タコ焼きが高級品そんな馬鹿な話があるのは、
「まあ普通にえさ代が半端ないからね」
魔界の海なんて地上以上の魔境だから漁に出るのは命がけ、
さらに魔界の海に適応して魔獣化していると、
擬態のスキル化、隠形習得、学習力高くてそもそも仕掛けに近づかないと
捕獲難度激高である。
なので変換効率悪いと分っていても電脳世界から持ってくるか、
生餌を大量に持ってきて育てるか。
「いっそ開き直って悪魔化させて覚醒者と悪魔の献上用と割り切った方がいいかも
デビルフィッシュだし、
マグネタイトで食事の代用になるから」
異界内で海産物の養殖に努める黒札の言。、
「もしも養殖をシェルターでやろうと思っているなら
祝福して体のステが伸びやすいように改造しときな」
「体格が良くなって可食部が多くなるし、
傷病に強くなって育成中の死亡数を減らせる」
まあ
「他のステが上がるようにしてはいけないという意味でもあるんだけど」
力のステ?タコの触腕は筋肉の塊だぞ。
魔?超能力者のタコの群れと戦いたいか?
速?逃げ足を早くしてどうする?
運?脱走が頻発するな。
「体大きくすれば擬態や狭いところに隠れるのも難しくなって見つけやすいし
腕一本切るだけで十分な量が採れるし、
もともと再生するから回復魔法の通りもいい」
経済的ただし覚醒者が不利な海上戦闘を強いられるから依頼料は高くつく。
え知のステならだってそれなら
どこかの海底にて
「儂おぬしらの神ではないのじゃが」
どっかの文化圏の豊穣神は困ったように自分の周囲を囲み崇める
タコたちに困惑気味に声をかけた。
「それでもいい自分たちの守護神に?」
はあ
こっそり増えていた深き者どもの処分に来てみれば、
纏めて捕獲され、深き者どもに変貌されそうになったタコたちを助けることになるとは。
「まあ邪神に利用される前に回収できたと思えばよいか」
タコ達の一隊から少数が離れていく
「何?貢物だと」
離れたタコたちが子タコを何体か連れて戻ってくる
「贄と良いのか?お主らの子だろ」
テレパシーをタコたちは投げかける
「なに、自分たちの中にマトモで知性が発達しない子は多く出るが
それの世話をしていたら自分たちの群れは全滅してしまうから
どのみち食料行き⁉」
野生のシビアな生死観
「ふむ覚醒して知性を強化された群れのみを選別して作った共同体か、
このまま知性特化で世代交代を繰り返していけば
海底人として定着するやもな」
捧げものはお気に召しませんでしたかと伺うタコに
「良い良いそなた達なりに信仰を示せ、
それと毎度血族を捧げなくても海底には宝がたくさん落ちておる、
食べれるもの以外にも人間の船の落とし物など途方もなくな、
我が庇護下に入ったのならおいおい教えていこう」
黒札の孫世代位になったら人間と悪魔以外に動物からの進化での
知的生命体との交流と交易が当たり前になるかもしれない。