なろう系な俺たち   作:ねこinu

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ロリショタニキの式神、アマ公は耐久・壁役でスキル構築されています。

ロリショタニキが回復封じる事が出来れば2ターンで少し格上くらいでは、
防げない最大HP参照の割合ダメージをバッシブで与えたり、
高確率の即死技を幾つか持ってるためです。


孤児院経営物の俺たち その9-3

⑤穏健派メシア教協力

 

 

とある地方の小さな教会、そこをメシア教穏健派のテンプルナイト達が囲んでいた

 

「確認完了、非メシア系一神教団体と登録され、

 退魔士無しの一般人のみの団体のはずです」

 

「では、乗っ取られたと断定してよさそうだな」

 

テンプルナイトの隊長である男の目には隠ぺいされた結界が微かに映っていた。

 

後ろに振り返り、戦士として立派な体格の隊長は自身からみれば子供の姿に見える、

身長と顔立ちの男に、目上のごとく礼をし

 

「申し訳ありませんが、お力を借りることになりそうです」

 

自分たちの力不足を隠すことなく、助力を願った。

 

その誠実な態度に狼を供にしたロリショタニキはそのために来たので、

報酬はしっかり貰ってるからと過剰な礼節はいらないと断り、

 

「行きましょう」

 

戦場へと誘う。

 

 

 

 

 

鍵のかけられたドアが蹴破られる。

 

いままでの静寂が嘘のように、建物内部にあった悪意が噴き出す、

天上に近き場所に神を貶めるかのような亡者の様相の人の群れ、

肉体を過激派たちの玩具にされゾンビのごとき人々がテンプルナイト達に襲い掛かる。

 

「【ターミネーター】【スキャナーズ】の群れ天使視認できず」

 

前衛が捌きながら、後衛の穏健派達が天使を戦場に呼び出していく。

 

「拘束を無理に狙うな自爆してくるぞ」

 

「接近するものは一撃加えたらすぐ離れるように」

 

自爆戦術に被害が来るものの穏健派達は前衛を突破させず、

稼がれた時間にロリショタニキは【眠り】【魔封】にて敵戦力を無力化し、

天使たちと共に傷づいた仲間を癒していく。

 

⦅新人たちに実戦経験積ませたいと言ってたから、即殺していないけど⦆

 

小さな教会にどこに潜んでいたのかというほど襲ってくる群れに、

少し削るかと、呪殺を準備しようとするが。

 

「使用を許可するヤレ」

 

隊長の命に隊員たちは一斉に魔石と手投げ爆弾を群れに投げ込む。

 

一斉に起爆したその爆弾たちに壊滅した群れ、

残党を殲滅させると隊長は

 

「頭の無い的で助かりましたが、ここまでやって出ないと放棄された後でしたか」

 

穏健派・避難民の中のスパイ狩り、日本に来た工作員を潰して周っている軍の隊長は、

手ごたえの無さから、ここがもう放棄された拠点と判断した。

 

「遺体は全部回収しろ、死体に何か細工されてる可能性があるからアナライズは欠かすなよ」

 

「2班は此処のチェックだ長居したら建物が爆発してもおかしくないと思って調べろ」

 

罠に注意しながら残された手がかりを調べようとしたところで、

 

バリリリリ

 

隠されていた異界が開いた。

 

そこからは明らかに今までの使い捨ての者達とは文字道理レベルの違う、

 

【ミュータント】が現れた

 

天使たちがとっさに前に出るのを羽虫の様に蹴散らし、

明らかに正気の無い様子で、あちらこちら異形に変貌したからだの中で

唯一改造前の面影が残る顔の口から

 

【ハレルヤ】【マリアよメシアをここに】

 

ぶつぶつと聖句の一説や救世主の降臨を願う言葉を呟いている

 

「なんで、お前が×××」

 

テンプルナイトの一人が人名を口から零す。

 

狼の式神が前に出る、ミュータントはまた払おうとするがその拳は【反射】する

その事にあらかじめインプットされてたのか、

判断力などない様子とは裏腹に魔法の雷をばら撒く

しかしその魔法も狼の反射結界に阻まれ自らを傷つける結果となる。

 

完封して数手もせずに戦闘ともいえぬ戦いは終了する、

元から無理の有る強化のようで幾度か反射ダメージを受け自滅すると

もはや立つこともできず、勝手に体の崩壊が始まっていく。

 

そこでロリショタニキが動く、

狼が場を譲るとミュータントの洗脳を解除する

 

しかし、そのロリショタニキの顔が晴れることは無く、

ミュータントの体の崩壊も止まらなかった。

 

⦅【常世の祈り】でもやはり手ごたえが無い、

 洗脳は解除で来たけど霊体がここまで壊れていたらもう⦆

 

自分の力では・・・  手遅れな犠牲者の手に触れる、すると

 

「ああ、尊きお方    お待ち   しておりました」

 

