なろう系な俺たち   作:ねこinu

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そういえば、修行場をはじめ異界って終末後はどうなったんでしょう、
そういう法則の土地として定着?
結界や隔離空間みたいにそこだけ異界ルール?
それとも魔界に吸収・消滅した?


スキル強奪、ドレイン系俺たち その4

エピソード7

 

 

 

龍脈ニキの普段のお仕事

 

 

 

その①土地の管理

 

星霊神社地脈管理用儀式上内部

同僚と共に観測用モニターとにらめっこしている龍脈ニキ。

 

「こことここ結界に歪みがある、あとこっちマグが溜まりやすい地形みたい

 この前散らしたのにまた異界が出来かけてる」

 

「とりあえず、異界が出来かけてる方は応急処置でこっちで吸って、

 別の方のラインに流しておくから、歪みの方修正と補強お願い」

 

日本のヘソ、日本の龍脈・地脈を一手に管理する星霊神社、

基本システムは術式で運用できるように構築されているが、

・終末までの地脈のマグの噴出量の増加、

・そこに住む住人達の活動、

・悪魔達の工作

・カルトの儀式

日々様々な要因が地脈とその管理システムに負荷と不具合を与えていく。

 

その為龍脈ニキ達はその対応と修正に日々追われている

地味だがサボれば日本の危機に発展しかねない重要な職務である。

 

「こっち、また外様神のカルトが変な儀式したみたい、

 地脈の属性がDよりになってる」

 

「こっちは神格持ち同士の喧嘩の後始末だよ、

 なんで地の底に干渉して攻撃出すんだよ、

 権能使うな、地脈が変な風に乱れまくってるじゃんか」

 

「あんたたちはまだいいよ、こっちは過激派メシアンの狂信者が

 地脈付近に悪魔召喚プログラム付呪具設置してたよ、

 もう少し気づくの遅かったら、大天使降臨してたかも、

 いまショタオジの式が爆弾解除中」

 

ショタオジの各地の支部の結界や様々なサポートも

日本の地脈を前提に組み立てられている為

地脈に不具合が有ると機能に支障が発生するのだ、

もちろんショタオジが本気で組んだ術式が簡単に崩壊することは無いが、

少しでも脆くなった所を狡猾に攻めるのが悪魔達だ。

 

ゆえに自動化術式と式神・修行済み俺たちで二重チェック体制で

観測、メンテナンスを行っている。

 

「つくづく、ショタオジの人外ぷりを思い知らされるな、

 俺たちいない時、式神と自分のみの実質ワンオペでやってんだろ」

 

「今でも俺たちが代行出来てるのは、

 厚顔無恥でも4割位としか言えないんじゃない?」

 

「しかも、基本業務の手動作業のみ」

 

「俺たちが来てから、補助の機械やオカルト道具を増やしているから

 もっと減るぞ、まあショタオジが設備強化に

 時間が取れるようにしたことを誇ればいいじゃん」

 

「そもそも、一人でやってたら道具がいらなっただけとも」

 

「あの人、この前一つ一つ私が繋げてた地脈のライン、

 一筆書きみたいにスーと繋げていったんだけど」

 

駄弁りながらも、その手は一度も止まらず

発見され続ける異常のチェック・修正をかけていく。

 

龍脈ニキは自分の仕事を片付け、次の仕事に入りながら

 

「まあ、修行の延長でのお手伝いみたいなもんだし

 もし、ここのみんなが一斉に休暇を「それは止めてくれ」

 

声に振り返るとショタオジが少し焦った顔をしていた。

 

「でも実際、ショタオジの効率に比べたら手際悪いし、精度も良くないでしょ?」

 

「単純作業を片付けるには人海戦術が一番いいんだよ、

 出来ても負担かかるし、出来は補助の道具を導入したから

 僕基準でも合格ラインだよ」

 

でもなーと龍脈ニキ

 

「私たちが何時間もかけていた作業を一瞬で片付けていかれると、

 いなくてもいいじゃんと思うのよ」

 

「いやだか「そこで一度纏まったお休み貰って厳しい修行と

 レベルアップをみんなではかろうよ」

 

「今より実力を付ければ作業効率も制度も底上げできるんだから」

 

ちらちら ショタオジをみる龍脈ニキ

そして察する同僚

 

 

「ああいいね、最近式や装備用フォルマやマッカ稼ぎ出来て無かったし、

 ここにいるみんななら、わかり合ってるし、

 仕事としての各地の異界潰しと支部の術式チェックもかねて、

 遠隔だとどうしても気づくの遅れがちだしね」

 

ちらちら

 

「わたし、コンプ手に入れたのに異界に修行場以外行けてないから

 狙った悪魔と契約できてないんだよね、

 ひーほーくん、ジャックブラザーズ、ピクシー

 前世からの憧れなのに」

 

ちらちら

 

あからさまな視線に降参と手を上げ、

 

「分かった分かった、修行場に期間限定でカスタマイズした

 異界作るから、休むにしろ順番ね」

 

ヒャッホーと地脈を管理していた俺たちが途端に

ショタオジに自分の欲望を吐き出す。

 

「もちろん一人ずつの専用カスタマイズですよね」

 

「マッカ、マッカとにかくマッカの大量確保できるように」

 

「とりあえず、レベルバラで良いけど火炎弱点統一で、

 あっ疾風属性使うの出ないようにしてね」

 

「子供系悪魔縛りにして、コンプで一番かわいいの厳選して仲間にするから」

 

 

 

 

訂正、ここにいるのは日本の地脈を掌握し己が欲望の為に

私的利用する悪の組織の俗人どもと、

それを甘やかす首領の集まりである、

そんな俺たちに管理される日本の命運は暗いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、ショタオジが専用異界作成に手を取られたため、

地脈管理している龍脈ニキ以下俺たちは、

完成までデスマーチが決定され、誰が先に休暇を取るかで

殺し合い有のお話で長々と仲良く仕事を押し付け合ったそうだ。

 

 




ショタオジはしっかり自分に気を使ってくれる人、
自分の仕事を手伝ってくれる人には過保護が加速するイメージ、

後は普通に手伝いの為自己投資の為の時間が取れない俺たちにたいする、
救済措置として、支援してくれると思う。
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