この世界ではこんな感じだということで一つ。
のちに終末前の最後の即売会と呼ばれることとなる、
東京ビッグ〇イトにて行われるコ〇ケ、
普段は東京を禁忌の地として忌避してる黒札達もこの日は例外と多数集まる。
しかも予言・占術系の俺達により今回が終末前最後になると予め知らされており、
最後の思い出作りといつも以上に熱を入れている。
その熱量は他所へも伝播し会場は例年以上に盛り上がるのだが、
その勢いに比例してトラブル発生数も急上昇していくわけで。
・・・会場内スタッフ待機場・・・
ハイ此方最終チェックの会場となります
死んだ目で事前審査に間に合わなかった販売物の見本の確認作業に追われるのは、
コンプのアナライズ機能を全開にしたガイア連合のスタッフたち。
ビービービー
「はい、こちら呪本となっておりますので一般販売は承知できません
どうしても販売希望の場合はこちらのオカルトアイテム用別会場へ」
東京には難民系異能者達が大量に移住しており、
「をこれhさすbごあはい ああ神よ」
そういった落ちぶれた霊能組織は復権をかけて布教し、
「見本チェック一人汚染された誰かアムリタお願い」
「精神汚染?いやこれは・・布教権利購入証明はありますか?
ないなら違法物品として販売停止です」
そのため大規模なイベントや祭りは絶好の収入と信者獲得チャンスなのだ。
「これコマ割りを利用して断片化した術式にしてある、
そのままじゃオカルトアイテムとして引っかからないけど
外部から呪曲流すとオカルトアイテム化するよ、
よく思いつくなー」
そのためガイア連合も大規模な行事には警備や対策に人手を割かなければならない。
「この小説最後から逆に読んでいくと、
ある神の異説神話の祭典になるよ、
これ買った人無理やり書いてある神の信者認定されそう」
しかしガイア連合の目があっても勢力拡大は各陣営の早急の課題
「アナライズ悪魔会話モードも併用して、
装飾に偽造して悪魔文字で書き込みされてるやつある」
悪魔によっては伝承の殆どを破棄されており
「自力で纏めた民俗学の研究書って悪魔本人が書いた自分の来歴じゃない」
別の悪魔としてしか出現できない者たちが再び元の霊基で顕現するため
「アナライズが処理落ちした、暗号としてみると無数に内容の変わる本って
一体どこの法の書だ」
自らの伝承を人々に認知させようとあの手この手で情報を挿入するし
「この写真集のモデル人間に化けた女神たちだろこんなスタイルの人間
素人にいるわけないだろ」
メジャー神話群だって自分に有利なエピソードを人間に伝えたい
「ギリシャ神話の二次創作これはまあオカルトも汚染もないから弾けないか、、
神々の美化と強化が凄まじいだけだし」
あわよくば黒札にアピールして仲魔に氏子にと求め
「歴史の真実って一神教のゴシップ?歴史の目撃者たちの証言集って
架空の暴露本って書いてあるけど嘘じゃないんだろうなってところがまた」
自分の権能や同情を誘う氏子たちの迫害の歴史を目に付くようにそれとなく記載する。
「まんまカルトマジックの魔導書紛れ込んでるぞ、申請自体間違えてないか?」
他にもメシア教やフリーの悪魔たちのチョッカイも無視できない
「予想より感情マグの放出量が多い、建物内のマグ回収速度上げといて」
過激派はもちろんテロを心配し
「一般客の入場前の結界最終チェック終了しました」
フリーの悪魔は人口密集地ゆえに発生しやすく
「占術チェックでも問題確認出来ません」
交流がないためガイア連合との約束など守らない。
「よし、一般客の入場を開始するぞ」
・・・一般人入場・・・
ピピー
「こちらはコスプレ許可エリアではありません
移動お願いします」
普段着なんだけど 霊能装備で来るなよ
「写真撮影はレイヤーさんの許可のもとに」
良いのよその代わり私の
⦅あーあ⦆
「申し訳ありませんが動物の建物内の侵入はご遠慮お願いします」
スゲーモロの完全再現じゃん 黙れ小僧 うわしゃべった
落ち着け首元にスピーカ付いてるじゃねえか
⦅動いてないよなあの機械⦆
「あのヌイグルミ元ネタなんだろう」
すみません〇〇先生の新刊どこですか 43ブースです、すみません認識阻害もっと強くして
「検閲で消されたDアニメの二次創作原作以上のクオリティーで出てたよ」
ヘラクレスや人魚姫の通販もあるから口コミよろしく ⦅米アニメからの信仰潰されたのやっぱり苦しいんだ⦆
趣味人霊能力者や純粋に祭りに人間のふりしてお忍びで来た神
現代日本の娯楽に堕ちた悪魔に
創作キャラをこれ俺の事だからと分霊の方をキャラに近づけて、
キャラに向けられた信仰マグを回収しようとする神々。
「同性愛に
これは堕落へ導く悪魔の書焚禁処分しなくては」
バインドバインド はいカルト確認向こうに行こうね
「列の人数見ると売り切れになるこうなったら、ほれほれなんかトイレ行きたくならないか」
一般人への呪いの行使は退場処分だからな
「ファンです握手してください、大丈夫です(先生が)死んでも
先生が落ち着いて創作できる環境は用意しておきますから」
おうそのマーキング外せこの悪魔 死後の安住先を案内してるだけですよ
「黒札チームがオカルトアイテム売ってるみたいなんですが、良いんですか?」
一般人用の微オカルト用品です 事前審査通過で販売可能と冊子に説明は書いてあります
「くくく馬鹿め、この混雑に紛れて数人くらい食らってもあれ力が」