もはや焦点の合っていない目をロリショタニキに顔ごと向け

過激派に魂の尊厳すら破壊された犠牲者はそれをしたものを恨むのでも、

間に合わなかった者達へ呪詛を零すのでもなく、

 

碌に機能し無くなった五感ではなく、それ故鋭くなった霊感から感じられる

ずっと昔から教会でほのかに感じていた存在感、

 

それと聖性と母性とが同じ存在が訪れたことに、

待ち望んでいたその人が来たとことを喜んでいた。

 

「せ ぼさま わたし つみを」

 

「じごく お て いい」

 

「でもど かみん に すく を」

 

「ひと かぞく ひ りを」

 

絶命のまでの一時を祈りに全て使い尽くし、

家族の未来を信じる者に託した殉教者に

 

「いいのです、全て受け取りました」

 

聖母として応えることを選んだ

 

「貴方は、貴方の信じる主の元へ行く事と愛する者の事だけを思いなさい」

 

「貴方を責める言葉は私が阻みます、あなた自身が罪で自分を責めるなら私が許します」

 

自身に繋がっている聖母の権能に意識して接続し

 

告解した罪人にゆるしの秘跡を施し、

天使たちに奪われず主の元に正しく導くために聖者の奇跡を引き出す

 

そのあたたかな聖性と言葉に乗った思念マグに

聞こえぬ言葉よりも雄弁に思いを受け取り

 

「ァ か さま わた た をみす てい かっ 」

 

満たされた笑顔を浮かべ最後に残った頭部も崩壊していった。

 

「聖母様感謝します」

 

死にゆく者の最後の言葉を聖母の背後で聞いていた、

つい先ほど犠牲者に名を呟いた者は泣きながら頭を下げた。

 

「俺、あいつが、、、弟が悩んでたの知っていたのに」

 

「俺だけが止めて・・・助けられていたはずだったのに」

 

日に日に増えていく悪魔被害に悩んでいた弟、

忙しくなる一方の生活に話し合うことを後回しにしていた自分

過激派の誘いに乗らせたのは自分だと悔恨に押しつぶされそうになる男に

 

「祈りなさい、今兄弟として貴方がすべきことは家族が無事主の元にたどり着けることを祈る事でしょ」

 

「そして神の聖戦士としてのあなたは悲観に溺れるなどすることではありません」

 

「戦うと決めたなら、動きなさい、戦場で行うことは今生きてる味方を生かすことです」

 

甘えるな、自罰など今すべき無いと強く言う。

 

涙を流しながら黙とうを始めた男から隊長に目を向けたロリショタニキは、

少しだけと目で訴え頷きを返された。

 

 

 

・・・教会の外にて・・・

 

 

 

「では私はこれで」

 

時間が立ち各々の仕事を終え穏健派の資料や痕跡を回収し終え、

仕事は終わったと解散しようとするロリショタニキ。

 

「貴方様は、私が私たちが取りこぼしたものも救い上げてくれました」

 

「貴方がたとえ悪魔と呼ばれようと私たちは主の元に旅立つ時まであなたの事を信じ続けます」

 

そのことが嘘でない事を証明するように信仰マグが自分に向かうことで分かった

 

ブラックマリアの姿をした悪魔変身能力者はいつものように

 

「私は、名もなき地母神として、いや人として出来る事をしただけです」

 

自分の手が届くものに手を伸ばしただけと返し帰っていった。

 

その姿が転移で消える事を見届けた後隊長は

 

「さてお前たち、これから残業だ、俺たちの力不足をフォローしてくださった

 聖母様に恥じぬ働きをするぞ」

 

戦闘と探索で疲労困憊なはずの隊員達は士気が戦闘前より上がった状態で働き始めた。

 

自分たちが切り捨てた/助けられなかった洗脳兵や改造兵にされた被害者たちを

無償で治療/蘇生し、天使モドキにされ失った人間の尊厳を取り戻してくれた聖母の働きを

踏みにじらないように。

 

そうして隊員の働きを見届けた後、別分けされた過激派狂信者達から

情報を引き出す為に異能を繰り出す隊長であった。

 

利点:戦う相手は格下確定で報酬が高額

 

欠点:メシア教と関わる事・鬱展開ほぼ確定でメンタルやられる事

 

 

 

・・・おまけ・・・

 

ガイア連合事務所

 

事「戦闘支援のはずなのに、犠牲者の治療までしたら赤字じゃないですか?」

 

聖「大丈夫、埋め込まれていた自爆用アイテムとか強化用フォルマとか

  回収したから黒字、黒字、道具無しで異能使って元であまり掛からないし」

 

事⦅それでも正規の治療依頼したら十倍百倍かかるでしょうに、聖人脳ですね)

 

事「それと、あなた宛てに追加報酬が送られています、聖母様に渡してくださいって」

 

聖「それでなんで私と結びつけるの?」

 

事⦅聖母ムーブ常時してるからに決まってるからでしょ⦆

 

自分以外から聖母と言われたら結び付けられていくようになる

ロリショタニキです。

 

 

 

 

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