言われるようになるよね(スレのやる夫さんみて)
エピソード9
異界攻略現地編
こそりこそり、人里近くに沸いた異界内を歩む龍脈ニキ、
洞窟の外観の異界には自分を一体で殺せる者が大量に出現している、
そんな中を式神を全て霊札に収納し隠形のみを頼りに、
異界全域を巡っている。
てくてく、ペタリ、てくてく、ペタリ
少し歩いては見えずらい位置にスタンプを岩肌に押し、
また移動しては押すことを繰り返す。
恐ろしいことに俗に言うボス部屋付近でも行うどころか、
ボスの周囲では念入りにスタンプを押しているのだ。
一周して異界の入り口に戻ってきた龍脈ニキは、
奥へ続く一本道に悪魔除けの結界で壁を作ると、
異界中に付けた血印に意識を同調させる。
「
必殺技を発動させる。
ズゴオオォォ
途端、異界中のマグが龍脈ニキの元に集まっていく
「グゥッ」
破裂しそうになるほどのマグが流れ込む痛みに耐えながら、
キャパシティーをオーバーする前にと≪フォルマ生成≫を高速で発動させていく。
フォルマが小山になるほど積みあがるころ、異界奥地から騒がしい地響きが聞こえてくる。
吸収結界を発動すると同時にこの異界上の地脈ラインを切り替えてあるため、
マグの補給は無く消費されていくばかり
悪魔達は急速にマグ不足に陥っていく。
飢えた悪魔達はマグが多い方へ大急ぎ移動し集まっていく、
しかし
バシュ
結界に触れた悪魔達は蒸発していく
⦅さすが、ショタオジ謹製の結界、使い捨てなのにこの値段?と
青ざめたけど効果抜群だこれ⦆
このまま全滅いけるか?そう少し期待する龍脈ニキだが
奥地からこの異界のボスが入り口まで近づいてきた。
ボス悪魔は自らから力を奪っている下手人を見定めると、
いまだ弱っているはずの体で結界を殴りつけた。
ジュワン
腕を焼かれながらも燃え尽きず結界に攻撃する悪魔、
ボスが来ると同時にまごついてた眷属悪魔達も遠距離から魔法を使い
自爆し結界に負荷を掛けていく。
⦅早く早く、大分弱ってるはず取り巻き全滅しろ⦆
次々とマグ切れでスライム化、消滅をしていく悪魔達を後目に
ボス悪魔は攻撃を続ける。
そしてついに、
バギャン
結界が壊れる。
流石に消耗しきったのか動きが鈍い悪魔だが、
舐めた真似した人間一人殺せると襲い掛かる。
とっさにマグ吸収結界を解除し躱す龍脈ニキ、
それを追撃し仕留めたと思う悪魔。
だが
「ハイお終い」
異界の外で待機していた戦闘班黒札に弱り切った体を吹き飛ばされ、
何が起こったか分からぬまま魔界に還っていく。
残身を解かず生き残りがいないか数分警戒し、
無事異界が崩壊していくのを確認し外に出ていく二人。
「ある程度弱ったらこっちに任せるて言ったじゃん」
「いや、あのまま倒せたら単独で異界攻略できると実績作れるかなって」
「止めろ、危険なことすんな。吸収結界発動中は龍脈ニキ以外無差別だから
庇いに行けないし、式神も出せないんだろ?」
「でもさ、最近異界発生率やばいし遠隔で抑えこむのが間に合わなくて
生まれてしまう異界も増えてきたし、
異界攻略してくれてる戦闘班を護衛に拘束していたくないんだよ」
「半日足らずで40越えの異界を潰せるなら高速解決すぎるよ
実際万全のボスと取り巻きならこっちが瞬殺されてたし」
本当なら何週間も複数パーティーで削りながら攻略していく異界だったんだから。
「・・・それでもこんな都市近くに発生させちゃったのはこちらのミスで言い訳効かないよ」
「よせよせ、人の裏かくのが悪魔だろ、今回だって結界の補修期間と
カルトの暗躍が嚙み合って招いた災害だ、馬鹿どもに尻ぬぐいに
責任感じるんじゃない」
一応報告には偵察と異界潰しの為の下準備には大変効果ありと報告しておくから
無茶すんな戦闘音痴。
「すみません、負担かけます」
「むしろ負担は減ってる、地脈管理班がデスマーチしてるお陰で
異界出現率や異界発生場所を誘導して人的被害を減らし、
狩場、採掘異界に改装改造して増やしたり、
異界内の休息スポット、回復施設を作ってくれてんだ
寧ろ潰れないようにそっちが体に気を付けてくれ」
ボーナス異界作るのに集中してくれと本音は隠し、
現場にはあんまり出てくれるなと頼む戦闘系黒札。
「異界潰しは寧ろレベルアップチャンスでマグ大量に得られるから、
ちょっと痛いくらいで稼ぎはだんちだし」
「止めろ、地脈吸収ってショタオジクラスでも自覚あるレベルで消耗するらしいじゃん
俺たちみたいな未熟者が乱用していいわけないだろ」
⦅ショタオジは不健康自慢する程度でぴんぴんしてデスマーチしてたけどね⦆
突っ込むと余計に怒られるなと黙り
「分かった、格上にはフルパワーでは今度からはやらない、
事故るとフォローで迷惑かけてしまうからね、
無理に倒そうとせず、弱体化メインで嫌がらせするよ」
「寧ろ敵味方指定できないのか?
