宇宙戦艦ヤマトの世界で地球人類をできるだけ生き残らせたい   作:アッポラピッタポン

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地球防衛兵器開発計画

いつも使われている会議室で転生者達は集まっていた。

リーダーの男が口を開く。

 

「今日の議題はヤマト帰還後に艦隊以外でどのように地球を守るか、又その兵器開発についてだ、ここで出た案は必ず承認されるとは限らないが、意見は多い方がいい、思いついたら言ってくれ、その計画に現実性があるなら採用しよう。」

 

転生者達から次々と意見が出てくる。

 

「地上に反射衛星砲を設置する、威力はお墨付きだしな」

「いや、ガミラスからの技術提供があるかわからないし、不確定要素がある以上厳しいだろうな。」

 

「似たような意見になるが地上に拡散波動砲を・・・」

「だめだ、いくら拡散すると言っても範囲が狭すぎるし、万が一にでも充填中に襲撃されてみろ、周りの戦力が消し飛ぶぞ!

・・・後、ヤマトクルーにぶん殴られそう」

 

「航空基地を建てるのはどうだろう、新型航空機の開発も順調だ」

「流石に今の航空機じゃ2202のような、カラクルム級やアポカリプス級を

撃沈するのは難しいのでは?まぁそれ以外に対しては有効だな。

航空ショーなどでアピールも出来る。」

 

「地上に建てられないなら、2202の戦闘衛星みたいなのを、ドレッドノート級の主砲に変えたものを量産しよう、これなら遊星爆弾に対する効果もある。」

「・・・よし、取り敢えずはそれで行こう、だがそれだけではこころもとないな、他の案とかけ合わせたい所だが・・・」

 

「惑星を丸ごと覆えるシールドはどうだ?宇宙ステーションの様な物を作って艦艇を駐留、建造出来る、最悪の場合時間断層がなくても、戦力は復活できるし、時間断層からきた艦艇の建造場所を偽装できる。」

「確かに、役にも立つし、時間断層の偽装も魅力的ではあるが、青い地球を望んだ沖田艦長率いるヤマトクルーが、納得するだろうか? 絶対に心の中で反発するし、政治家からも叩かれそうだが、まぁそれを市民がどう思うかだろうがな、軍拡の象徴か、人類を守る平和の象徴か・・・」

 

ーーー数時間後ーーー

 

「・・・案が、出ないな」

「大規模な破壊兵器、市民に恐怖を与える物も除くとなるとな、最悪の場合、スターシャに怒られるとまずいな、市民から猛反発をくらって軍拡できん」

「基地内の見学などで恐怖はある程度緩和されるとは思うが、地球で今ある中で波動砲の次に強力な兵器は?」

「ショックカノンだな、ヤマトも惑星間弾道弾を落としている、2202ではカラクルム級も一撃だしな」

「つまり、ショックカノンを地上に設置するということか?」

「仰角の角度に問題があるのでは?」

「いや、最初から上向きに作る、敵が来るのは上からだからな」

「なるほどな、新規設計か、金がかかりすぎる気もするが・・・」

「確かに金はかかるが、これならヤマトクルーに反対されない表向きの平和の象徴が出来るな。」

「あの・・・」

「ん?なんだ、案があるのか?」

「これエース○ンバットのストーンヘンジじゃ・・」

「・・・確かにな、というかそれをモデルにするか、8基で一つの基地を作るとして・・・」

こうして、宇宙戦艦ヤマト史上最大のショックカノンが計画されていた・・・

 

ーーー会議終了間際ーーー

 

「というわけで、今のところ採用に至っている案は」

ーーー戦闘衛星の重武装型の量産ーーー

 

ーーー大型ショックカノン 仮称「ストーンヘンジ」の建造ーーー

 

ーーー宇宙機雷の開発及び、搭載艦艇の開発ーーー

 

ーーー装着型パワードスーツ 仮称「機動甲冑」の開発ーーー

 

ーーー大気圏内戦闘機の研究ーーー

 

「これら5つと、まだ不確定な案として」

 

ーーー惑星シールド及び、宇宙ステーションの建造ーーー

 

「が、挙げられる、宇宙ステーションは難しいな、反発されるのが目に見えている、それに上層部は恐らく波動砲艦隊に興味を抱くだろう」

「波動砲艦隊の整備地として意見するのはどうだ?」

「いや、ガトランティスの戦力を見たら、考えてくれるかも知れないがそこから建造するのは遅すぎるな」

「つまり、建造できるとしても、ガトランティス戦役後か、復興リソースに使われてペーパープランで終わりそうだが」

「まぁ取り敢えず、5つも案が出たなら充分だろう、時間断層を確認しだい、案を提出しよう、今日の会議はこれで終わりだ、みんなご苦労だった」

こうして、転生者達の会議は終わった、が、しかしこの時別の場所でとある会議が開かれていた。

 

 

 

 

 

 

ーーーとある会議室ーーー

 

「さて、この会議の目的はドレッドノート級を補佐する役割の艦についてだ」

「まぁこの話は元々我々の発案ではないが・・・」

「これも彼らのおかげだな」

後1年で人類は絶滅するかもしれないのに、当たり前かのように地球復興後の計画を立てている彼らに上層部も勇気づけられていた。

 

「まさか、彼らの開発している無人機のおかげで計画中の艦隊の対空の低さが露呈するとはな・・・」

 

彼は自嘲気味に呟いた。

きっかけは簡単な事だった、データ内の試験に置いて、ドレッドノート級が数十機の無人機にあっけなく撃沈されてしまったのだ。

無人機の性能を見て転生者達は湧きあがったが、逆に波動砲艦隊構想を盲信している上層部の一部は波動砲艦隊は無敵ではないと知り、空母、又は対空性能の高い巡洋艦の開発計画が進められていた。

 

「航空機に奇襲されては波動砲を撃つこともできないということだ」

「だから、護衛艦の設計の見直しと共に新型の巡洋艦を計画していれのではありませんか?」

 

護衛艦は対空火器が増強され、原作のように主砲で撃ち落とそうとはしないはずだ

「そのかわり、護衛艦に波動砲は乗せられませんな・・・」

「元々積むのは収束型だったからな、艦隊戦では不利、輸送時は過剰な武装だ、それにその分対空火器と速力が上がる、何の問題もない。」

 

「だが、空母はどうする?今までならアウトレンジ攻撃が有効だったが、今はワープがあるせいで距離を詰められやすいぞ?」

 

「問題ない、ドレッドノート級の派生として、戦闘空母の案があった、それを使う、これなら距離を詰められても戦える、その代わり搭載機数は心もとないな、いずれは戦闘空母を護衛にした純正空母の艦隊が欲しいな、まぁヤマトが帰ってこなければ全て夢の又夢だがな。」

 

こうして、転生者達の知らないところでも歴史は変わっていた・・・

 

 

 

 

 

 

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