過労死はするみたいだけど。
エピソード3
修行・研究勢になったわけ
[初期]
《ジバブー》《ジバブー》
異界内にて呪縛の呪いが獣の悪魔に襲い掛かる。
呪縛成功、【悪魔は動けない】
「よしこれで」
抵抗できない悪魔に近づくと。
モフモフ、ナデナデ、クンクン、ハムハム
【モフモフネキは 悪魔に セクハラしている】
魔除けの香を焚き他の悪魔が近寄らないようにしながら
延々と獣系悪魔にボディータッチを繰り返し続けるのであった。
[数か月後]
「アヲーン、奴が来たぞ」
【悪魔は逃げ出した】
「また逃げられた」
獣系悪魔達が出現する異界で顔を見せた瞬間、
お目当ての獣たちに逃げられるのであった。
「レベル上げて、話が回っていない上位の獣たちがいる
異界に行こう」
これをレベル30位まで繰り返す、それ以上になると
死にまくってショタオジストップが入った。
[修行開始]
30レベル越えの異界内でセクハラ禁止令が出され
⦅趣味でゆるく悪魔召喚、獣用装備の修行はしてたけどこっちに集中しよう⦆
・・・悪魔召喚修行中・・・
狗神召喚成功
「アヲーン、イヌガミ コンゴトモヨロシク」
「おめでとう、初めて一人で召喚で来たね」
修行の面倒を見てくれた分身ショタオジ、
「契約、大丈夫?」
ショタオジは頷き
「ちゃんと召喚時に結べてるよ」
なら
「動くな」
契約時の絶対命令服従の一文を組み込んでいたモフモフネキは
その権利を実行した。
モフモフ、ナデナデ、クンクン、ハムハム
セクハラに逆らえず、顔だけ嫌そうにする狗神。
苦笑いして見守るショタオジ。
エンドレスセクハラにウンザリして、
マグ吸収を拒否し魔界に自主送還するのであった。
[その後]
「ショタオジ・・また召喚・・失敗・・・・改良・・手伝って」
一度召喚したら召喚拒否されるようになり、
成功させる為術式改良を繰り返し、
成功→召喚→召喚拒否→術式改良→成功
のローテーションを繰り返す。
「まあ、真面目に修行してくれるし
モチベーション維持になってるみたいだからいいけど」
「別の悪魔の召喚も練習したら?」
モフモフニキは少し考え頷き
「たまには、別のモフモフも味わう」
いや、獣縛りでなく・・・
いや修行してくれるならいいか
短時間召喚、命令での拘束なら自己レベル以上でもイケるようになる。
なお魔界で自爆・リカムードラを地上に送る分霊に
付与する獣系悪魔が増えたらしい。
[多神連合と会合を持つようになると]
「ごめん、召喚時のセクハラ禁止令でた」
ショタオジがモフモフネキに死刑宣告を出す。
「・・・・・なんで?」
困まり顔のショタオジは
「ガイア連合の会議でクレームが殺到してさ、
ガイア連合の心象が悪くなりすぎるからその流石に庇えなかった」
ガーン
がっくりするが、グワっと目をかっぴらき
「なら・・他神連合に・・入っていない・・・・マイナー・・
悪魔なら・・・・いいんだよね?」
その悪霊のような気配にちょっと引きながら
「まあ、理屈上はいいのかな?」
「手伝って」
「え」
「悪魔全書に・・・いない・・悪魔・・召喚・・・手伝って」
「いや僕も忙しいし」
「一方的・・命令」
「う」
「努力・・・踏みにじられた」
「いやあのね」
「手伝ってくれるよね」
「わかったよ・・・・」
後になってショタオジは無理に断ったら外法に突っ走ってしまうと
思ったから見てないと拙いと思ったと答えた。
[技術部、作成班所属後]
さわさわ、もみもみ
動物型式神の体を延々と触り続ける
「いつまで触ってるんだよ」
式神の主人が突っ込みを入れる
「装備・・・ちゃんと・・フィット・・確認・・大事」
大義名分を前面に出し触り続けるモフモフネキに
⦅腕はいいんだけどな、こいつ⦆
客を逃がさないよう専門家といて腕を磨くモフモフネキ
セクハラを我慢すれば優秀な獣用装備を用意してくれる
職人から手を切れない俺たちであった。
採寸終了後
「獣系悪魔が・・齧って・・美味しい・・・かみかみボーン・・・・おまけ」
⦅サービスもいいんだよな・・・⦆
獣系悪魔と遊ぶ玩具や美味しいおやつの研究にも余念がない
モフモフネキ。
[禁断症状時]
「もふもふ・・モフモフ・・どこだ」
獣たちと触れ合いが出来ないまま数日経過したときのモフモフネキは
異界を幽鬼の様に彷徨う、
もちろん獣の悪魔は逃げ隠れする。
それゆえ、モフモフネキの前に現れるのはそれ以外の悪魔
【ガキ が 現れた】
ぎろりと悪魔を見る
「もう・・お前で・・・いい」
バッ 服を剥ぎ取るモフモフネキ
「女神の裸を覗きし者、獣に変われ」
有る狩りの女神逸話を元にしたカルトマジック
その呪いにはガキの抵抗・耐性など無視しその存在を改変していく。
無力な獣に替えられた悪魔は、覚醒者の圧倒的力にねじ伏せられ
モフモフ、ナデナデ、クンクン、ハム・・ピタ
「本物より劣る・・・修行しないと」
手触り向上の為に獣化の呪いを探究していくモフモフネキ
修行のモチベーションが趣味全振りの技術部の鏡
こうして獣悪魔関係のスペシャリストになっていくのであった。
おまけ
〈失敗例〉
①【召喚】 【魔界の本霊は拒絶した】
「出力・・アップ」
②【召喚】 【悪魔が現れ、その瞬間自爆した】
「攻撃禁止組み込む」
③【召喚】 【悪魔が現れ、リカムードラした】
「自害禁止を設定」
④【召喚】 【しかし、魔界の召喚座標に悪魔はいなかった」
「逃げられた・・サーチ機能つける」
⑤【召喚】 【別の悪魔が現れた】
「囮・・フィルター付ける」
⑥【召喚】 【なんと想定より霊格が上だ、契約が破られ襲い掛かってきた】
「≪ジバブー≫・・無理・・・ショタオジカモン」
退治後
「ちょっといい加減にしようか」
少しオコなショタオジ、レスキュー多数回
「分かった・・・今度は・・悪魔合体で・・やってみる」
「同じことになりそうなんだけど」
もちろん似たようなこと繰り返す。
こんなノリで、ショタオジも認める獣悪魔の専門家に、
逆に特化しすぎて他の事が疎かになってるともいう。