に、

新人は不満を隠しながらも頷いた。

 

全国各地から集められた無数の命は時に車、時に転移を駆使し、

結界に隠された研究所に最終的に集められていく。

 

ここは医療系、研究者系、技術者系俺たちが

一般俺たちになるべく見せないために作られた

山梨のどこかにある実験施設。

 

当たり前の話だが新薬や新しい医術のアイデアが出たとして

すぐさま人間に使うわけにはいかない、

そこに至るまでは無数の確認作業が必要なのだ、

時には人間以外の命達さえ使って。

 




TS魔人ニキからあっさり式紙パーツ移植できるとかあっさりなってるけど、
悪魔化のリスクとかあるしある程度安全性保障するためにも、
調整や試行錯誤はしていた筈なんだよね、
もちろんそれを人間で試すわけにはいかないから・・・・・

ガイア連合のチートな新技術開発ペースだと
どんな速度で命は消費されていったんでしょうね・・・・

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