宇宙戦艦ヤマトの世界で地球人類をできるだけ生き残らせたい   作:アッポラピッタポン

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少し長くしてみました


冥王星沖海戦

「全艦回避運動!」

ガミラス艦から放たれた、陽電子ビームは次々と地球艦を貫いていく

「ユウギリ撃沈!」

「クラマ戦列を離れる!」

 

「ーー長官!」

"キリシマ"艦長の山南修は沖田に指示を求めるが

沖田は

「・・・まだだ、この距離では敵に届かん」と言った。

今の地球艦隊に出来ることはガミラス艦隊を睨むことだけだった。

そして、多数を撃沈されながら地球艦隊はガミラス艦隊に近づいていった。

「敵艦、射程に入った」

 

「照準良し!」

砲口内が赤く光り

「全砲門開け、撃て!」

赤色の光線が放たれた。

 

金剛型より放たれた光線はガミラス艦へと突き進んみガミラス艦に直撃する、が

「敵艦損傷無し、砲撃来ます!」

敵の装甲に弾かれ、お返しと言わんばかりに陽電子ビームが飛んでくる。

 

「"アブクマ"シマカゼ"轟沈!」

「"モスクワ"大破・・いえ爆沈!」

「"シャントン"航行不能!」

 

「"アマテラス"からの入電はまだか」

「確認出来ず!」

「・・・本当に来るのでしょうか」

山南は思わず呟く

「ーーー信じるんだ」

沖田の目は真っ直ぐ前を見ていた。

 

その頃

村雨型宇宙巡洋艦"ナチ"の艦長は震える手を抑え呼吸を整えていた、戦闘が怖いのではない、もう既に何度も経験している。

『大丈夫、大丈夫だ、歴史の修正力を信じよう、大丈夫 大丈夫・・・』彼は転生者だった、自分の攻撃で歴史、いや原作が変わってしまうことを恐れたのだ。

しかし、自分の前の艦が爆発した、金剛型が身を挺してこちらを守っていた。

震えは消えていた。

 

「ミサイル1斉射!絶対に外すなよ!」

"砲塔を取り外されミサイルランチャーに換装された"ナチから

凄まじい量のミサイルが発射された。

それらは、ガミラス艦隊に向かって行き・・・

「戦艦1巡洋艦2駆逐艦4撃沈!」

地球艦隊で歓声が上がった。

 

ここで何故、村雨型が砲塔を取り外されているのか、その理由は

冥王星沖海戦より2ヶ月前に遡る。

 

ガミラスに対する会議の際に転生者達によって実弾を用いた兵装の有効性を唱えられ、急遽2隻"ナチ""タツタ"が改装を受けたのだった。

 

そしてその後、地球艦隊は撃ち減らされながらも粘り続け遂に、

「海王星軌道を通過する飛行物体を検知!」

「通信波を照合、識別ーーーアマテラスからです!」

「司令部に暗号打電ーーーアマノイワト ヒラクーーー」

 

ーー司令部ーー

 

「"キリシマ"の沖田司令より暗号入電!ーーーアマノイワト ヒラクーーー

です!」

 

その言葉に司令部は安堵に包まれた

「ここまでは予定通りだな」と藤堂行政長官が呟くと

隣にいた土方空間防衛総隊司令長官は「ですが長官、作戦はまだ終わっていない。」と言い、気を引き締める。

ちなみに転生者は心の中でガッツポーズをしてたりする。

一回土方さんに絞られた方がいいと思う。

「・・・ここからが正念場です」

 

ーーーーーー

 

「"ツルギ"撃沈!」

「艦隊損耗率、80%!」

地球艦隊は猛攻を受けていたが時間を稼ぐという目的は達成していた。

「地球司令部より入電!」

「ウズメがアマテラスと接触目標物を回収したとのことです!」

「そうか・・・全艦に撤退命令!」

「残存艦艇は」

「本艦の他、"ナチ""タツタ""ユキカゼ"のみです・・・」

 

ーーーユキカゼーーー

「"キリシマ"より撤退信号」

「撤退!?」

「ーーーコレヨリ撤退スル 我ニ続ケーーー」

 

ーーーー

 

 

「戦線に離脱する、面舵いっぱい!」

山南艦長が叫ぶ艦は反転しユキカゼもそれに続くと思われた。

しかし

「"ユキカゼ"反転せず!」

「何!?」

沖田はすぐにユキカゼに通信をつなぐ

「古代、儂に続け!」

『沖田さん、僕は逃げません』

「古代・・・!」

『ユキカゼは戦線に留まり"キリシマ"撤退を援護します』

「多くの犠牲を払ったが作戦は成功した、ここは退くんだ!」

『・・・それがどのような作戦か・・・問いはしません』

『ですか沖田さん、どうか見逃してください、僕は断固として戦います』

『そのために自分は・・・皆はここにいるんです。』

「・・・古代」

「戦場に巣食う死に魅入られるな」

「明日のために今日の屈辱に耐えるんだ、それが男だ!」

「生きていればこそ、まだ明日に希望は・・・!」

『だからこそ!本艦は戦線に留まり、"キリシマ、ナチ、タツタ撤退を援護します』

『沖田さん、貴方はこんな所で死んじゃいけない人だ』

『地球は・・・貴方を必要としているんです!』

「古代、それはお前も同じだ」

「同じなのだぞ、古代!」

『・・・ありがとうございます』

『散っていった戦友達への手向けとして・・・』

『その言葉は自分が預かって参ります』

「古代、頼む・・・わかってくれ!」

『お元気で・・・地球のことを頼みます!』

そして通信は切れる。

「古代・・・!」

ユキカゼは魚雷やビームを放ちながら敵艦隊に突撃した。

「"ユキカゼ"敵艦隊に突入!」

「沖田さん!」

「山南君、進路そのままだ」

「・・・進路そのまま!」

『死ぬなよ、古代!』

 

その後キリシマ、ナチ、タツタは離脱したが、ユキカゼは離脱してこなかった、こうして

冥王星沖海戦は幕を閉じた・・・

 

その後、冥王星沖海戦から3週間後にウズメを回収し、地球への帰途についた。

地球の希望となる波動コアを乗せて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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