ゴッドイーターになれなかったけど、何とか生きてます。   作:ソン

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お久しぶりでございます。現在、絶賛スランプ中の作者です。言い訳は後書きに記載します。


今回の話は本編と一切関係がありません。ただ私が「ゴッドイーター」と言う作品の中で感じた解釈を話にしています。


番外:蜻蛉の夢

 

 

 

 夢を見てた。きっと長い夢を。

 だから、夢はここで終わりなんだ。

 ただ何となくそう思った。そして――もう少しだけその夢を見ていたい。

 

 

 

 人類とアラガミの生存競争。今の世界は言うなればそれだ。神の名前を与えられた化け物、神を喰らう者、そしてどちらでもない者。生命と言うのは、最早その三つに区分されている。

 だけど俺には知った事では無い。貧困に喘ぎ、明日どころか今を生きる事すらも危うい者がいれば、悠々と嗜好品を嗜んでまた来る明日を疑いもしない者もいる。強いて言うならば俺は前者ではあるが、喘いではいない。

 

「……」

「先輩ー、お疲れ様ッス」

「おう、新米。ところで煙草持ってねぇか?」

「ガムなら」

「……やっぱいい」

 

 口の中が寂しいが、まぁそれも時期に慣れるだろう。

 俺の右手に握られている相棒にとって、今回の獲物は中々に上等だったようだ。体の底に疼く高揚感は未だに鳴りやまない。

 新型神機――開発されたばかりの神機の適合が認められ、俺は旧型から新型へと神機を移行した数少ないケースである。と言うよりも支部の研究者が言うには史上初らしい。まだ検証が出揃っていないため、俺の出撃記録や戦闘データからさらに論証を重ねるようが、そんな難しい話は他人に任せる事にする。要するにデータが揃って発表できるようになるまで内緒にしようという事だ。

 

「で、新型ってどんな感じなんすか?」

「あー、正直まだ戦い難い。どうにも旧型の癖が浸み込んでやがる」

「先輩、凄かったですもんねー。猛進するアラガミを真正面から斬り捨てるとか半端じゃないです」

「阿保。迫ってくる奴には近接がいいんだよ。猛スピードのヤツに銃撃とか当たらねぇさ」

「俺も追いつけますかねー。まだ神機握ってから二週間くらいですけど」

 

 神機を弄ぼうとして地面に落とす新米の姿に笑ってやった。

 命がけの仕事なのだ。なら格好つけるくらいは許されるだろう。

 

「やれるさ。その時まで生き残ってりゃ見届けてやるよ」

 

 ただいまと言って帰れる我が家がある。それが幸福だと気づいたのは、婚約してからだろう。

 帰れば俺にとってはこの世の何より上手い食事と、この世の誰よりも美人な妻が待っている。

 ゴッドイーターなんて言う労働環境最悪の職業なんぞをやっていけるのは、妻がいる影響だろう。彼女がいるからこそ、俺は帰るために戦える。

 彼女と会うために俺は戦う。

 空を見た。左手の薬指に嵌めている指輪も一緒に掲げる。今日も待ってくれている。だからそこに帰る。

 いつもと変わらない空。変わらない日常。俺にとっては至上の日々だ。

 この日々が続いてくれると言うのなら、もう何も望まない。

 

 

 

 

「……で、結局レポートはまとめたのか」

「いや、無理っすよー。先輩の戦い、早すぎますって。先輩だけ、早送りみたいな動きじゃないですか」

 

 新米――配属された成り立てのゴッドイーターだが、将来性はある。少なくとも俺はそう思っている。

 俺が教導になったのもその理由だ。俺の後に続く者を、守り続ける力を持てる者を。

 コイツはまだ、自分を卑下しているが少なくとも俺は高く買っている。まず初見で俺の動きを理解出来た事。そしてその流れを目で追えたこと。それを出来るのなら、将来など最早約束されているような物だ。

 後は実力を付けてやればいい。俺を超える実力を。

 

「そういえば、先輩の嫁さんってどんな人なんですか」

「……あー」

 

 ポリポリと頬を掻く。とはいっても気恥ずかしさなど無い。ただの思考だ。

 

「一言で言うなら……天下人だな」

「へー、先輩すら頭が上がらないんすか」

「あぁ、惚れた弱みってヤツだ」

「いつか、俺にも分かる時が来ますかね」

「悪いがそれは知らん」

「えー」

 

 不満げに顔を顰める後輩に写真を見せてやる。

 俺と妻の二人が映った写真。コイツを取ったのは一ヵ月前か。

 傍から見れば俺達はまだ新婚なのだろう。

 

「めっちゃ美人ですね!」

「見かけはな。中身はシユウですら逃げ出す程のキレ者だ」

「いいじゃないっすかー。そんぐらい頼りがいがある方が」

「……ま、それもそうだな」

 

