宇宙戦艦ヤマトの世界で地球人類をできるだけ生き残らせたい 作:アッポラピッタポン
アマテラス率いる突撃部隊が白色彗星内に突入した頃
火星沖では艦隊戦が展開されようとしといた。
既に敵艦隊の姿は捉えていたが、先の土星沖海戦と違っていたのは、ククルカン級やラスコー級、メダルーサ級、ゴーランド級が参加しており、対して地球艦隊は一部パトロール艦隊を除く、全ての艦隊とガミラス艦隊が参加していた。
両艦隊から艦載機が発艦し、宙域でぶつかり合う。
デスバテーターがブラックバードを撃ち落とし。
ブラックバードがデスバテーターを爆散させる。
艦載機同士のドッグファイトが続く中、艦隊戦も幕を開ける。
「ゴーランド級よりミサイル!数2300以上!」
「叩き落とせ!!」
ゴーランド級による、ミサイル一斉射はネメシス級が奮闘するも、数発撃ち漏らし着弾、まともに受けたドレッドノート級は真っ二つに折れて爆沈、付近の艦も波動防壁が減少してしまう。
「メダルーサ級より熱源反応!」
「回避しろー!」
又、メダルーサ級の火焔直撃砲によって、ほとんどの艦隊はガミラス臣民の盾が防ぎきったが、一部の艦は貫かれ、融解し、デブリと化す。
だが、地球艦隊もやられてばかりではなかった。
「撃って撃って撃ちまくれ!」
「了解!」
「魚雷!一番二番撃てぇ!」
頭のおかしい連射速度を誇る、収縮圧縮型衝撃砲の全艦同時射撃、更には護衛艦はミサイル・魚雷を発射し続けた。
中でも、猛威を振るったのは意外にもネメシス級だった。
カラクルム級の装甲は抜けないものの、それ以外の艦艇に対しては対空用として開発された、圧倒的な連射力は、ククルカン級やラスコー級の接近を許さなかった。
更にそこにドレッドノート級の拡散波動砲が追い討ちをかける。
「エネルギー充填、120%」
「周囲の無人艦と連動開始」
「波動砲、発射ァー!」
艦長の叫び声と同時に青白い光がガトランティス前衛艦隊を壊滅に追いやった。
地球艦隊の総攻撃を受け、ガトランティス艦隊は前衛艦隊は壊滅、カラクルム級、メダルーサ級も多数の被害が出ていた。
その艦隊戦の最中にも艦載機は飛び回っており、ブラックバード隊の文字どうり体を張ったエスコートにより、コスモタイガーⅡ雷撃型が敵空母艦隊に突撃、多大な犠牲を払いながらもナスカ級を撃沈、又は甲板を使い物にならなくしており、ひとまずはガトランティス艦隊を食い止め、クルー達の間でも安堵の空気感が流れる中、突如、アマテラスから入電が入る。
「こちら山南、どうし『作戦は失敗だ!更に白色彗星内部より高エネルギー反応!目標は恐らく、そちらの艦隊だ!急いで散開してくれ』なっ!?」
アマテラス艦長の報告とほぼ同時にレーダー士が叫ぶ。
「彗星内部より高エネルギー反応!こちらに向かってきます!」
ことの発端は地球艦隊が反撃を開始した頃だった。
彗星に侵入した突入部隊は敵艦隊と接触、アマテラス、アマツマラを先頭に突破を試みていた。
ここで話は変わるが、アンドロメダタイプの失敗艦とも言われたアマテラスタイプだが、たった一つだけ、他の追随を許さない特技があった、それは・・
「側面は任せた!代わりに前面はアマテラスとアマツマラに任せてもらおう!」
『了解!側面は任せてください!』
「全艦突撃ィィ!」
エンジンを噴かし敵艦隊に突撃するアマテラス、アマツマラ
2艦を止めるために立ち塞がるガトランティス艦隊だが・・・
「各主砲、打ち方はじめェ!」
圧倒的な前方に対する火力投射能力がガトランティス艦隊を襲う。
側面、及び後方には火力はほとんど出ないが、前方に対してだけは主砲9基が
計27門が猛威を振るう、毎秒27発のエネルギー弾はアマテラスの前に展開する
敵艦隊を次々に砕いて行った。
それを恐れて、側面から回り込み、攻撃を仕掛けるも、後続の駆逐艦がそれを許さない、魚雷、ミサイル、対空砲、で敵艦隊を攻撃する。
しかし、戦力の差は大きく、後方からの追撃でまた一隻、一隻と撃沈されていき、突撃部隊の損害が2割を超えた頃、アマテラス艦橋でレーダー士が何かを見つける。
「レーダーに感あり!恐らく彗星中心部かと!」
「ようやく、着いたのか・・・大きすぎるな・・っ!損害報告!」
彗星中心部のある種の幻想的な雰囲気に飲まれそうになる艦長だったが、気持ちを切り変え、損害報告を聞く。
「はっ!駆逐艦は小破、中破281隻、撃沈126隻、ブラックアンドロメダは攻撃のほとんどが両舷のドレッドノートに当たっており、小破136隻、中破34隻
、撃沈23隻であります!」
「駆逐艦の損害が甚大だな、本艦の損害は?」
「これでも一応アンドロメダ型なので、波動防壁の消耗のみです」
「・・そうか、早く重力源を破壊しなければな・・・重力源へ急ぐぞ!」
「了解!応急修理急げ!」
地球お得意の艦外修理によって、小破、中破の艦はなんとかなったもののの大破した艦の一部は放棄せざるを得なかった。
それでも、持ち直し、重力源へと向かう突撃部隊、そこにあったのは・・
「・・巨大な・・砲身か?」
「巨大というレベルではないですね・・・これは・・」
そこには、戦艦数百隻をすっぽりと覆いような巨大な砲身がついていた。
あまりの大きさに艦隊が呆然とする中、アマテラスの艦長は砲身に何かがくっついているのを発見した。
「あれは・・・?レーダー士!砲身周りを拡大してくれ!」
「は、はい!わかりました」
少しずつ砲身周りに近づくモニター
着いていた物が見えた途端、艦橋には混乱が広がる
「これは!電撃ビット!?」
「間違いありません!カラクルム級の物と同じ物です!」
「この口径の砲の威力を増幅だと!?冗談じゃない!撃たれてみろ地球丸ごと消し飛ぶぞ!」
「艦長、意見具申!重力源だけではなく、この砲も破壊しましょう!あまりにも危険です!」
「・・・わかった、だが先に重力源、この砲身はその後だ」
一度、砲を無視して、重力源を破壊しようと重力源に向かう突撃部隊
この時無視した砲が地球艦隊を窮地に追い込むとは知らずに
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