宇宙戦艦ヤマトの世界で地球人類をできるだけ生き残らせたい   作:アッポラピッタポン

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新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

遅くなってしまい申し訳ありません。


ガトランティス戦役⑥

突如として現れた純白の戦艦イージス級一番艦イージスはアポカリプス級の飛行甲板を破壊して、地球艦隊の、ガミラス臣民の盾の前面に舞い降りた。

艦長は叫ぶ、「ガミラス臣民の盾を守れ!破られたなら地球は危機に瀕するぞ!絶対に守り抜け!」

 

その声に呼応する様に、イージス級から数十の重力子スプレッドが放たれる。

放たれた重力子スプレッドはイーターⅡの前に展開され、イーターⅡを粉々に砕いた。

 

しかし、ずっとガミラス臣民の盾を守り抜くことは不可能であり、土星沖を突破されるのは時間の問題だった。

 

それを確認した艦長は銀河艦長 藤堂早紀に通信を行う。

「こちらが時間を稼ぐ!貴艦隊は先に火星戦線へ行き、第4陣と合流を!」

「貴艦は新兵が殆どだったはずだが?それに我が艦はG計画の要だ、これ以上は戦線にいられない」

「まだG計画が発動される程深刻な状況では無いはずだが?艦隊もまだいる、

兎に角一度撤退せよ!質問にはそちらで答えよう!」

「・・・了解した、貴艦の幸運を祈る」

 

銀河を始めとする地球、ガミラス艦隊はイージス級にガミラス臣民の盾を渡し、ワープ準備を始める中、イージスは艦隊を襲う攻撃を全て防いでいた。

 

重力子スプレッドや防壁弾、ARGOシステムによってカラクルム級の残骸を盾として使用するなどカラクルム級数万隻やイーターⅡの攻撃から艦隊のワープまでの時間を稼ぎ切った。

たった一艦で成し遂げられたものとしては異質ですらあった。

 

 

しかし、その代償として、装甲がズタボロになり、ガミラス臣民の盾が破損、白色彗星がワープを開始してしまう、これ以上の足止めは不可能であることを悟った艦長は火星に白色彗星ワープを打電し、自艦を地球で緊急修理するために白色彗星に続いてワープした。

 

 

 

 

 

ーーー同時刻、会議室ーーー

イージス級がワープしたのを確認した後、会議室は安堵に包まれていた。

「危なかったな、イージス級がいくら堅いからといって肝が冷えたな」

「まさか艦長が自ら戦場に行くとはな、今まで輸送作戦も嫌がってたのに」

「あいつも一応ガミラス戦役前からいる歴戦だしな、教え子も多いから不安できたんだろ」

「立派になったなぁ・・」

「なんで親目線かはともかくとして、立派になったよなぁ」

 

艦長の成長を温かい目で見守っていた。

 

 

 

 

その頃、火星戦線では・・・

 

 

  

 

「第4陣到着!我が艦隊と合流します!」

「中破、大破判定の艦は火星のドッグで応急修理を!」

「艦載機の換装完了!」

「戦闘衛星、問題なく稼働」

「空間機動甲冑、最終チェック開始!」

「ブラックアンドロメダは両舷にドレッドノート級を接舷せよ!」

イージス級が稼いだ時間によって地球艦隊はガトランティスを迎撃する用意を整えていた。

 

殆どの艦艇が火星宙域に集結しているなか、艦隊旗艦アンドロメダでは、他艦隊の艦長を交えた会議が行われていた。

 

「幾重にも重なる波動砲の束をを無効化するバリアか・・・」

「銀河のCRSで増幅すればなんとかなるか?」

「しかし、破壊できなかった場合は艦隊は・・・」

「かといってこのままというわけにも・・」

 

先の波動砲一斉射が完全に無効化されたことで、艦隊には動揺が広がっていたが、山南は真田技術部長より、山南艦隊の約3倍の火力が有れば彗星のバリアを打ち破ることができるだろうと説明を受けていた。

 

「何にせよ、艦隊戦に勝てなければ波動砲を発射することすら出来ない、今はそちらに集中しよう。」

 

こうして、会議は幕を閉じ、ガトランティスの艦隊戦力の殲滅を目的とした火星沖海戦が幕を上げることになる。

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 空母艦隊

様々な艦から航空機が展開されていく、離艦した航空機は先に待機していた、磯風改型駆逐艦や、両舷に無人型ドレッドノートが接舷されたブラックアンドロメダと船員全員が強化宇宙服を着たアマテラス、アマツマラの姿があった。

 

アマテラスの艦橋でアマテラスの艦長は艦隊に通達する。

「この突撃部隊の役割は、敵彗星内に存在するであろう重力源の破壊、又敵艦隊の殲滅を兼ねている、正面は山南艦隊が受け持ってくれる、存分に暴れてこい!」

 

その言葉と同時に波動エンジンが始動し、突撃部隊は彗星内へと突撃していった。

 

 

 

 

 

 

白色彗星の天守閣上空に展開される、多数のカラクルム級は陣形を組み始めていた。

 

艦隊の旗艦になったカラクルム級の艦橋の中では多数の無人艦を制御するなどで騒がしくなっていた。

 

「敵艦隊の数は先の艦隊の数倍・・・いったいたかが数年でどうやって・・?」

先ほどの山南艦隊に煮湯を飲まされたバルゼーは地球艦隊の出所を思案していたのだが、艦長からの報告で我に帰る。

「バルゼー司令、艦隊の陣形が間も無く組み終わります」

「あ、あぁわかった、今度こそ・・・」

決意を固めるバルぜーだったが

「敵艦隊の一部がこちらに急接近しています!」

「なんだと!数は!?」

「500隻以上です、速度からして駆逐艦かと、間も無くモニターに映ります」

レーダー士からの報告を受けモニターを注視するバルゼー

「モニター、でます!なっ!?」

モニターに映っていたのは、旗艦クラスの群れが両舷に戦艦クラスを接舷し突撃してくる映像が流れていた。

「そんな、バカな・・戦艦をブースターにするだと!?くッ!我が艦隊はどうなっている!?」

「8割以上の艦艇は揃っています、後続も到着しています」

「よかろう、ならば全艦を持って迎撃せよ!大帝のおられる玉座を死守せよ!」

 

 

こうして、彗星突入作戦が幕を開けた。

その頃、火星沖では・・・

 

 

 

 

 

 

 




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