いや、公認なくてもやろうと思ったけど、
前から式神エッチでレベルアップとか、
経験値譲渡は房中術で出来るって書いてあったし。
エピソード5
仲魔達への特訓
昼過ぎに大勢の男女が集まっている、
大きな建物、畳敷きのそこは道場に見えた。
整然と並んだ男女が正座で座り、
凛とした雰囲気があると思いきや
異様な雰囲気が感じられる。
原因は道場中央に座る男女、
女は顔を赤くし、荒い呼吸で潤んだ眼を男に向けている
明らかに発情し女の色気を出している。
ならば情事を行っているのかというと、
男女は右手で握手し正座で向かい合わせで座ってるだけ、
追記するなら男は禅をしてるかのように無を表情で体現し、
視線は女の方を向いているが女の顔を見ているのではなく、
もっと奥底を見透かしてるかのようである。
女に限界が来たのか正座から姿勢が崩れる。
「・・今日は此処まで」
男が女の限界を悟り修行に終わりを告げる。
「まだ」
無理しようとする女に
「短時間で無理してやっても意味ない、少しづつ覚えていけ」
同性の修行者に休ませろと、道場の片隅に運ばせる。
そこには、女と同じように限界が来た修行者たちが
布団の上で死んだように転がっていた。
「角行鬼」
次はお前だと男、覇王ニキが指名する
「はい」
背筋を伸ばし強敵との決闘に赴くかのように、
大柄な体格の悪魔変身能力者は覇王ニキの前に正座する。
手を伸ばし手握り会うと
角行鬼と呼ばれた男は真正面に座る覇王ニキに
「お願いします」
教えを授かるものとして一礼し、修行の初めの合図とした。
・・・房中術発動中・・・
角行鬼と呼ばれる男は前の女より遥かに耐えていた、
たとえ道着が汗で全身に張り付いていようと、
噛み締め過ぎた顎と眉間に寄った皺で悪鬼の表情になっていようと、
女の様に途中で力尽きることは無かった。
それでも限界の時は近く、
呼吸が乱れるのを抑えきれなくなりそうになった時
「よし、今回は此処まで」
覇王ニキが課題の終了を告げマグの循環を止めた。
崩れ落ちそうになる体をもはや意地で支え、
覇王ニキに一礼すると布団に休みにいかず、
元の自分のいた場所に座りなおした。
「当座の目標は、今の角行みたいに一定時間耐え抜くことだ」
「上手く体の外から入ってくるマグを反らす、耐えられるところで受け止める
自分のマグで防御する」
「修行が身についていけば状態異常耐性、≪地獄のマスク≫など
スキル発現、習得が見込める」
今回初めて参加する一人が恐る恐る挙手する
「あの、別の方法は?」
大勢の前で醜態をさらすのを恐れ別の手段はないかと尋ねる
「あるが、魅了魔法をかけられて
本来なら絶対やらない事をさせるとか
ストレス負荷が思いっきりかかってトラウマになったり、
逆に弱点として発現するかもしれないが?」
やるならいざというときの為に
取り押さえ要員に武装させとかないとな
修行の算段をしようとする覇王ニキに
「すみません、こっちで地道にやります」
即座に断る新人。
周りがフォローに入る、
こんな修行だから変な誤解のないように衆人観衆の中でやってるのよ、
大丈夫みんな同じ穴のムジナだから。
覇王ニキが分かってないようだからとこの修行の意味を教える
「この修行目的は心身に成るべく負担をかけずに、
自己マグを自分の意思で制御すること、
外部から入ってきたマグを自分の支配下に置く事に
重きを置いている」
「これは退魔の戦闘だけでなくオカルトを扱う時に絶対に必要となる
技術の基礎部分だ」
「マグの循環を突き詰めれば小周天、大周天とまでいかなくても
自己生成マグの増加、地脈からの回収量の増加、
自然回復をスキルとして発現」
軽く思いつくだけでもこんなにある。
「他人とマグのやり取りでもちろん≪エナジードレイン≫もあるが、
呪術的接続の基礎や心霊医療の基礎になる、ディアなどの
回復魔法や、自分以外に何かを付与する
カジャやンダ系統のバフデバフに状態異常にも応用が利く」
どんな成長の仕方するか個々人で予想が出来ないが
どんなスキルツリーになっても
応用が効いて腐る事のない修行なんだ。
性欲などみじんも感じられられない修行キチの
修行チャートの熱の入りように、
本気で修行効率しか頭に入っていな事が心で理解させられた。
「さて、余計な時間を使ってしまったが、今後の修行計画の為にも全員
ある程度の水準まで錬度上げてゆくぞ、
どれだけちゃんと身に着けてるかで疲労や魔力の自然回復速度が
段違いだから、次の修行にも差し障りがあるしな。」
「角行鬼お前は入門編クリアしたから段階一つ上げて上のランク目指すぞ」
切腹を命じられた武士のような表情で
「承知した」
重々しくそう答えた。
夕食時になり修行も終わりを告げに仏フェイスの式神が道場に入ってくると
「パンチ丁度良かった」
運ぶの手伝ってくれ、自分の式神に頼む覇王ニキ
道場内は、精神疲労と肉体の快楽に腰砕けになり、
マグロの様にゴロゴロと並べられた修行者だらけであった。
式神はとりあえず大きな台車の用意と共に
自分の主人への説教内容を纏めるのであった。
なんで房中術の修行なのにエロくならない
他の人の三次作だとみんなエロさ出せてるのに
覇王ニキを修行ストイックいやヒーロー目指す学校の主人公の
個性とヒーローへの偏執狂みたいなメンタルにしてしまったのが
原因か。
覇王ニキは修行ついでに成長の伸びがいいように霊質改造というか整える感じで
霊的に健康状態にして才能限界向上させてます。