話が切り替わったから仕切りなおすけど、
何度も脱落している修行場の異界にまた入るんだよね。
「うん」
「嫁式紙の真白が慣れてるから一番生還率高いし」
耐性:精神弱点なのに?
「耐性マウント止めて」
ショタオジが優しい修行で取り入れないように襲われる刺激で目覚めると、
歪んだ覚醒の仕方をしてしまう可能性がリスクとして生まれる。
今回の場合耐性:精神弱点(悪魔)
悪魔のマグに反応して勝手に精神系状態異常の恐怖・パニック・狂気等が
確率で発現してしまうのだ。
「ただ遭遇するだけなら、ちゃんと精神対策装備固めて大丈夫にしてあるんだ・・高かったけど」
それで解決してたらここで腐ってないよね。
「攻撃受けて、悪魔の敵意のマグが体内に入ると・・うん」
無理しなくていいんだよ。
式紙電池と消耗品ハンドメイドで普通に貢献出来てるから*1
「全体攻撃全体攻撃さえなければ」*2
式紙遠征とアイテムクラフトでも経験値は入るしのんびり上げよ。
ウィキニキの【説得】
「もう後輩たちに抜かれるのは嫌なんじゃー(泣き)」
【判定 失敗】
グチグチモードに入りかけた駄犬ニキに対し、
やれやれと六法全書かと言いたくなる分厚いファイルを取り出すウィキニキ。
「それは、ちょっとま・・」
駄犬の制止を無視して開かれたファイルから幻像が浮かび上がる。
星霊神社修行場事故・災害ファイル 人災編 NO 8654
・・・・・
複数人の男女が修行場の入り口から中に入っていく、
武器防具を身に着けているが、装備慣れしてないことが丸わかりである。
不安そうにあたりを見回す人間と、
決められたルーチンをこなすように哨戒しながら先に進む式紙。
そうして進むと
【外道 ガキ】が一体現れた
当然悪魔と遭遇し、当然男は逃げだした。
へ?
他のメンバーが状況を理解する前に絹を裂くような悲鳴を上げながら出口に全力疾走。
専用式紙も護衛対処を守るために追いかける。
そう他の式紙、人にぶつかるのもいとわずに
転倒する人、救助する式紙、混乱する現場にそんなの関係ねーと襲い掛かるガキ、
慌てる人、反撃する式紙こうして初心者グループの初陣はグダグダに終わった。
・・・・・
諦めよ、ね
「ちゃんとその後謝ったから、酒も奢って詫びたし」
でもねー
「それに初陣でやらかすのはよくあることだろ」*3
今はちゃんとビビらないよう対策している。
それでも被害は自パーティーのみなんすよ、
他を巻き込んだら話が違うんすよ。
ファイル次出して
・・・・・
大量の鶏の死体が積みあがっている。
周辺には不自然なほど濃い血とそれとは異なる香りが広がっており、
たとえ一里先からでも匂いに気づけそうだ。
⦅くくくこのレベル滞の特定悪魔に好まれる臭いの研究に成功してこれならうまくいく⦆ 4敗済
隠形効果のある布に嫁式紙と共に隠れながら、悪い顔する駄犬ニキ。
⦅いける、正直格上アイテムなカモフラージュ布購入でもうかつかつだけどこれで狩りのルーチンを構築できればばすぐに返済できる⦆
今月の小遣いをすべて一枚の馬券に変えたような顔した男は成功しろ成功しろとギラギラとした目を集まり始めた獣型の悪魔達に向ける。
⦅多、大丈夫だ、もう少し、焦るな、まだ、今だ⦆
想定以上集まった獣の悪魔が死体を崩し散らばり、
想定外の飛行系悪魔たちが零れた血や肉片に群がる。
そのすべてを死体の山の中の爆弾とその辺の石くれに偽装した
一斉に起動させ爆殺する。
荒れ狂うマグの嵐をキルゾーンを見渡せる高台から観察していれば、
フォルマとマグへと分解されていく悪魔たちの姿が。
「よっしゃー勝った、これだけの数の格上悪魔狩ったら一気に3いや4くらいならレベルアップできるか」
駄犬ニキはレベルが2上がった。
「あれ?いくら近くに真白がいるからってマグが此方に流れて来なさすぎないか?」
「なんだか拡散処かマグが一か所に集まって」
【集まったマグが凝縮する】 【魔獣? バジリスクLV30が現れた】*4
「撤退撤退 ショタオジに報告」
駄犬ニキはトラエストストーンを使用した。
・・・・・
初心者狩場に強ボス呼んじゃダメなのMMOのマナーだよね。
「ちゃんと罠猟するから教えた地点には危ないから近づかないでと説明していたから」
同レベル帯の人たちは全員無事でしたが、
片付けに来たショタオジの仲魔思いっきり絞られました。
バジリスクが出たのは安いからと大量の鶏で済ましたから。
駄犬ニキに召喚系の才能あったらワンチャンバフォメットの低位分霊くらいまできてた