気分の悪くなった人搬送します なり替わり先の人をどうしたか語ってもらうからな(ボソ
・・・終了後の打ち上げ・・・
「「「「「おつかれさまー」」」」」
貸し切りにした居酒屋でワイワイガヤガヤと各々酒をあおり始める。
「やる前から予想はしてたけどもうオカルトトラブルの多いこと多いこと」
「昔から、芸能や創作活動は布教と結びついていたからね」
「大悪魔たちがあんだけぞろぞろ集まるとかうっかり霊視して漏らしそうになったわ」
「幹部連中はしょっちゅうその折衝に駆り出されるんだぞもっと敬え」
「やっぱりオカルトアイテムの鑑定作業が地獄になった、
オカルト要素があるものは一括で異能者向け会場行きでよかったんじゃない?」
「それだと、同好の士を終末後にも生き残ってもらおうと計画した
微オカルトアイテムの無差別配布が出来ないから」
「簡易式紙のの配布はやり過ぎじゃない」
「終末後まではバレないって占いで出たから」
「人数の減ったコンテンツは供給が減るからね仕方ない」
「人命救助のためだからセーフセーフ」
「俺達のやった事なんてホビー部の連中のやらかしに比べたら些細なこと」
「あいつらなんで限定一名様とか殺し合いになる仕様にするんだろうな」
「ギャルネキもありがと手伝ってくれて」
「良いわよあたしも身内枠でブースくれたし」
「日本の名山の写真集と一日10分で出来るダイエット*1と今すぐできる占い本付録*2付きだっけ」
「仕事で回ったついでに撮った写真*3や
修行で感じたことを纏めて簡易化しただけの本で手抜きだけどね」
「終末になれば偽装が剥がれてまあ未覚醒者のお守りやアドバイス代わりになるでしょう」
「簡易式紙だってあんだけ数用意してくれて私達だけじゃ無理だったよ」
「それでも余らなかったのがすごいわよね」
「あれ自腹?やっぱりもう少し払おうか」
「実験の廃棄品の再利用だから大丈夫よ、ゲームのアイテムの再現したい技術班達の失敗作だから」
「失敗作?」
「射影機を作って見たいってホビー部の誰かが言い出して、
悪魔カードを誰でも簡単に作れるようになってほしいって作成班の希望もあり
写真に悪魔を封印できるカメラの開発がされてね」
「失敗ってことはできなかったの」
「普通に出来たよもとから普通のカメラでも呪われた心霊写真とか
写真を撮ると魂を取られるとかの概念はあったし」
「なら」
「でも黒札で求められる悪魔カードって高位悪魔の物なのよね、
タダのポラロイドとかだとレベル無し悪魔がやっとで、
レベル有りの悪魔は耐えられず写真が燃えちゃって」
「意味ねー」
「まあ交霊術の本霊から霊基の切れ端を持ってくる技術や
シャッフラーの術式とかから、
撮影した悪魔の霊体の一部を写真に封印する技術はできたから
カメラやフィルムの代金考えなければ低レベル悪魔の悪魔カードは
作れるようになったわよ」
⦅神格クラスの完全封印だと何千何万取らないといけないかってものになるけど⦆
「悪魔全書から材料用の悪魔を召喚するのとどっちがコスパ良い?」
「・・・・・結局は趣味の産物だから」
「だから没になったのね」
「でも雑に簡易式紙量産には使えるわよ」
「ああ使うのは霊基片の欠片だから」
「あんまりお勧めしないけど撮った写真自体が
撮影した悪魔の
簡易式紙の入れ物が間に合わなかったら
人類に友好な悪魔の写真を撮って、
そのまな神仏のお守りとして配ることもできたわ」
⦅それを通してちょっかいかけられるでしょうけどね⦆
「日本の山なんて神様の御神体だらけだから、
それを撮った写真集の機械写本だけど
類感魔術の理論をちゃんと考えて作ったものだから
悪魔相手にも気休め程度にご利益出るでしょ」
「色々考えてるのね、ありがと」
「お礼ならオタニキにいって、あの子が厄除けを簡易式紙にしてくれたから
終末前までは一般人が終末前までは
式紙所持してることが理由ででのオカルトトラブルに合わなくしてくれたんだから」
「あの量を一人で⁉」
「本人は普段から作って慣れてるから平気とか言ってたけどね」
「依頼してたら幾らかかるだろう」
「本人は東京の防備に協力してくれたからそれで十分とか言っていたけどね」
「やっぱり防衛ガチ勢からみると東京は危険なんだ」
「あたしも地方巡りするけど、今日お忍びで来た悪魔たちが仇敵と喧嘩してたら
東京湾がここまで伸びてたわね」
「ひーおっかない、じゃあやっぱり無理かな」
「何が無理なのよ」
「終末後に会場を残しておくこと、
あそこは前世から毎年行っていて思い出深いから」
「・・・・そうでもないかもしれないわよ」
「どういうこと?」
「下手に期待させたくないから上手くいったら教えるわ」
東京が隔離され、終末までのカウントダウンが始まったとき、
ビックサイトは避難所として利用され、
多くの一般人の命を守った。
魔界落ち後の東京に東京〇ックサイトは何故か跡形もなく消失した、
悪魔に壊されたにしても瓦礫すらないのは不思議なことだ。
一時東京からの避難民からおかしな噂が広まった、
ビックサ〇トはガイア連合のが作った巨大ロボットだと。
東京の様子がもう少し詳しく説明されたら矛盾するかもしれませんが、
キョウジオジサン達もどうなったか説明欲しかった。
普段警戒してあまり出歩かない黒札達が多数集まるイベントは、
外部霊能組織に対する誘蛾灯みたいなことになってると思いました。