つまりツンデレキャラへの対応ですね分かります。
②女王系女神への下手に出ての誘致
主神からの命で行けと言われましたが、
人間の祭り方が悪く不快でしたら、
天罰を下してさっさと帰りましょう。
用意された小神殿にこの程度ならと超低位分霊を派遣し、
人間たちから懇願された異界の一部の管理をできるようにした。
(短期間の管理してくれれば供物を差し出すと言われたので
この程度で良いでしょね)
自身のプライドが許す範囲で低位分霊として降臨した神は、
自身の居住として用意された神殿をチェックし始めた。
(まあ、ちっぽけな人間が用意したにしては、まず合格ラインでしょうか)
物理的な大きさとしては、小神殿としか言いようがない建造物は
オカルトの観点から見ると聖地の大神殿に迫る性能に
神としての快適さが有った。
供物もまあ、変わり種もありますが合格としておきましょう。
管理の為お出かけできず退屈でしょうと、供物の一部として
渡された玩具の一つ二足歩行の動物を指導者として管理する遊びに
(家の内装はもう少し美しくセンスのあるもので統一したいですね)
オリジナルデザインのシステムに気づき、
夫にデザインを頼みだすのは少し後。
神楽の一種だとここの子供が共に遊びましょと誘い出したのはいつのころからか
(まあもてなしの一種として、
人の子の頑張りを受け止めるのも神としての役割ですからね)
そう言い訳して、ボッチだとできない集団ゲームを楽しむのであった。
そうやって、人の事交流していくと親しくなる者も現れる。
「なに、ワラワの氏子になりたいと」
人の子は頷き駄目でしょうかと尋ねる。
「ワラワの偉大さを理解するものを拒絶するほど狭心ではないぞ」
受け入れてやろうと神として寛容さを示す。
・・・氏子参入の儀礼後・・・
氏子参入で豪華にされた神殿にて、
新たなる氏子に指導をしていた
「ワラワの氏子なら美しさにも気を使いなさい
表面的な物だけでなく姿勢・知性・仕草・センス
磨かなければならない所は貴方にはたくさんあります」
まずはこれ、と氏子に化粧水を渡す。
「いいですか、特別に特別に今のままのみすぼらしい姿で
わらわの氏子と知られたら神のワラワの名誉が傷つくから
慈悲の心で渡しているんですよ」
「本来なら、功績を成した氏子に対し褒賞として下賜するところです
貰った物に恥じぬ働きをするんですよ」
・・・生活ダイジェスト・・・
「こらはしたない、食事の時の作法はもっと丁寧に、
・・・お手本を見せますから真似してみなさい」
「もうかすり傷が出来てるじゃないですか、
肌のケアは人には大切なんですよ、
傷薬です塗って上げます・・感謝しなさい」
「みんなが魔法覚えたのに自分だけ使えない?
勤めの後来なさい、見てあげますから」
「そうです、汝は周りをよく見てよく考えてる
人はそうやって悪魔も驚かすものを作り上げてきたんです
誇り、そして学びなさいそれは汝の力になりますから」
「テストで一番に成れた、ウフフそうですそれが本来の汝の力です、
ワラワは引き出すのを手伝っただけ、これからどんどん成長していけます」
・・・時間経過・・・
「本日の修行はこれまで」
すっかり氏子に対して教育ママになった神は、
氏子からの信仰で成長した霊格に
(もう少し本霊から加護を持ってきますかね)
増えた出来る事から教育プランを練ってると。
指導のお礼の神様へのご供物ですと
氏子がマッカを差し出した。
「これは、貴方の働きで得たものの全部でしょ
いけません、ちゃんと自分の身の回りの為に使いなさい」
自分に仕えたり、他の仕事の手伝いを行うことで得た糧を全て渡そうとする
自らの氏子にもっと自分の為に使えと叱る神。
でも、神様から頂いた慈悲を少しも返せていないし・・・
と申し訳なさそうな氏子に良い子に会えたと思いながら
「まだ、20も年を重ねていない幼子が
神が評価する働きが出来ていない事を気にするとは笑止
ワラワが認めし英雄達だって始めは拙き者であった、
優れた師と環境が彼らを英雄に昇りつめらせたのだ」
つまりワラワに育てられている其方が歴史に名を残すことは確定事項なのだ
気にする氏子を慰めながら
(同年代が活躍する中、基礎が大事と内面や霊能を磨くことに集中して、
修行ばかりで実践で活躍させてないことが仇となったか、、
地味な修行以外にも戦士としての見栄えのいい戦士の修行も入れて自信を
つけてやるか、周りからの評判も重要だったな)