 写真を懐へしまう。

 この写真は俺の宝物だ。俺が自身を思い出すための大切な証。

 おいそれとどうでもいい他人に見せる物じゃない。

 

「先に上がるぞ、じゃあな。レポート明日までに書いとけ」

「えっ! ちょっ、先輩だけズルいっすよ!」

「なぁに、ちゃんと書き直しも用意してやるから好きに書け」

 

 そう言って、俺は騒ぐ新米を傍目に帰路へと向かう。

 いつも通りの日常だ。妻と共に食事を取って、任務に向かって、新米の教導をして、家に帰り妻に会い、妻と共に食事を取って眠る。

 こんな日々がいつでも続かせる。俺にはその力がある。だから戦う。それだけが、俺の魂の行く先。

 

 

 

 

 なら何故気づかなかったのだろうか。

 明けない闇が無いのなら、沈まない光も無いのだ。

 強いと言う力だけじゃ何も救えない。俺がそういう現実を突きつけられるのは、そう遠くなかった。

 

 

 

 

 ただ走っていた。

 無我夢中で、息は途切れる癖に汗だけは際限無しに這い出て来る。整備と警備を脅迫して、整備途中にも関わらず無理やり手にした神機は、俺の荒使いなど百も承知のようで、十分な手応えを返してくれている。

 生活居住区がアラガミの襲撃に合った。そこまではいつも通りだ。防衛班が出撃し、侵入したアラガミを全て駆逐する。それが手順通りの筈だった。

 俺の妻が住んでいる区域へのアラガミ襲撃。だが、規模が違った。何種の大型による強襲だった。最早防衛班だけで手におえる戦況では無かった。初動を見誤ったのだ。俺は別の遠征任務に就いていたが、すぐに中止させて支部へと帰投した。

 次々と告げられる戦況。死に行くゴッドイーターと虐殺される無辜の人々。灼熱の渦中で灰燼に消えていく日常の欠片。被害はさらに拡大。

 支部が下した命令は隔離。強襲された地区は放棄し、新たな防壁を設立する。

 その言葉を聞いた瞬間、俺は無心で神機保管庫へ向かっていた。これから整備が行われようとする神機を無理やり手にした。止めようとする者全てを薙いで、何もかもを引きちぎった。

 

「……っ!」

 

 そこは地獄としか言いようがない。アラガミがあちこちを彷徨っている。その何もかもが返り血を浴びている。

 周囲には、血しか残っていない。肉片などどこにもなかった。文字通り奴らに喰われたのだ。

 燃える音がする。肉の焼ける香りが鼻を突く。

 どこかで何かが崩れる音がした。さらに悲鳴が聞こえた。

 その時、俺はようやく現実を認識した。心に湧き上がったのは、澄み切った殺意だけだった。

 

「う……お」

 

 アラガミの視線が俺に集中する。

 コイツらが、コイツらが――。

 オウガテイルを斬り捨て、シユウの頭部を無理やり地面へと縫い付けて斬り払った。迫るヴァジュラの顔面に張り付いて、何度も剣を突き立てた。空を飛ぶサリエルを剣で叩き落して、頭部に弾丸を集中的に撃ち込んだ。

 

「おおおおおおっ!」

 

 

 

 

 

 アラガミを殲滅するのに時間はかからなかった。いつも通り手馴れた事だ。

 負傷したのは体だけ。おかげで軽くなった。彼女を、彼女を探すのに役に立つはず。切れる息を無理やり急かして、倒れ込んでいた体を起こす。

 気が付けば、写真が破けてしまって俺しか映っていない。違う、違う。俺が求めているのはそれじゃない。

 人が住んでいた残骸すら見えない荒野。動け、動けと足に命令する。最初はぎこちなかったが、徐々に感覚を取り戻してきたのか、ようやく元通りに動くようになった。

 

“頼む。頼む” 

 

 記憶と感覚だけを信じて走る。動く都度に腹から下がぬるりとした物が流れる。どうでもいい。それよりも大事な事がある。命よりも守りたいモノがある。腕輪を破壊された左腕が痛む。そんな事知るか。目を向ければ指輪がある。もう一つの持ち主を呼んでいる。

 見慣れた角がふと視える。あそこを曲がれば、曲がればそこに。

 

「――あ」

 

 

 

 何も無い。

 あるのは、ただそこに誰かが暮らしていた家屋があったのだろうと言う事ぐらいだった。

 

 

 

「――」

 

 気が付けばどこかへ走り出していた。行く先も、その理由も何一つ分からず、俺はただ走り出した。

 止められない。この衝動を、抑えきれない。何もないから、何も出来ない。

 守れなかった――俺の心に生まれたのは虚無だ。何もかもが崩れ去った。だから、何もなかった。

 

「ああぁぁぁぁっ!」

 