修行場ではピンポイント狙撃みたいなことやってるだろ」
「少なくとも今は無理だな空間指定で根こそぎ吸い込んでるから、
特定対象のみ避けるのは・・・修行でどうにかなるか
今無理にやると吸収効率思いっきり低下するだろうし
無数に認識される対象の中から特定個体だけ避ける
感知力と制御力が課題か」
今後の修行メニューを考え出した龍脈ニキに
無理すんなよ休みの日を作れよと声をかける戦闘班でした。
・・・おまけ・・・
戦「最近大きな異界増えなくなったな」
事「龍脈ニキさんが大きくならないよう各地を巡って吸ってくれてるんです」
戦「また無茶してるのかあいつ」
事「いえ、ある程度大きくなるとボス以外根こそぎ吸ったりして
初心者から中級者向けの異界のままになるよう調整してるそうです」
戦「ほっ適正レベルが上昇しそうな異界を削る事メインに変えたんだね」
事「ギミックがめんどうだったり、ドロップがおいしくないのは
そのまま潰してくれてるんで残ってるのは
価値が高い異界が増えて大助かりです」
戦「まあ悪魔が弱い低位異界なら入り口から吸い続ければ普通につぶせるとか言ってたしなあいつ」
事「特定フロアのみ避けれるようにはなったから、
ボスを倒したり、採取場潰して美味しい異界を台無しにする事故は
起こさなくなったから
必殺技の練習に異界巡りさせてとのことです」
戦「まあ、狩場潰されないならいいけどね」
事「そこで、特別依頼発生中です、
龍脈ニキが吸収結界張るのに使う印が押されたこの魔石を
異界の奥の方にばら撒くお仕事です」
戦「それ、龍脈ニキが潜れない程やばい異界に侵入しろってことだろ
普通に死ぬぞ、龍脈ニキよりは強い自信はあるけど」
事「複数チームが協力してくれてますし、いける深さまでで大丈夫ですよ
それに・・・あなたが欲しがっていた≪チャージ≫のスキルカード作るための
フォルマをドロップする悪魔いましたよ、龍脈ニキは手に入れたドロップはやまわ」
戦「急いで詳細説明よろ」
一度できてしまった異界は現地でどうにか方が時間効率良いと理解した龍脈ニキは
全国安行を転移系俺たち捕まえて定期的に実施し始めるのであった。
説明
他者封印・鮮血神殿
まんま運命の長身蛇娘さんの宝具を元ネタにした龍脈ニキの必殺技。
自分の血を染料にしたインクで印を異界中にマーキングすることで、
マーキングした範囲から根こそぎマグを無差別で吸収する。
やってることは結界で囲って逃げれなくして結界内
空間に≪ソウルドレイン≫
効果を付与してるような物、ただし一度発動すると本人をどうにかしないと
何時までもマグが放出され龍脈ニキに吸収される
マーキングを発動後に壊しても無意味。
初期はマーキングしてなくてもその周囲なら奪ってしまっていたが
吸収範囲を時間が立つにつれコントロールできるようになり
最終的には乱戦時でも攻撃対象にアラメントや種族指定できるようになり、
レイド戦ではとりあえず呼べ枠にはいるようになる。