宇宙戦艦ヤマトの世界で地球人類をできるだけ生き残らせたい 作:アッポラピッタポン
西暦2199年、地球人類は滅亡への道を歩んでいた。
放射能物質に汚染された大地、海は干上がり、地下では日に日に少なくなっていく配給を見て市民は嘆いていた。
そんな、絶望しかない残されていない世界のとある1室で数人の男達が話し合っていた。
「やっぱりこうなるか」1人のリーダーらしき男が話し始めたことを皮切りに次々と話し始める。
「そりゃ基本的に原作に沿ってますからね」「仕方ないだろう、変に遊星爆弾を全部撃ち落としてみろ、イスカンダルが来ないだろーが」
そう、この男たち転生者である、物心ついた時には自分が転生者ということを
自覚し、同じ転生者仲間を集め、ガミラスとの戦いに備えていた。
例えば、あらかじめ、地下都市を整備し、大量の電力を保持したり、艦隊の生存率を上げるために、船員には宇宙服を装着することを義務付けたり、無人機
を作るために、さまざまなパイロットのデータをとったり(残念ながら生産できていない)したのだ。
「いや、でも原作よりは戦力も残っているし、コスモゼロも試作機ができている、確実に良い方向には進んでいる筈だ」リーダーの男はそういうと天井を見上げて、「後は原作キャラに任せよう」と呟いた、頼むから変なことは起きないでくれと願いながら。
この日は2199年1月17日、メ号作戦の開始日である。
人類に残された時間は少ないが、転生者は進む、1人でも多くの人を救うために
「さて、では進めようか、ドレッドノート級、及びにアンドロメダ級の建造計画について、彼らは地球を守るには必須だからね。」リーダーの男がそう言うと転生者達はまた未来の地球のために会議を開始した。
同時刻、冥王星沖にて
連合艦隊司令長官、沖田十三は金剛型宇宙戦艦『キリシマ』に乗りながらふと
"彼ら"の事をかんがえていた、地球のほとんどの人間が地上での決戦を唱える中で彼らは地下に資材を持ち込み新型航空機の開発にも尽力した。
彼らの未来視とも神通力とも言える凄まじい先見の明はなんなのだろうと
しかし、そんな彼の思慮は打ち切られることになる。
「先遣艦"ユキカゼ"より発光信号、ーー我作戦宙域に突入セリーー!」
地球最後の艦隊が戦闘を開始しようとしていた。
「索敵班より入電ーー艦影多数、右舷4時より近づくーー」
「艦種識別」
「超弩級1、戦艦7、巡洋艦22、駆逐艦多数を確認!」
「全艦戦闘配置!砲雷撃戦用意!」
「戦闘配置!」
ガミラスの艦艇がこちらとは比べものにならないスピードで接近してくる
「距離7500.相対速度変わらず」
「敵艦隊より入電!ーーテロン艦隊ニ告グ直チニ降伏セヨーー」
ガミラス艦隊はこちらに情けをかけているらしい、だが我々が降伏すれば誰が地球を守るのか。
「返信はどうしますか?」
通信士がそう尋ねてきた、返答は自分の中で既に決まっていた。
「"バカめ"と言ってやれ」
「!?」
「"バカめ"だ!」
「了解!」
そうしてガミラス艦隊に返信する作業を見ながら、もう1度気を引き締める。
「地球艦隊より返信"バカメ"」
意味は伝わったらしい、ガミラス艦隊の主砲がこちらを向き、砲口内が赤く光り次の瞬間。
「敵艦隊が発砲!」
冥王星沖海戦が幕を開けた。
いかがだったでしょうか?
短くてすいません。
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