 答えに辿り着くには、酷く長い時が掛かった。守れないのなら守り切ればいい。力が必要ならもっと力を求めればいい。本能が求めるがままに振舞えばいい。

 そうして、気が付けば俺は俺じゃなくなっていた。

 

 

 

 

「……っと、これで一通り終わりー。ほら、帰投準備に入れ」

「えー」

 

 旧型の剣型神機を持ったゴッドイーターは、新しくゴッドイーターとなったばかりの者達の教導についていた。

 その手に握られた煙草と、口唇から押し出される紫煙が空へと上っていく。

 

「そういえば先輩」

「どうした?」

「あの日から丁度、三年ですよ」

「……覚えてる。忘れる訳ないだろ」

 

 そうだ、三年前に居住区が襲撃された事件。そこで、彼らの所属する支部は究極に最も近いゴッドイーターと秘匿され続けて来た新型神機を失った。

 あの時は、そのゴッドイーターから指導を受けていた。あれから時を経て、今や支部を象徴する戦士の一人となっていた。三年の月日があれば世界など容易く変わるようで、最早新型神機の存在は世界中に散在していた。

 

「……あれから、か」

 

 アラガミ掃討に参加したのはたった一人のゴッドイーターだけで、残されたゴッドイーターは皆、アラガミ装甲壁の準備に手間取っていた。彼が神機を強奪した事で、神機保管庫のロックが作動し、ゴッドイーターの出撃ですら厳戒態勢となった。

 結局、アラガミは粗方討伐されていて、残党処理と穴の補強が対抗策として実施。当時の支部局長は責任を取って辞任させられた。

 

「あの事は当時のヤツだけが背負う者だ。入ったばかりの新米は気にしなくていいんだよ」

『あ、アラガミ反応検知! 大型種です!』

「っと、帰投はお預けだわ。家に帰るまでがミッションだぞ」

「はい!」

 

 瞬間、目に飛び込んできたのは白銀だった。

 何かを守ろうとする金色の篭手に包まれた左手。そしてただ殺す事だけを覚えさせたような右手。

 憤怒の仮面を張り付けた顔と、一切合財を近づけさせまいとしなる白銀の尾。

 

「何だ、アイツ……!」

「ハンニバル!?」

 

 近年確認されたばかりの新種のアラガミ。火の玉を吐き、炎の剣で敵を蹴散らす攻守優れた者。その討伐には歴戦のゴッドイーターが複数で挑んでも手を焼く程。偵察班や討伐隊の全滅した事例も報告されている。未だに討伐例は報告されていないが、そのトリックは不明だ。

 

「聞け。アイツは俺が何とかする。お前らは応援を要請してからすぐに離脱、支部で待機しろ」

「で、でも先輩!」

「なぁに、上手くやるに決まってんだろ。ほら、行け」

 

 歯ぎしりをしながら撤退する後輩を後ろ目で見送りながら、彼は神機を構える。

 新種のアラガミに対して旧型神機で挑む、というのもこれまた滑稽な話だ。

 猛進するハンニバルに対して、すれ違うように突進し、その巨体を避ける。

 

“確か、逆鱗は壊すなだったか……!?”

 

 通信ログや生存者の話から、情報をくみ上げる。だが思考ばかりに時間を割いてもいられない。

 ハンニバルの脅威は攻守優れるだけでは無い。巨体に似合わぬ俊敏さなのだ。

 見れば、既に次のアクションに移っていた。

 

「ちぃっ!」

 

 くるまった巨体が地面を蹴り上げ、一気に跳躍。まるで砲弾だ。

 敵が宙にいる。そして間違いなくこちらに狙いを定めて来る。つまり――視線は完全に固定されている。

 

「!」

 

 スタングレネードを地面へ叩き付ける。迸るフラッシュとハウリング。

 彼の予想では、ハンニバルが体勢を崩し地面へと落下する。

 ――そう、思っていた。

 

「んなっ!?」

 

 ハンニバルは視界を右腕で守り、閃光から己の知覚を守っていたのだ。

 そのまま地面へと着地し、ただ彼を直視する。

 

「……人間みたいな動きしやがる」

『この地域を通る帰投部隊に応援を要請しました! まもなくランディングゾーンに接近します! 到着予測は一分です!』

「オーケー、了解」

 

 彼は細かく鼓動を繰り返す心臓を抑え付ける。

 あのアラガミ、ただ純粋に強い。小細工抜きで強い。まるで、人と戦っているかのような感覚だ。

 篭手から炎の剣が姿を現す。紫電に光る刀身、煌々と燃える業火。命を終わらす獄炎である事など、一目瞭然である。

 

「マジかよ……!」

 

