なろう系な俺たち   作:ねこinu

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やっと終わった


お母さんな俺たち1-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・かなり前・・・

 

 

 

自らの神殿その謁見の場にて跪く自らの氏子を前に、

男神は顔を顰めながら、

気は変わらないかと尋ねる、

 

「覚悟はとっくにできております、家族とも今生の別れは済ましてきました」

 

だから、自分を悪魔合体の材料にと自らの氏子は懇願した。

 

「私が今生きている一族で一番強く、年も重ねておりますですから」

 

どうか私をという氏子、

 

一族で己を崇め戦地にて戦い抜いた、

今ではこんなに若く、弱い者が年も強さも一番上になるまで、

消耗しきった一族の覚悟を受け止め

 

「汝の、いや汝らの献身しかと受け取った故に」

 

汝自身の願いを口にすることを許す、

男神はその献身に答え、その願いを受け止める覚悟を決めそう答えた

 

顔を上げた幼さを残した男は泣き笑いに顔を作り

 

「勝利を・・・・・一族が、

沢山の家族が笑って暮らせる未来を」

 

もう、私には無理ですから

親にも兄弟にも自分より先に犠牲になることを選ばれた、

一人ぼっちになった男は震えた声で絞り出す。

 

偉大なる雷神はその覚悟に答えると目で伝え

 

「しかと受け止めた、必ず叶えよう、我は最強の雷神故に

汝の願いは確実に成就する。」

 

泣き笑いのまま男は感謝します。絞り出した

 

 

 

 

悪魔人間とかした氏子は天使との戦争で活躍し、

他の戦士たちと同様当たり前に戦場にて散り

天使に魂を奪われていった。

 

戦線ではどこでも転がってる話のひとつとして。

 

 

 

・・・ガイア連合技術研究所・・・

 

 

 

魔術にて死後すぐの状態を保たれた若い遺体の前で

 

「確かに生殖器は生きているが、

この体に式神パーツを埋め込んで自分が入って子供を作れるよう調整しろと?」

 

遺体の尊厳を恥ずかしめるような命令に、顔を顰めながら

自分の所の太陽の息子に似ている男は

抵抗をしめした。

 

「自分の所の氏子だお前たちのルール違反はしてない」

 

それでもと返すが

 

「これはもう、お前たちの上で決められたことだ、

拒否権はないさっさとやれ」

 

雷神は真顔にて命じた。

 

 

 

 

・・・次世代作成専用に調整されたの異界・・・

 

 

 

ギリシャ神話の主神達の物語はつまるところ、

親殺しの物語である。

親を追い落とし傷つけ権力の座から引きずり落とす、

そうした子はより強い力と権力を手にしていく、

この物語はゼウスにも当てはまる、

ゼウスはこの予言をされ、実際自分が敵わなかった怪物が

自分の子供であるヘラクレスに退治されている。

ならば逆説的に子を作り、子供が産む事が原因で

親であるゼウスが死ぬこととなれば

その子供は親殺しであり、親より強い子として生まれる

受精した卵子に自分自身を加護として消滅するまで注げば。

 

次世代作成専用に調整されたの異界

これはつまり、古き神が去り、それより優れた新しき神が来る、

生贄/転生の祭壇 神話再現に調整特化された場である。

 

この場を作った、ガイア連合盟主が言った言葉を思い出す

 

「理論上出来るし現実的に実行可能なラインにはしてある、だけど」

 

そう悪魔は転生で記憶を失う、

覚醒し霊格を上げれば記憶は甦る事もあるがそれは、

本霊や他の高位分霊からの記憶だ、

自分自身、この分霊が蓄積した記憶は他の分霊に吸収/受け継がれず消滅する。

 

「記憶がなくなれば別人、今の自分の思い道理になんて動かないよ」

 

そう告げるに盟主に分かってないなと、

生まれ変わっても俺は俺であることに変わりない、

なら共に戦うダチ、自分を慕う子分。

それを守り幸せにするために全力を尽くさぬはずがない。

 

「勝利を・・・・・一族が、

沢山の家族が笑って暮らせる未来を」

 

ずっと見てきた生まれた時から知っている氏子の願いを胸に

 

「安心しろ、お前の願いは、俺が・お前の子が確かに叶えてやるから」

 

お前は一族を救った英雄の父になるんだ。

 

だからその為に、弱い最強ではない俺はいらない、

俺は最強でなくてはならない、

戦場にて氏子が盾になり救われた雷神は決意を込めてその時を待った。

 

 

 

・・・その時・・・

 

 

 

「・・・だがおまえ」(本霊に戻れ無いんだぞ)

 

「あなた」

 

「私が、あなたの妻です」(最後も一緒に)

 

「・・・・・・・すまん」

顔を歪めそう男神は答えた。

 

 

 

・・・儀式中・・・

 

「そうよ貴方」  (私も一緒に加護を注ぐわ)

 

「まだ頑張れるわ」(消えないで)

 

「大丈夫」    (儀式は成功してる)

 

「最後まで・・ね」(私たちの全てを託しましょう)

 

「疲れましたか、そうですね一緒に休みましょう」(生まれ変わってまた)

 

それを最後に夫婦神は消失した。

 

後には自らの胎に確かの命達を宿した、

一人の母だけが残っていた。

 

 

 

 

十数年後

シェルターより地上を奪還・復興を始めていく人類グループの一つ。

ギリシャ神軍たちの元に黒札の子共達が援軍として赴く、

後に軍のリーダ達となるそのまだ若い兄弟達

そのまとめ役の子は神の力を思わせる雷の異能と共に悪魔達に勝利を掴み、

地上にて悪魔に怯えず暮らせる地を作り出した、

後にその地にて人々から王として認められるその男の傍には

復興地にて産まれた自分の子供と、部下と仲間達

沢山の家族の笑顔に包まれ、

その傍にはそっと寄り添う妹の姿が見られたそうだ。

 

 

 

 

 




ゼウス等神クラスは通常手段、終末前ではまだ子供を作れないと解釈、
そうじゃないと大和の神も外様も多神連合も、
覚醒者の氏子不足になっていない、
少なくても黒札用の氏子以外は主神の子を常に孕んでるとかのはず、
そうでなくても、呪い/祝福した子を量産してるはず。

ゼウスはなので悪魔合体で悪魔人間になった自分の氏子の遺体に憑依、
反魂や回復魔法で肉体を保存し
無理やり生かしてある生殖器で生殖し、
受精卵に悪魔の祝福/呪いとして
自分というゼウスの分霊を加護として注いで
転生体になって生まれて来る子を強化しました。



因みにこのゼウスの分霊は一族を見守るために
霊格を落とし比較的新しく作られた分霊、
(本霊の記憶と意思はしっかり受けづいている)
この一族と共に天使と戦う内に神格を取り戻しましたが、
他の大天使討伐用高位分霊よりは霊格が落ちます。

だから悪魔合体時に他の合体用ゼウスの分霊と合体し
ゼウスの分霊と相性が良くなった氏子の体と精を利用し
より強い転生体を産み出そうとします、
本霊は終末後の強い氏子の戦略的価値を鑑みて、
このとんでもない高コストの試みに許可を出しました。


愛ネキが体を貸したのは
妻としてのヘラの心情を鑑みてと(そもそも浮気NGなタイプ)
ヘラとの子とすることで、
他のヘラの分霊から子が命を狙われる可能性を回避しました。
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