なろう系な俺たち   作:ねこinu

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落伍者達はそれでもあがきたい 3

 

 

 

いい加減面倒だから再現VTRは止めとくけど、

この後も色々攻撃食らわないようにどうにかできないか色々やって、

各方面に迷惑かけていったよね。

 

 

「各種状態異常籠めた毒餌を用意してこっそり仕留めれば」 モンハン脳

 

狙った悪魔がつられない、耐性持ちが食い漁る、

成功しても悪魔同士も殺し合いするから弱った獲物なんて横取りされる。

餌食った悪魔のレベルが上がるから止めろ怒られました。

 

「時代は狙撃、超遠距離から攻撃すれば」

 

一撃で殺せる攻撃力出せません、

攻撃で隠形切れるから反撃と気づいて集まってきた悪魔に狙われる。

また来たのと何度もショタオジの見回り式紙の手を煩わせる。

 

「一度に大量に仕留めようとしたから失敗したんだ、ブービートラップをあちこちに仕掛ければ」

 

普通に他の利用者の邪魔。

他の利用者様のご迷惑になる行為は禁止とさせていただきます byショタオジの仲魔

 

「結界だ結界の中から攻撃できれば」

 

毎ターン物・魔のカーン展開し続けられますか?

無理MPも財も続かないです。

 

「先手即死攻撃だ、破魔、呪殺弱点のみ狙えば」

 

確定即死じゃないからお祈りゲー、

あと普通に耐性違う同族悪魔混じってる。

 

「全体攻撃スキルがダメなんだから、確定レベルの強力な魔封ができれば」

 

何日に1つくらいの効率だが封技の秘跡モドキが作れたぞー*1

1個2個単位じゃ足りない、スキル封印しても群れ悪魔はカバーしきれなくてギャー

 

ずっとは作るの手伝ってやれないぞ by作成協力した格上の作成部員

 

「メガテン名物ジオ嵌め系の行動不能攻撃なら」

 

普通にお祈りゲーだって。

 

 

「...根本的に精神弱点がどうにかなんないと」

 

「そうだ あらかじめ他の状態異常が入る余地が無い位状態異常になってれば」

 

呪われた鉈の完成だ、

抜いた状態で手に持つと瞬時に怒り状態になり他の感情が入る隙間が無くなる。

 

早速試し切りに行くぞー。

 

 

 

で普通にバーサク状態で制御失敗してどんどん先に進むし、

止めようとする式紙にDV夫した挙句悪魔の群れに突っ込んで、

逃げる悪魔のトラフーリに巻き込まれて行方不明と。

 

「作成所で確認した時はいい感じで判断能力までは奪われないくらいだったんだよ」

 

ならどうして

 

「いや、変な物にならないよう不動明王のフォルマの切れ端貰ってきて作ったんだけど」

 

 

「なんか悪魔絶対殺すマンみたいに、悪魔見たらなっちゃって」*2

 

格上の素材なんか無謀にも使うから不具合出るんだよ。

 

「余った破材を先輩から貰ったんだよ、使わないと申し訳ないだろ」

 

そういうのに頼らないとうまく作れなかったし。

 

捜索でも見つけてもすぐ逃げるわ、

捕まえようとしたガーディアンやシフターには切りかかるわ。

 

そろそろショタオジたちに頼むかーてなったら

なんか修羅勢に瀕死でひきづられてくるし。

 

「いやほんとその節は大変ご迷惑かけました」

 

ショタオジが適当に手の空いてる修羅勢に声かけたみたいだけど、

グラ爺*3に切りかかったってホント。

 

「いや、怒りに飲まれて細かくはわかんないけど絶対逃亡無理、

 一撃にすべて籠めろとかそんなあたりのノリで」

 

追い詰められたネズミの一撃しようとしたが、

暴れ続けてたせいで体力が尽きて足がもつれて、

壁に顔面からいってそのままHPコンマになって気絶・・・・

 

グラ爺も盛大に笑った後連れて帰ったみたいだしね。

 

「さすがに迷惑かけすぎたからしばらく生産に専念したな」

 

そのまま生産に専念したらいいのに。

 

「生産専門にするにもレベル上げてMP増やさな数熟せなくて食い扶持がな・・」

 

「それに今回は大丈夫、仮に失敗しても周りに迷惑かけない対策したしなにより」

 

グっと親指立てて

 

「ショタオジに計画説明したら、そこまでしてやりたいならいいんじゃないかな?」

 

「って止められなかったから安全性もOKだ」

 

たぶんショタオジ苦笑してたと思う。

 

で結局どうするの?