 すぐに回避体勢へと移る。

 その巨体ならば、間違いなく振り下ろしで来るはず。そしてその時に死角となるのは――。

 一か八かの覚悟で、剣――すなわち右腕の真下へと飛び込んだ。

 背後で地盤が砕かれ音と焦げる臭い、そして着地の衝撃があったから偶然にも回避には成功したらしい。

 

『応援部隊到着確認。まもなく合流します!』

「狙撃頼む! 囮はこっちで引き受ける!」

 

 

 

 それからどれだけの時間が経ったのかは分からない。誰もが無我夢中で戦っていた。ただ生き残るために、今を生きるために戦っていた。

 ハンニバルが巨体を地へ着かせた瞬間、ゴッドイーター達も息を吐いて、地面へと座り込んだ。

 

 

 

 

 見えたのは、劫火で燃やされてしまい一人の男しか見えない写真だった。その半分は未だに燃えていて何も見えない。

 何か、大切な何かを忘れてしまっている。劫火の中に、何かを置き忘れてしまったのだろうか。

 そう思った瞬間、溢れて来たのは力だった。取り戻さんと足掻こうとする劫火だった。

 もうすぐ、もうすぐ何か分かる。それだけが、俺の理解できる全てだった。

 

 

 

 

「終わった、か」

『お疲れ様でした。帰投ヘリがそちらに向かうので、ランディングゾーンの指定お願いします』

「了解っと」

 

 体を持ち上げて、ヘリの要請を行おうとした時ふと悪寒がした。血の温もりが抜けて、全身を内部から突き刺したような冷たさが全身を走った。

 戦場で培われた直感が、危険の香りを察知したのだ。

 

「!」

 

 背後を振り返ると、そこにはハンニバルが立っていた。

 その巨躯は螺旋に巻き上がる紅蓮の炎を纏い、まるで翼のような紋様が浮かんでいる。

 壊された篭手と頭部の角は、そのままであり回復はしていない。

 ハンニバルが地面へと降り立つ。左手から生み出された紅蓮の剣。その身が再度弾丸となって、地面を走駆した。

 

「! 撃てっ!」

 

 次々と放たれる弾丸。それを次々と身に受けて、片角を折られ、右腕が吹き飛び、脇腹に穴が開き、膝関節を撃ち抜かれた。

 それでも、ハンニバルは止まらない。咆哮を上げながら、彼を殺さんと迫る。

 瞬間――彼の脳裏によぎったのは、あのゴッドイーターの姿。

 炎の剣が彼の体を砕かんと迫る。――だが、早いのは彼の方だった。

 ハンニバルの胸を、コアが存在する胸部を、神機が貫いていた。

 

「……」

 

 ハンニバルの動きが止まる。あれほど燃え盛っていた獄炎が今は嘘であったかのように静かだ。

 そうしてそのまま、ハンニバルはオラクル粒子の塵となって霧散した。

 

“アイツ……今、何で”

 

 ヘリを要請。そうして乗り込む。

 いつも通りの一幕。任務を終えて帰投する。ただそれだけ。

 だと言うのに、何故こんなにも心が痛むのだろうか。

 

“動きが、止まったんだ”

 

 

 

 

『もう、いいのよ』

 

 俺の視界に映ったのは、一人の女性の姿。微笑むその姿を俺は確かに知っていた、

 彼女の手が俺の左手と重なる。俺の頬にもう一つの手が触れた。

 

“――あ”

 

 

 夢を見てた。きっと長い夢を。そして俺は終わりに辿り着いた。

 だから、夢はここで幕切れなんだ。

 ただ何となくそう思った。そして――もう少しだけその夢を見ていたい。もう叶うのなら、今度こそ醒めない夢を。

 

 

『貴方は頑張って来た。誰よりも戦ってきた』

 

 

 そうか。

 

 

『だから……疲れたでしょう? 私は傍にいる』

 

 

 だから俺は――。

 

 

『お休みなさい』

 

 

 最期にそんな声が、聞こえた。

 

 

 




「アラガミ=アラガミ化したゴッドイーター説」と言う話でした。いや、これ解釈でもなんでもないですね。
「ハンニバルって不死じゃねぇの?」と疑問を持たれる方もいると思いますが、今回の設定は「一度倒した後、二度目を倒せば復活しない」「コアを二回破壊したため、倒れた」と言う解釈です。要するに残機が無くなったような感じです。後はハンニバル――まぁ、主人公にも戦う意思が無くなったと言う事も含めてます。根性論です。、ハンニバル二度倒しても復活したってゲーム中に解説無かったよなー?と疑問形を浮かべながら執筆してました。あぁ、怖い。

現在、本編の方ですが大体のプロットは決まってきているのですが、執筆時間が取れないのと言い回しが上手く進まないのが原因です。主人公が非戦闘員な分、力押しが出来ないもんですからどうしたものかなーと悩んでおります。
次の更新はいつになるか予測がつきませんが、最後までお付き合い下されば幸いです。

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