生産や戦闘で戦力化していく同年代が増えてきたため、
コンプレックスが生まれていた氏子に
劣等感を払う算段を考える神。
・・・戦士の修行追加後・・・
「何将来は此処から出る?」
それはワラワの氏子を辞めたいということか
怒気を込めながらの言葉に
揺るぎない信仰を込めた言葉を氏子は返した。
外で英雄になってあたしを育てた神様の権威を世界に刻みます。
「いや、ここで信仰を示してくれていえば十分ですが?」
神様は成長してから返せばいいとおしゃってくれました、
今までその慈悲に甘えていましたがこうして最低限の戦士(LV5)
になった今何時までも慈悲に縋って良い訳がありません。
「もうちょっと戦士として鍛えてからにしましょ」
このままではずるずると甘えてしまいます、
まずは戦士として修行した同志たちと近場の異界に
修行と稼ぎを兼ねて近日中に遠征してきます。
「いや待てちょっと汝の霊格を上げる儀式(御霊上げ)
すぐするから少し待て」
・・・どこまでも深い神の愛をありがとうございます
ですが今のあたしには、神の愛に甘え続けてるあたしでは
その恩恵を授かることを自分が許せません、
愛を拒否するその不敬、死後罰を受ける事は覚悟しています。
実践素人を卒業し神の聖戦士に成れた時、
自分が恩恵を受ける事を自分に許せるんです。
もし英雄に成れず無様に息絶えたら、この身と魂は好きにしてください
今までの慈悲と到底つり合いませんが捧げられるものはこれしかなくて・・・
「待ちなさい、いやほんと待って、
そうだ氏子が戦士として参戦するなら儀式が有るから
ちゃんと作法をこなして送らないとワラワの恥になるから
ワラワの名誉の為にしっかり儀式をこなすんですよ」
真剣に言いくるめして時間を稼ぎ、
氏子の為に準備を始めるのであった。
・・・低級異界攻略戦後・・・
「申し訳ありません、あんなに出発時に祝福をいただいたのに、
手柄をほとんどとれなくて」
ちらりと背後の獣人(神の眷属の聖獣)を見て
「このような、眷属様まで貸与されての失態いかなる罰もお受けします」
しゅん、と落ち込む氏子に
「愚か者己は自分を半神半人の英雄だとでも思ってるのか?
人は一つ一つ積み重ねていくものだ、
修行を通じて汝に伝えられていたと思ったがワラワの思い違いか?」
あわてて、いえ神様はしっかりご指導していただきました
ただ氏子としてふさわしい働きをとこんな期待をされてるんだからと。
「勘違いするな、その眷属は汝がワラワの氏子として相応しくない
不始末をしないよう監視役であり、後始末役だ」
「いいか、確かにワラワの指導という最高の修行環境で学んだが、
汝は戦士としては赤子だだからこそ、実践の場で周囲全てから
学び吸収して成長していかなければならない」
「よってワラワが許可を出すまでは前衛で戦うのを禁止する」
後衛として支援しながら、先達の動きを学び糧としなさい。
承諾する氏子に威厳ある神として示しながら。
(とりあえず何とかこの子はこれでひとまず良しとして)
この地の最初の氏子の後輩の小さな氏子達が
キラキラ憧れの眼で帰ってきた戦士たちを見てる為
何とかしないとと方策を考える神様でした。
オマケ
共同で異界攻略に行く人の子に戦士の祝福の儀式をぎっちりかける神々。
引率させる自身の眷属に言い含める神
「いい、≪庇う≫を付けてあります、≪トラエスト≫≪トラフーリ≫
は貴方の判断で使いなさい、最悪魂だけでも・・・私が産みなおします」
自身の聖獣である山羊に言い聞かせる神、
親ばか全開だが、周りの神たちも同じように引率の眷属に言い聞かせてるため
笑うものはいなく。
(女神に目を付けられたら色んな意味で執着されるから頑張れよ後輩)
かつて信者で現在眷属まで上り詰めた元人間の聖獣は、
新たに唾つけられた子供に心の中でエールを送るのであった。
お役目が終わり魂上げしましょうかと尋ねられても、
他の神々と同じように、
不要と断るようになるのはいうまでもない。
「ここが壊れるとワラワの氏子が不幸になりますからね、
神を崇める民の住処を守ってやるのも神の器量
いいですかあくまでこちらの慈悲で
ここの守護と発展を手伝うんですからね
決して居心地がよくてほだされたとか、
氏子の教育が助かるとかそんな理由でないんですからね」
自分と氏子に対するプライドが高いから、
教育ママ兼モンペママになるのは確定なのだ。