 

「修羅勢が拾ってきたフォルマの余りで身内*4ガチャして当ててな」

 

「これであるスキルカードが作れるんだが」

 

「そのスキルとある物を組み合わせて」

 

男はにやりと笑った

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

少女の姿をした式紙が修行場を歩いている。

 

駄犬ニキの式紙の真白だ。

 

共に挑戦してる筈の駄犬ニキの姿は見えず、

代わりに成人男性サイズの棺桶を背負っている。

 

棺桶からはそれなりに大きないびきが聞こえ中に人が入っているのが分かる。

 

どうやら駄犬ニキが中に入っているようだ。

 

もし駄犬ニキのアイデアが、

 

【頑丈な箱に避難してその近くで式紙に戦ってもらおう】

 

【悪魔の攻撃で怖い思いするなら、予め意識を失っておこう】

 

この程度であったらあまりにも猿知恵過ぎる。

 

三次元上障害物や距離を無視して魔法や呪術は飛んでくるし、

ただ夢の中に逃避した程度で精神を苛む状態異常から逃れるはずもなし。

 

そうして鼾の煩さからか前方より悪魔の気配が迫ってきた。

 

【悪魔の群れに遭遇した】

 

耐性をアナライズで確認後素早く接近する、

物理型の彼女はまっすぐ行ってぶっ飛ばすのが王道だからだ。

 

敵もただ見ているばかりではない、

数他の魔法や射撃の嵐が飛びかい、

それは彼女の体を盾としても背負う棺桶を打ち付けるだろう。

 

しかし

 

【ミス】

 

棺桶に数多の飛び道具が触れようとした瞬間、

棺桶はまるで幽霊のように数多の攻撃を透過し無傷のままだった。

 

そうして主人の無事が保証された式紙は、

その性能を十全に発揮し悪魔の群れを殲滅してゆくのだった。

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

「ショタオジやってやった」

 

駄犬ニキは今までの憂いが晴れた顔でショタオジに報告していた。

 

「これなら中層(LV30)行くまでなら何とかなりそうだ」

 

駄犬ニキの秘策それはメガテニストご存じ、

アバタール・チューナーの裏ボス人修羅戦でお世話になる【アボイドスリーパー】。

 

睡眠状態のみ全ての攻撃を回避を約束する使いずらい生存特化のスキルである。

 

ゲームだとそもそも睡眠状態になれるかがお祈りゲーだが、

これを装備すると睡眠状態になる頭装備*5と併用することにより、

任意のタイミングで睡眠/完全回避状態に移行できるようにしたのだ。

 

何故棺桶に入るのか?作成部の悪乗り*6

中で体を固定して式紙の高速戦闘に体が振り回されないためである。

 

「まあ、この戦法は君専用になりそうだけどね」

 

さっそく戦闘リタイア勢にも教えないと、

そう思っている駄犬ニキに水を差すようにショタオジは言った。

 

「このスキル高位の悪魔戦でも使えるのは自己の座標をずらしているからだけど」

 

「適正ないのに使用したら帰ってこれなくなるリスクあるからね」

 

「睡眠中を条件にしてるし、たぶん心の海あたりの座標*7に移行してるんだろうけど」

 

「下手するとペルソナ使いでも迷子になるよ、ランダムワープだし」

 

「まあ、専用式紙が繋がってるから最終的には戻れるだろうけど」

 

「攻撃一回回避で一日経過とかはちょっとね」

 

そんなー

 

シオシオしだす、駄犬ニキに

 

「もともと、君が30以上になりたいから始めたことだしそれは叶うんだから」

 

ああ

 

「終末迎えたら30位の悪魔たちが平気でそこら中歩き回るんだろ」

 

「それなら終末に向けての対策アイテム作るにしても最低限同格でないとな」

 

「遠征だけだと間に合わないだろうし」

 

俺は参加が遅かったからな。

 

「再確認なんだがショタオジLV30位まで上げれば精神弱点は解除できるんだな」

 

ああ

 

「もともと君の悪魔拒否反応は霊格に見合わない権能の発露による軋轢みたいなものだ」

 

「その権能に見合う霊格を持てたら自然と良くなってさ」

 

霊質矯正器具も身に着けてるしね。

 

「ちょうどいい、どうせ30LV位から心臓必中権能攻撃、相手は死ぬとかでて」

 

「回避戦術オンリーでどうにかするなんて無理になっていくだろうし」

 

「そこからは真っ当に鍛えて攻略していくさ」

 

 

駄犬ニキは気づかない。

 

10LV~30LVまでを真面に戦闘できずLVを上げてしまうということは、

碌に戦闘系のスキルを発現できず、

戦闘経験も得られない状態でウィザードリーな中層に挑むことになるということを。

 

そのため中層試験になかなか合格できず、

何度もハムネキを始めとする修羅勢達にしごかれることになる事を。

 

 

 

 

 

 

 

*1
メガテン5 スキル封印アイテム

*2
不動明王の怒りは人々を惑わす煩悩や悪を断ち切るための決意の顔

*3
【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 よりお借りしました

*4
作成部

*5
見た目剣2な天使のワッパ

*6
ドラクエでは死亡した仲間に死体蹴りされない

*7
ペルソナ適正ない人も象徴化で棺桶になる

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